日月神事から現代の日月神事 御天画へ

出口王仁三郎さんの霊界ものがたりは
あまりにも有名です。
預言書です。
あまりに良く言い当てているので、
時期はともかくいつの時代でも
とても大切なことを言っているかに聞こえます。

大本教は戦前二度の国家の弾圧を受け
解体されました。
余りにも日本国の中枢をにぎる人々が
大本教に帰依する数が増えたためですね。

そして王仁三郎さん亡き後出現したのが
岡本天明さんによる日月神示です。
王仁三郎さんの一厘の仕組みが、
武智(たけち)時(とき)三郎(さぶろう)さん、
辻(つじ)天水(てんすい)さん、
岡本(おかもと)天明(てんめい)さん、
により進められていったようです。

主に武智さんは王仁三郎さんの指示通り
淡路の「日本とイスラエルの学び」に
注力され、義理の息子さんの白高さんに引き継がれます。
そしてイスラエル民族の墓である遺跡「四州園」の
「桃の宮」を建立しますが、昭和30年焼失します。

平成14年淡路の魚谷佳代さんがその「桃の宮」を再建。
平成19年に「シオンの山」を開きます。
そしてシオンの山の山頂に、王仁三郎さん作の
青銅の「六芒星」が置いてあります。.

その以前、
王仁三郎さんの預言により滋賀県を経て。北伊勢の
菰野に移された『大国常立大神』短冊の御神体により
岡本天明さんにより至恩郷「日の宮」が建てられます。

そして裏神業とよばれる神一厘の仕組みの解明は
ふしぎなことに三重県菰野に辻天水さんも移動され
神業を続けられるのです。
その菰野では天明さんの至恩郷「日の宮」と辻天水さんの
「錦の宮」の二つに分かれます。
しかし「日の宮」は平成10年やはり焼失します。

その後「至恩郷」は解散します。
その解散後、魚谷さんがシオンの山を開かれたのは
偶然でしょうか。

また辻天水さんの「錦の宮」は現在辻さんとは
無縁の方によりある宗教団体となっています。

とても長いお話で恐縮です。
なかなか本論に入れません。
大本教から淡路へそしてさらに三重県の
菰野に神業の拠点が分かれていきますが
ほぼすべてが焼失するという事実。
そして残る大本の本筋は淡路の「シオンの山」
のみになったということ。
もちろん京都に大本教本部はありますが。

令和4年の作年春に「シオンの山」にふとしたご縁で
行けました。
そこに王仁三郎さんの作品が・・

さて至恩郷「日の宮」が平成10年に焼失した
以前の平成5年に「天音天画」はNご夫妻の元に
お筆先として初めて降ろされます。
なんのご縁かそのころから「天音天画」に
ご縁をいただいたまま現在を迎えています。
30年目に入りました。

この「天音天画」については教祖とかを持っていません。
これに関わる普通の人々がただこの絵の意味を
語り合う素朴な会のまま継続しています。
30年前の最初の日月神示です。

EPSON MFP image

「眠れる龍に生命吹き込み神国の腹から
如意宝珠を取り出し地上に光をはべらせよ」

と明確です。
ちなみに「如意宝珠」とはすべて意の如くなる珠です。

.

勝手に現代の「日月神示」とよんでいます。
一番最新の「天音天画」です。令和5年2月6日

EPSON MFP image

真ん中の丸の、赤い丸の中(赤き心清明心)に
人が強く描かれ、日本の旗の中には
国花の菊とさくらがにぎやかです。
元は尊いとありますね。
もしかして元とは菊のシュメール?
そしてもう一つの尊い民族は「サクラ」でしょうか。
サクラって偽ってことですね、ヤラセです。

そして右側の円の中には「松竹梅」の
めでたい絵です。
王仁三郎さんの言葉
「三千世界梅で開いて松で閉じる」が
まるで聞こえて来るような。

この絵にはべつにひらがなの文字が続きます。
その最後の方だけご紹介です。

「・・・・あめのりまもりつちのりうます
ひとのなみ
もてるちからをあひあわせ
ぎりょふをいかしかたしめし 
くにうます いまがそのとき
このてんめひき」

国生みの時が今とあります。
なんでしょうか。

さて王仁三郎さんが示された
松の巻~第16帖です。

松の巻~第16帖 →超訳

火と水と組み組みて地くにができたのであるぞ、
地つちの饅まん頭じゅうの上に初めに生はえたのがマツであったぞ。
マツもとのキだぞ、
松植えよ、松供そなえよ、松ひもろぎ(*)とせよ、
松玉串たまぐしとせよ、松食おせよ、
いつも変わらぬ松心となって下されよ。
松から色々な物生み出されたのぞ、
松の国と申してあろうが。

記:1945年7月1日

ひもろぎ=神籬、神を下ろすためのお供え。
近年の神道では松よりも榊さかきなどが好んで使われる。

王仁三郎さんは松の時代が来る松大事だぞと
おっしゃっています。
前述の「天音天画」でも三角の中に
「松」があります。三角はどんなものとも
結びつく形でどんどん広がりを持っています。
今伊路波村では「松」のブームです。(笑)

松は血をきれいにし、心臓強化し、強精の
効能を持つことを3本柱に、すべての効能を
持っている素晴らしいもの。
特に「松葉タバコ」は10秒で体内に作用し
その効果も早いものがあります。
ぜんそくにも・・・・。

脱線しました。

2000年3月18日(土)今の山善ビルの
4階でその頃開催していた現伊路波村の「慈藹塾」
が開かれました。
白山菊理姫で高名なちぎり絵神画の作者
荒川なつえ様の神画の数々を展示しながら、
ある方にお話をいただきました。
その方がまたこともあろうに菰野の辻天水さんの
「錦の宮」のトップに関係する方だったのです。
日月神示とのあまりのご縁の深さに驚きました。

その男性は高山の大きな宗教団体の中部地区の
青年部長でもありました。
そのお話の最後にこれからは「皇道経済」の
世の中になることでしょうとの王仁三郎さんの
予言通りの言葉が放たれました。

お話は最後になります。

王仁三郎さんは宇宙全体四つの大きな
原則でもって「皇道経済」の世を預言しています。

1.清潔主義 心身修祓の大道
2.進展主義 社会改善の大道
3.楽天主義 天地惟神の大道
4.統一主義 上下一致の大道

以上の四つです。
皇の道はオオミココロである皇と
オオミタカラである臣民が一体となって
おこなう経済であり、オオミココロである
皇もまた一臣民であると宣言いたします。

「皇道経済」のはじまりです。