「全的な愛を差し出さないことにより、
あなたは完全に癒されることはなくなる」
全的ですから、このことだけとか、この人にだけとかは
ないんですね。
例外なくすべての人に、またことに愛を差し出す。
だから自分の培った判断で人やことを
裁けば、すでに全的ではないですね。
そんな神様みたいなことって!と叫びたくなるでしょうけれど、
あなたは神様なんですから。
そしてそれはどんなに否定しようが変わらないですから。
一なる子があなたの真の自己。
そんなことがあるわけないと言っても
そのことは否定することができないようです。
父はあなたを創造したのですから、
父なる子であるあなたは、父と同じ創造主です。
愛の延長の創造主です。
なのに少しだけは例外をと、敵やいやだと思う人だけは
赦せないと思っても、本質は変えることはできません。
本質は不変です。
自我は変更可能ですし、無常なる世は自我が見ている世界。
「死ぬことのない世界を外側に見るとき、
あなたは永遠なるものだけを見るだろう」
あなたの本質である愛とは共有すること。
愛は愛に引き寄せられます。
でも攻撃を差し出すなら、愛は隠されたままになります。
あなたが父の一なる子であるのならば、
あなたが出会う兄弟もまた一なる子に違いないです。
そしてあなたと兄弟に分離はないことになります。
だからいかなる人にも全的な愛を差し出すことで
外側の世界は劇的な変化をするのでしょう。
やってみるしかありません。
「全的な愛を差し出さないことにより、
あなたは完全に癒されることはなくなる」