3133「神さまと繋がること」2023.7.25 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年07月13日の記事を紹介します。

「神さまと繋がること」

この夜明け前の一番暗い時、ヨハネの黙示録の中で示されている、

第7のラッパの音が鳴り響く世の中で生きていて 一番心強いことは、

やはり神様とともに生きることではないでしょうか。

神様と生きる、そうは言っても、ピンとこない方も多いかもしれません。

ですが、もともと私たちは、神さまから魂の一部を頂いて生まれてきました。

元春日大社宮司で、高名な形成外科医であった葉室頼昭さんのご著書を基にして書きたいと思います。

はじめのはじめ、至高の神の意志がありました。

神さまは自分のご意思を実行に移すために、150億年前、ビッグバンを起こし、全てが始まりました。

古事記によれば宇宙で一番はじめに現れた神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。

ですが、すぐにお隠れになりました。

その後まもなく現れたのが

・高御産巣日神(たかみむすひのかみ)

・神産巣日神(かみむすひのかみ)

やはり同じようにすぐに姿を隠してしまいました。

この3柱の神を造化三神(ぞうけさんしん)と呼びます。

むすひのかみ達は、以前記事にも書きましたが

量子力学で言われる「弱い力」、つまり、中間子、素粒子を結びつける力です。

日本の湯川博士が発見しました。

この力が存在したために、原始ができ、分子になり、物質が生まれました。

つまり、この宇宙に存在する物すべてに、原子よりももっと小さなレベルで、神々が宿っているということになります。

もちろん私たちの中にも至高の神さまがいらっしゃいます。

私たちの考えていること、過去、現在、未来、全て見渡して、私たちとともにいらしてくれます。

葉室元宮司が仰るには、神さまの意図、つまり至高の神が宇宙を創造した目的は

外側から、神さま自身の 真・善・美を見て味わい、知ること。

内側からでは、自分自身を見ること、知ること、感じることができないからです。

そのため、宇宙神から頂いた、魂、生命を使い、枝分かれした生命体たちは、様々なことを経験し、味わい、知ります。

その経験、知識を集めて、再び私たちは、宇宙神の元に戻ります。

ですから、私たちが経験すること感じること、思うこと・・

それに善悪はありません。

全てが経験として蓄積されるからです。

ですから私たちは、人の行動、言葉の一面だけを切り取り、受け取って、良い、悪い のジャッジをすることはできません。

その経験も、宇宙・創造神にとっては必要な経験だからです。

色んな宇宙、星々、そして3次元、4次元、5次元・・ いろんな次元で、宇宙神から生み出された沢山の魂たちが経験を積んでいます。

ですが、その中でも、地球と言う私たちの惑星、それも3次元の世界は、生まれ変わり、つまり魂たちが経験するために、肉体をまとい、生まれてくる場所として、 大変人気が高く、倍率が高いようです。

何故なら私たちには 肉体をまとっている間、感情を持つことができるからです。

この地球は、「宇宙一感情レベルが高い星」なのだそうです。

感情と言うのは、対象に対して抱く気持ちのこと。

喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖など。

また周りの人々の心に

・寄り添う力、

・感じ取る力

・同じ気持ちを味わう力

つまり共感力も、この感情があるからです。

人生80年、生きていると様々な出来事が起こります。(自分で生まれる前に計画してきたことです)

それらを経験するたびに、私たちの感情が大きく揺さぶられます。

私の人生、どちらかと言えば、辛いこと、悲しいこと、苦しいことが多かった。

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、その経験をしてきたうえでの今現在の私たちです。

経験値から言えば、今日の私は、過去一番最高の私です。

その経験も、生まれてこなければできませんでした。

辛く苦しみの暗闇の中で、出会った、誰かのほんの小さな優しさ、温かさ、思いやり

心に沁みませんでしたか?

苦しんだ経験があるから、同じ苦しみの中にいる人たちの心が分かるようになったのではないですか?

それって、魂にとったら、大飛躍です。

輝きがぐんと増しました。

※その経験を求めて、宇宙中から生命体が集まります。

本当の優しさは、その何倍もの苦しみや悲しみを乗り越えてきたからこそ、身に付いたものではなかったでしょうか?

それとも今の苦しい環境を、人のせいにして、そこから逃れたいがゆえに、憎み、ののしり、恨み続けるのでしょうか?

私たちの内にいらっしゃり、常に一緒に歩んでくださっている神さまが望むことは、

私たち人間たちが、いろんな経験を通じ

・素直な心で

・互いを思いやり、助けいあい、

・お互いさま、お陰さまの気持ちで仲良く笑顔で暮らしていく  

そんな身近で平凡なことではないでしょうか。

それこそが、神々が私たち人間に、一番望んでいらっしゃる心ではないかと思うのです。

だからこそ、宇宙神は、私たちの心の浄化を一番の喜びとされるのではないかと思います。

私たちの心の霧が晴れ、神々しい光が差し込んだ時、宇宙神は、小躍りして喜んでくださると思います。

自分の周りに居てくれた人たち、家族、友人、同僚、そんな人たちに感謝と、祈りにも似た気持ちで接することができれば、神々は喜び、今度はそこで、その場において私たちと、神々の 美しいエネルギー交換がなされることでしょう。

その時、私たちはきっと気付くはずです。 

・私が好きな人も

・私が嫌いな人も

・私を好きな人も

・私を嫌いな人も

みんな、みんな大切な人だったと。

かけがえのない人だったと。

溢れる感謝の気持ちと共に。

私たちは、人の 嫉妬、やっかみ、悪意には鈍感でも構いません

ですが、人の優しさ、温かさ、思いやり、愛情には敏感でありたいものです。

なぜなら、そこには 必ず神さまがいらっしゃるからです。

心の浄化が始まった時、神々の喜びとともに、大いなる幸せも続々と現れることでしょう。

何故なら、人の心の浄化こそが、神々のなさる最大の奇跡だからです。