3197「大祓祝詞の神髄」2023.9.27 自分で自分を自分するから

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 今回はいっぷくからのありがとうさんの2023年09月16日の記事を紹介します。

「大祓祝詞の神髄」

地球を作った国常立尊(くにのとこたちのみこと)あまりにも厳格な善政を敷いたため、

多くの神々から疎んじられ、大神に直訴されやむなく艮(うしとら)の方角(=東北)の地に隠遁させられました。

大神がなぜ、多くの悪神たちの願いを聞き入れたかと言えば、地球を発展させるためには

善と、そして悪も両方必要だったからです。

そして、根の国、底の国に隠棲された後、大洪水が起こったそうです。(出口王仁三郎 談)

その後に大神が地球に作ったのが、大変重要な浄化のシステムつまり「祓い」です。

これは決して悪を消滅させる・・という仕組みではなく、悪を根の国、底の国で浄化し、

その浄化されたエネルギーを再び地や天界に戻す、大循環の仕組みです。

その仕組みを教えてくれるのが、日本最古の祝詞と言われる「大祓祝詞」です。

その祝詞の中には、天照大神(あまてらすおおみかみ = アマテル 男性神)の妻である、瀬織津姫も大神の一人として登場します。

今、まさに国常立尊の復権がなされようとする時、私たち人間にとっても「祓い」は大変重要です。

では、今日は大祓祝詞のお話です。

日本神道の 最高の階位 浄階まで進まれた方ですが、春日大社の元宮司で、医学博士 葉室頼昭さん。

葉室さんが仰るには・・・日本の神道は宗教ではありません。

教祖もいませんし、経典もなく、よって何者にも「依存の心」を抱かせないからです。

今日は、葉室さんの言葉による大祓祝詞の解釈をご紹介します。

何故なら、神道(日本の縄文時代からの心)では、神々からの恩寵を得るために、神々に喜んで頂くために、祭りをしたり、神楽を舞ったりしますが、同じように 神の言葉(音魂)で書かれた大祓祝詞を奏上することも、神々に喜んで頂くための非常に有効なこととされているからです。

神道の中で、もう千年以上も受け継がれてきた祝詞があります。

それは、神々から伝えられ、大和言葉で表現された大祓祝詞です。

皆さんはこの大祓祝詞をご存知ですか?

大本は藤原氏の祖先である中臣氏のどなたかに神々から降ろされた言霊です。

この祝詞は春日大社が創建された当たり(西暦768年)に降ろされたものではないかと言われており、神さまの言葉を甘受した方が、大和言葉で受け取りました。

ずっと活字としては伝承されていませんでした。

大和言葉とは、母音をはっきりと発音する言語です。

1文字1文字に神々の息吹が込められた、私たち日本人の宝です。

中臣氏と言えば、小学生ぐらいに日本の歴史で習ったかもしれませんが、中臣鎌足、中大兄皇子(天智天皇)とともに乙巳の変から大化の改新に至る諸改革に携わった。

その後功績を称えられ、死の直前に天智天皇から藤原朝臣姓を与えられたとされる。

他方、この時に与えられた藤原の姓は鎌足一代のものであり、

後に改めて鎌足の遺族に藤原朝臣の姓が与えられた。

この方の祖先は、ニニギノミコトが天孫降臨した際に、重臣として付き添って天上界から降臨した3名のうちの1人です。

重臣の名前は、天之児屋櫛眞智の命・・・・・アメノコヤネクシマチノミコト

八咫鏡を守って政策立案を担当した方です。後の中臣氏 ⇒ 藤原氏の祖先となります。

この大祓祝詞は、この言葉さえ唱えていれば、全ての罪、穢れが祓われると言われているもので、神々から降ろされてから千年以上たった現在でも、毎日全国の神社で唱えられている祝詞です。

これだけ長く続くということは、本物である証でもあります。

この祝詞の中に四柱の祓戸大神(はらえどのおおかみ)が現れます。

①瀬織津比咩(せおりつひめ)  → 禍事・罪・穢れを川から海へ流す

②速開都比咩(はやあきつひめ) → 海に流した禍事・罪・穢れを飲み込む

③氣吹戸主(いぶきどぬし)   → 速開津比咩が飲み込んだ禍事・罪・穢れを根の国底の国に吹放つ

④速佐須良比咩(はやさすらひめ)→ 根の国・底の国の禍事・罪・穢れを神々の清らかなエネルギーに変換して地上へ戻す

です。

つまり宇宙の循環構造を神々の働きとして表しています。

循環の思想は世界中見渡しても、日本にしかありません。

日本は島国であり、古来から自然とともに生きる、和をもって尊しとする国だったからです。

他方、外国は大陸にあり、常に四方から敵が攻めてくる恐れがありました。

この結果、

・善か悪か?

・正しいか、誤りか?

・敵か味方か?

この2元論の考え方が思想の根本にあります。

そのため、地球に転生する魂たちの中でも、日本は群を抜いて人気があるそうです。

ですが、私たちが日本人だから偉いというわけではなく、

誰しも数多くの転生を繰り返しますから、日本で生まれたり外国で生まれたり色々です。

上下の区別はありません。

また大祓祝詞は、本来、大和言葉で口伝されてきたものであり、漢字の当て字がされたのは、今から880年ほど前にしかすぎません。

漢字で意味を掴もうとすると、大きな誤解を生みます。

(春日大社、元宮司で、藤原氏の子孫 葉室頼昭さん談)

この四柱の祓戸大神の名前も当て字にすぎません。

宇宙を支配している循環構造に対し、それぞれの役割ごとに神々の名前を当てたに過ぎません。

この循環の構造は、同じく大祓祝詞の以下の部分で、詳しく示されています。

■原文

あめのますひとらが あやまちおかしけん くさぐさの つみごとは あまつつみ くにつつみ ここだくのつみいでん 

かくいでば あまつみやごともちて あまつかなぎを もとうちきり すえうちたちて 

ちくらのおきくらに おきたらわして あまつすがそを もとかりたち すえかりきりて 

やはりにとりさきて あまつのりとの ふとのりとごとを のれ

かくのらば あまつかみは あめのいわとを おしひらきて 

あめのやえぐもを いづのちわきにちわきて きこしめさん 

くにつかみは たかやまのすえ ひきやまのすえに のぼりまして 

たかやまのいぼり ひきやまのいぼりを かきわけて きこしめさん 

かくきこしめしてば つみというつみはあらじと しなどのかぜの あめのやえぐもを 

ふきはなつことのごとく あしたのみぎり ゆうべのみぎりを あさかぜ ゆうかぜの 

ふきはらうことのごとく おおつべにおる おおふねを へときはなち ともときはなちて 

おおうなばらに おしはなつことのごとく おちかたのしげきがもとを やきがまのとがまもちて 

うちはらうことのごとく のこるつみはあらじと はらえたまい きよめたもう

■意訳

人間は、生きていくうちに、いろいろな罪を作ってしまうものです。

しかし、いろいろなことで罪を作ってしまったら、

それを充分に反省して、そしてそれが二度と行われないようにしなさい。

そして全て神さまの導きにしたがって、今を全力で生きなさい。

たとえどんな厳しいことが現れても、また自分にどんな被害を与える人が現れても、

それを恨んだり憎んだり、また仕返しをしてやろうなどと考えてはいけない。

また苦しみを悩んだり、逃げようと考えてもいけない。

そのようなことは粉々に砕いて、ただ無我になってこの大祓詞を唱えなさい。

そうすれば神さまはちゃんと見てくださっています。

神さまが私たちの心を聞いてくださったら、

その時は全ての罪というものが祓われ、霧のように消えていきます。

<終了>

私たちは神社でよく「お祓い」をしていただきます。

このお祓いとは、罪や穢れを除去するという意味ではありません。

そのような2元論の思想は、この美しい国、日本には無いからです。

この世に存在するものは、決して消し去ることはできません。

消えたかに見えて、実際は、姿かたちを変えて存在しています。

紙を燃やせば、紙は無くなりますが、実際は姿を変えて、煙の分子と、灰の分子になっただけです。

私たちの神さまの「祓い」とは、大和言葉で言うと

・は--生まれるという意味 例 母、葉(人間の出す二酸化炭素を命の源、酸素に生まれ変わらせる)

・ら--君ら、僕らのらの意味。沢山と言う意味

・い--いのち、生命の意味

この結果、祓いとは、命が沢山生まれる。。という意味になります。

お祓いは、ツミ、ケガレを水に流し、黄泉の国に送り、再び純粋な神々のエネルギーに変換してくれるものです。

決して除去することではありません。

人間は、どんな聖人君子であっても、生きている限り、罪、穢れが生じます。

ですが、この罪、穢れの本当の意味は

・罪--包身(ツミ)。神様が下さった本来純粋な人間の魂を、我欲が現れて、包み隠してしまうこと

・穢れ--氣枯れ(ケガレ)。日々我々を活かしてくださっている神様の純粋な氣を、我欲で枯らしてしまうことです。

これをお祓いによって、神様の氣で充実させ、本来神様からいただいたまんまの美しい心の輝きを取り戻します。

お祓いには、このような意味があります。

そして大祓祝詞は、千年以上も伝承されてきた日本最古の祝詞でもあります。

真実のものであるから、千年もの間、滅びることはありませんでした。

大祓祝詞で言われているように

・どんなに辛いことも

・どんなに悲しいことも

・人からどんな仕打ちを受けても

人や環境を恨んだり憎んだり、また仕返しをしてやろうなどと考えず、感謝の心でいさえすれば、四柱の祓戸大神としてシンボライズされた神々の仕組みが動き出し、真の幸せが訪れることでしょう。