Iさん懐古 ご訪問時のエピソード 1 「岩が溶ける」

埼玉県の新井宿にあるテネモスさんを
ご訪問すると、一人の時は長い時には
7時間ほど滞在することもありました。

飯島さんにとっては大変に迷惑な訪問者で
合ったかも知れません。

いくつかの実験を通じて物質とエネルギーの
関係を目で見ることで教えていただきます。
驚くべきことばかり。
ですがその驚きが頑なな心をも溶かすことが
できるかのように、これでもわからぬのかと
飯島さんは迫ってきます。

テネモスさんには溶けた岩が置いてありました。

「岩は温度で溶けるんじゃない。
エネルギーが溶かすんだよ」

彼は言います。
確かに見えるものは物質という飯島さんの定義から
いいますと、見える炎は物質です。

「物質で物質を変化させることは出来ない。
見えないエネルギーが物質を変化させる」

普通の考えでは岩は1000℃くらいの熱で
熔岩となります。
しかし彼の方法は違います。
炭の上に岩を起き、火をつけたその炭に
少しずつコンプレッサーの逆圧(バンブーの強圧のもの)を
かけていきます。
その方法には少しタイミングが大切になるようで、
熟練しないとできない。

そうして中の圧を次第に上げていき、こもった
熱と吸引した見えないエネルギーが岩を溶かすようです。
まるで熔岩。(そのまま熔岩)

驚きの第一章です。