光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+58 円、ドル、元の未来

Vol.800+30+58

円、ドル、元の未来
人間の世界で、マネーの波動がどんどん悪性化しています。そして、それがコンピューターの回路だけではなく、電力網までに及んで、電磁波ではない、そのマネーの固有の波動に、人間の意識も強く影響されるようになりました。
終末期、最後の審判の時代は、このように、闇のしるしを受けたものでなければ、経済活動に参加して利益を得ることができないという、聖書の予言が現実化しつつあるといってもよいのでしょう。

これまでの資本主義社会の通貨というものは、国家の中央銀行というものが発行するもので、それは国家の信用によるものではあっても、国家が発行するものではありませんでした。しかし、世界経済というものは、その時代ごとの覇権国によって、全体が影響されるもので、近くではイギリスのポンドから、アメリカのドルへの移行というように、通貨にも弱肉強食のルールが当てはまると考えられます。そして、現在、日本の円はドルに対して、弱く、その意味では、日本とアメリカとチャイナの未来において、いちばん弱い通貨となる可能性もあります。いうまでもなく、日本は世界最大の債権国ですが、その本来あるべき強い地位は、そこに反映されることはないのです。
この事実が示しているのは、近代経済学の理論では、現実の経済のすべてを解説することはできないということです。
論理的に考えるならば、チャイナ経済は、すでに破綻しています。それでも、世界第二位の経済大国として、行動しているのは、リアルな破綻は、生じないと多くの人間に思い込ませている何かがあるからです。同じようにアメリカも、論理的には破綻していると考えるべき、数々の根拠があるにも係らず、ドルという通貨は、強いままです。

アメリカで起きているインフレと、それに対応するための高金利政策によって、世界中で、ドルが不足しているといわれています。その先にあるのは、銀行というものの危機であり、それが現実化するプロセスが、いまの世界では進行中なのです。
この通貨戦争の主役は、国家なのでしょうか。
全世界の金融や株式のデータが、コンピューターのネットワークで結び付けられた結果、いまの経済の主役は、国家でも中央銀行でもなく、マネーのネットワークを形成し、それを運営している企業群に移りつつあります。それが、マネーの波動が、コンピューターのネットワークを超えて、コンピューターを動かす電力網にまで及んでいる理由なのです。
マネーの世界で、国家の時代が終わったのだとすると、円やドルや元といった国家単位の通貨の時代も、終わりに近付いているといえます。
その先にあるのは、仮想通貨だったり、デジタル通貨という概念を超えたニュータイプの通貨の可能性のほうが、高いというのが私の印象なのです。
なぜなら、いま考えられている次の人間社会の通貨のシステムというものは、すでにあるものの延長上にあるもので、それは闇のマネーの存続を許すものになるはずだからです。
最後の審判の後の経済システムに、その闇のマネーが使われる理由はないのです。
その先のことを知る人間は、いまの地上にはいないでしょう。しかし、やがて、それは、この世に現われるはずです。
この未来の経済システムのためのヒントとなるのが、たぶん、波動コンピューターというものの存在で、現行の人間の物質的欲望のみを達成するための経済システムに、人間以外の存在の波動的情報を附与することで、人間の意識の光と闇が分離された情報空間、いわば、光のサイバー空間を人間社会に提供する働きをすると予測できるのです。つまり、この波動コンピューターを使える人間というものは、波動コンピューターの持つ意識とコンタクトできるタイプの人間ということになります。その意識の波動は、人間界で知られている気や念といった波動よりも高次なため、精神性、人間性が高い人間でなければ、コンタクトできないものとなるのです。
そこに、未来のひとつの回答があります。次の時代の通貨は、波動コンピューターの協力なしには、この世には出ないと考えてください。その主役に日本がなる日が、やがて来るのです。
神紀三年(二千二十三年)十一月十六日 積哲夫 記

今あるマネーの問題の秘密の原点がわかります。