Vol.800+30+66
覚醒の要請
一月一日というのは、ある意味で守られた日という仕組みが日本列島にはありましたが、それが破られたのが、この二千二十四年でした。実は、この新年へ向かう時間の中で、私は、ある種の違和感を持ち続けていたのですが、それが地震という形で現われたという印象があります。それが、白山神界の結界の変化を意味する可能性は高いのですが、現在まで、精神界からの告知はありません。ただし、千九百九十一年のリンゴ台風による白山神社のイザナギ、イザナミ、キクリヒメとされた三本杉が倒れた事象が、私にとってのはじまりの合図であったということもあり、今回の地震には、何らかの意味があると考えられます。それらのことを探査すると、いまある言葉は、太陽、地球、電気というものなので、前回と前々回の光文書の記述と関係していると推測することができます。やがて、何らかの情報が出てくるはずなので、その際には改めて解説することができるかもしれませんが、現時点では、オオモノヌシの「タタリの本番」という言葉があるばかりです。このオオモノヌシのタタリでいうなら、羽田空港の事象も、関連しているといわざるを得ません。
残念ながら、今年はかねてより伝えられてきたように、過去に区切りをつける年になる、つまりは、大きな変化が生じて、日本人が覚醒を迫られる年になるということのようです。
すでに、小難を無難にということは、ないということです。いままでのような日本は、終わるということでもあります。
ここで、これまでの日本が明治維新以来、欧米の科学技術を追いかけてきたという歴史的事実に目を向けると、すでに、アメリカにもヨーロッパにも、学ぶべき科学技術は、ほとんどなくなり、日本を含めた三極の先端的科学技術の研究開発の競争があるばかりです。そこに、まだ、日本文明的な、テクノロジーの登場は、ありませんが、それらが出現するのは時間の問題なのです。残念ながら、日本国の政府には、それらの西欧文明のテクノロジーを突破するような発想を支援する、知識も能力もないので、対外的には、無力であり続けるように見えているかもしれませんが、水面下では、ブレークスルーが進行しているはずです。それは、精神学の歩みと同じように、人間の無意識領域での覚醒への準備だといえます。なぜ、精神学協会にニコラ・テスラが発想したエネルギーに関する波動を追体験するための波動シールが授けられているかというと、ニコラ・テスラが夢想したとされる、人類に、フリーエネルギーの時代の扉を開くテクノロジーは、この日本列島で生まれるというプログラムがあるからです。
これらのテクノロジーと、一般にオカルトといわれてきた世界は、すべて波動の知識の増大によって、理解できるような時代が近づいているということでもあります。
日本人は現在の日本政府の存在によって、無力化されてきたように見えますが、あるきっかけがあれば、急速に覚醒が進むように準備されてきたともいえるのです。
その役割の一部を担ってきたのが精神学協会で、二千二十三年に、複数の日本における宗教的カリスマが死んだことによって、一般に、宗教の時代が終わったという意識が浸透しているような、精神的なエネルギーの場の変動を、人間界に伝達してきたことが、この日本の変化を招来したと少なくとも、私は考えています。
ひとりひとりの人間を宗教的な布教によって、変えることは、洗脳というものです。その洗脳によって、生まれた宗教の信者は、その宗教の精神的エネルギーの支配を受けてきたのですが、それらの精神的エネルギーの集合的な存在の形を破壊したのは、神界に用意されていた神格のハタラキであると同時に、精神学で伝えた、正しい精神界の知識だったのです。そして、西欧文明が生んだ科学というものが、ビッグバンという宇宙論を卒業するタイミングで、通貨の発行権におけるデットベース・マネタリーシステムというものの時代も終わろうとしているのです。インフレーションモデルの時代が終わるはじまりの年が、この二千二十四年ということになります。
それは、日本再興のスタートの年でもあるということです。
神紀四年(二千二十四年)一月十一日 積哲夫 記