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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年11月07日の記事を紹介します。
「命の使い方」
一つ一つの動作に、心を込める、愛を込める
というのは、非常に大切なことです。
その小さな小さな行動が積み重なって,やがては大きな果報を生み出します。
今日は元ノートルダム清心女子大学の学長であった、
渡辺和子さんのお話を紹介します。
<引用開始> 引用元
「何を考えながら、仕事をしていますか?」
突然、背後から英語で問いかけられた私は、
手早くしていた皿並べの手を止めて、
「別に何も」と答えました。
すると返ってきたのは、厳しい叱責。
「あなたは時間を無駄にしています」
アメリカのボストンで修練者として生活していた、ある昼下がりのことでした。
百数十名のシスターたちの夕食の配膳を割り当てられていた私は手際よく、
しかし心の中では「なんとつまらない仕事、早く済ませてしまおう」とだけ考えていました。
「同じ並べるのなら、やがて食卓につく一人ひとりのために、祈りながらしたらどうですか」
修練長は諭すように言われ、
何も考えず、ロボットと同じく機械的に仕事をしていたのでは、
時間がもったいないということを教えてくださったのでした。
「つまらない、つまらない」と考えながら過ごした時間は、
私の人生の中に、つまらない時間として刻まれ、
「お幸せに」と願いながら過ごした時間は、
同じ時間でも、愛と祈りのこもった30分として残るのです。
時間の使い方は、そのまま、
いのちの使い方であることを、その日、私は教えられました。
仕事は、すること(doing)も、もちろん大切ですが、
どういう気持ちでしているかという、
私のあり方(being)を忘れてはいけないのです。
私が、「お幸せに」と祈りながらお皿を並べたから、
夕食に座ったシスターたちが幸せになったかどうかは、
わかりません。
しかし、私が変わりました。
仕事に対して不平不満を抱くことがあった私が、
少しずつではあっても、
与えられた仕事を一つひとつ意味あるものとして、
ていねいに向き合う私になってゆきました。
雑用は、用を雑にした時に生まれるのです。
<引用終了>
相手の幸せを願いながら行う行動は、
例え聞こえなくとも、
見えなくとも、
必ず、その愛の波動は周りに広まっていきます。
その美しく、優しい、
神様のような波動に同調した
人や、物、動物、植物、気象、出来事を引き寄せることでしょう。
神さまの波動のように繊細な波動ですから、
あらゆるものを活かし、
エネルギーを漲らせ、
バランスの取れた美しいハーモニーを奏でます。
物事がどんどん上手くいき、
みんなが幸せになることでしょう。
また、その逆に、嫉妬、憎しみの心も
全く同じく、同じような人々が周りに集まりだし、
集った人々全員を黒い未来が覆うことでしょう。
世の中の二極化がどんどん進行している今、
すべの方向性を決めるのは、私たちの心の指向性です。
この魂の向かう方向性の違いは、発信する波長の違いを生みます。
波長の違うものは、混じり合うことがありません。
愛は愛を呼び
感謝は感謝を呼び
憎しみは憎しみを呼び込みます。
今の時代、地球が霊的に分裂し、
それぞれの精神性の人々が住むにふさわしい
地球が用意されていると言われています。
できれば、日々の生活の中で、
一つ一つの行動を丁寧にして、
周りのみなさんの幸せ、調和を願いながら行いたいものですね。