光文書
(ヒカリモンジョ)
Vol.800+30+121
昭和二十年から八十年の秘密
この二千二十五年の八月十五日に、敗戦から八十年もの時間を要して、やっと、日本が日本を取り戻すというプログラムがあることは、すでに報告しています。それが、トランプ大統領の再登板に合わせた事象であることは、明らかでしたが、その背後に、いま、私が進めている、マンガのホーリーゴースト一三七の続編となる、新書版の画文版のエピソード集のゴッドブレス、アメリカ編の秘密が隠されていたことが、アメリカの大統領就任式の日に判明することになりました。
二千二十五年の八十年前が、千九百四十五年です。その年の八月十五日に昭和天皇は放送でポツダム宣言の受諾を発表して、多くの日本人は、その日を終戦の日と信じています。その千九百四十五年の八十年前は、千八百六十五年です。
なんと、その年は、アメリカで南北戦争が終わった年であると同時に、リンカーン大統領が暗殺された年なのです。
私は西南戦争の薩軍の復活したたましいが、靖國の英霊の一部を伴なって、アメリカのワシントンにあるアーリントン墓地に直行したという情報を、すでに公開しています。
村田新八の息子の岩熊を中心としたものたちが、その南北戦争の死者たちのたましいに、光を届け、「あなたがたは、私たちと同じ、何者かの利益のために戦って、死んだのだ」という、神界の歴史情報を伝え、彼らを目覚めさせたのです。これは、シンレイカイが完成する前の話なのですが、光を与えられた人間のたましいは、眠っている同じレベルのたましいに光を供給できるシステムが、すでに完成していたということです。この目覚めた死者のたましいが、多くのアメリカ国民の潜在意識の領域にはたらきかけて、徐々に、アメリカ人のためのアメリカを考えるアメリカ人が増えた結果が、今回のトランプ大統領の再登板の背後にあった、精神界の関与ということです。
私は、何度も、明治維新の前に、アメリカで南北戦争があって、という話をしてきましたが、これらの背後にあった光と闇の戦いの壮大な歴史を物語りしてよいことになったということです。この物語は、「最終知識」では書かれることがなかった、独立宣言後のアメリカで、現実に起きた事象の背後にあった闇の力の存在を人間の意識上にあげることになります。そのシンボル的な時系列のひとつが、千八百六十五年のリンカーン暗殺、千九百六十三年のケネディ暗殺、そして、二千二十四年のトランプ暗殺未遂という事件の連鎖で、歴史の時間の流れの背後にある巨大な悪意の存在を、多くの人間が再発見することになるでしょう。
この日本とアメリカの話と、日本に置かれた最後の一厘の仕組みが、精神界が地球での聖書の物語を完了させるプログラムであったと多くの人間が知ることで、アメリカ経済が主導してきた、死んだら終わり文明の終わりがはじまることになります。
これによって、日本から光が届くという世界各地にあった予言は、とりあえず、マンガ的日本文明のエンターテイメント上で成就することになるのです。これが、神謀というものです。
戦争と戦争の噂を聞くでしょう、という聖書の文言が、これによって終わる時代がはじまることになります。
戦争によって金儲けをして、世界を支配してきたものたちのことを、多くの人間が知ることで、彼らの行動は、必然的に抑制され、その力に従うものたちも、減っていくことになります。
この精神界の情報が、一般の人間の意識上に届かないようにしてきた、いまの世界のマスメディアの権力も、これによって衰退していくことになるのです。
その結果、この現実世界でも、多くの混乱と変動が生じることになりますが、その先には、キリスト教文化圏では御国、日本ではミロクの世といわれた、人間がこれほど貧富の差で苦しむことのない、人間的な世界の扉が見えることになるはずです。
これが、日本で予告されてきた大峠の正体です。その主戦場は、日本列島であり、自由の国アメリカということです。
神紀五年(二千二十五年)一月三十日 積哲夫 記