光文書 (ヒカリモンジョ) Vol.800+30+122 善良な無神論者の運命

光文書
(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+122
善良な無神論者の運命
この二千二十五年の日本の数字が六六六であることは、すでに報告していますが、実は、その数字は、普通の善良な日本人の数字でもあるようなので、今回は警告の意味も含めて、改心のすすめ、を書くことにします。
フジテレビの騒ぎで、日本のマスメディアの正体が明らかになりましたが、そのマスメディアに八十年間、洗脳され続けたのが、いまの日本人です。

そのほとんどは善良な市民のように見えます。しかし、天から見ると、それらの日本人はたましいの最後のチャンスを棒に振るようにしか生きていない、無意識に悪魔にたましいを売ったもの、にしか見えないということです。
なぜ、日本人の知的水準が、ここまで落ちたのかというと、敗戦後の日本で勝利した、無神論者が、教育とマスメディアという頭の中の宇宙観を形成するために重要な分野を自分たちのイデオロギーの宣伝機関としたためでした。
それに参加した、ひとりひとりは善良な人間で、自分なりの正義感で信じたことを実行しただけのように見えます。しかし、そうではないことが、その動きと同じことが、ヨーロッパでも、アメリカでも起きて、現在の世界の姿になっていることを冷静に追跡すれば分ります。
その結果、明治の日本が憧れたドイツは、ヨーロッパの盟主になって、三十年ほどの時で、イスラム圏からの移民によって、ドイツ人によるドイツという国体を失うに到りました。旧ソ連の崩壊によって、世界で唯一の覇権国となったアメリカも、わずか三十年程で、ウォール街の強欲と左側のイデオロギーの代理人となった政治家によって、国民国家としてのアイデンティティを失う直前に、トランプ大統領の出現で、古き良きアメリカへの回帰を目指しつつあります。

そして、日本はというと、敗戦後のシステムの利益を得た、いわば敗戦利得者の利権を守るための政界、官界、財界、マスメディア、教育界というものが、何も考えない内に、日本列島をガイコクに売り渡しているという最悪のストーリーを続けています。
その理由は、いまの日本人が、最後のチャンスとして、日本人として生まれているということを知らないため、ということになります。
日本人は、いまの日本列島の波動が、地獄のものとなっていることにも、気付かず、自分が今生を最後に、もう日本人に生まれ変わることができないということも知りません。
それほど、精神的な能力を失った理由こそ、善良な無神論者を良しとした、社会の風潮があったということです。
この善良な無神論者のカテゴリーには、自分だけが良いという目的で、宗教活動をしている人間も含まれています。いま、勧誘活動に熱心な団体の多くは、その団体幹部の欲望への奉仕をしているだけで、その行動原理は無神論の共産主義者の行動原理と変わるところがありません。
日本列島に明治時代に入ってきた、マルクス主義が、唯物論の哲学とされ、科学的だと思われた負の遺産が、現在の日本で、どのように克服されるかというと、戦前の皇国史観の結果の敗戦と戦後の左翼イデオロギーによる日本征服を、ひとつのプログラムとして考えない限り、不可能なのです。
善良な市民が、社会正義の実現のために選んだ政党のほとんどが、左側に人間を導く、悪魔的な誘惑の言葉の発信者となり、そこに、学者もマスメディアも乗って、二十世紀から二十一世紀初頭の地球のほとんどの地域で、邪悪な宣伝がくり返されてきたのです。
この二千二十五年に入って、この左側イデオロギーの宣伝使となったメディアに精神界からの正義の光が徐々に届くようになって、この世界の闇の正体が暴かれることになります。それを、いまの世界の言葉では、集合的無意識と呼ぶようですが、この無意識領域に精神界の大変化が投影された結果が、現在のアメリカの変化で、これは、日本列島でも同じような変動を引き起こすことになります。それが立て替え、立て直しということで、人間のたましいにとっては、最後の審判とも同義語だということです。
とりあえず、善良なだけでは救われないこと、命の書に登録しない限り日本人に来世はないということだけはお伝えしておくことにします。
噂では、たましいの立て替え、立て直しは近いようです。
神紀五年(二千二十五年)二月六日 積哲夫 記