今回は立花大敬さんの「大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」」から最新記事を紹介します。
1399 2025.01.27
・釈迦は菩提樹の下であるビジョンを見た(すべての存在が残らず「ひとついのち」という進化のゴールにたどり着けたというビジョン)。
・そのビジョンが釈迦の心に描かれ、現実化に向けてのプログラムが作動しはじめた。
・その<全員同時にゴールイン>のビジョンが、「祝福の響き」となって大宇宙に鳴り響いている。だから、その響きを知り、共鳴・共振した私たちは、大宇宙の祝福に包まれて生きることが出来、必ずしあわせの国にゴールインできるのだ。
1398 2025.01.26
・大宇宙は「祝福の響き」で打ち震えています。その響きに心を共鳴させましょう。
・その「祝福の響き」は、
① あなたの能力を全開させる響き
② あなたを知性をクリアーにし、澄明にする響き
③ あなたを無限向上へと誘う響き
④ あなた本来の使命に目覚めさせ、担当パートの響きを奏でることを促す響き
1397 2025.01.25
・本来「しあわせ」になるよう出来ているのですから、自分の計画や計算は必要ないのです(心さんは有能なタクシードライバー)。
・「しあわせ」にしてあげようという大宇宙の響きに身を任せて共振すればいいのです。
・観音様の慈悲の光明が、あなたのいのちが最高に輝ける場に運んで下さいます。
・延命十句観音経を唱えましょう。
1396 2025.01.23
・あなたや世界は「喜び」から誕生したのですか。「苦しみ」や「無智」から生じたのですか。
・いのちの本質は光であり、絶えず前進して止まぬものです。刻々天地創造の今なのです。
・朝日礼拝しましょう。
1395 2025.01.21
・喜びの響きに心を共鳴させると、自分のまわりに喜びの世界を創造される
(受信機は発信機)。
・随喜(ずいき)法(他の人の喜びを喜ぶ)。
・薫習(くんじゅう)法(喜び多き人とお付き合いする)。
1394 2025.01.20
・自分を縛っている「ブロックの思い(自己制約の思い)」に気づく。
・自己制約の分類:時間制約・能力制約・数量制約・大小制約
・自己制約の思いが立ち上がる前に、思い切ってサッと行動する訓練を行う。
・我がいのちの本質は「光」だ。「光」の前に闇は存在出来ない。
1393 2025.01.18
・まずは、心の整理(思いのリセット)から。
・書き出し法(問題点を書き出しているうちに心が整理されてくる),相談法(信頼出来る師や友,神仏,樹木などと)
・身体を使う(スポーツ・足運び・お経・坐禅)→身に意識を向けると<今・ココ>に戻れる。
・我がいのちの本質は「光」だ。「光」一元となれば、心にモヤモヤは存在出来ない(日の出の太陽のイメージを心に刻みつける)。
1392 2025.01.17
・<想い→心→現象>の循環メカニズム(五蘊=ごおん)を知っておこう。
・この循環はカットすることが出来る(いったんリセットする。そのためには坐禅が一番有効)。悪循環を断ち切って好循環に切り替えよう。
1391 2025.01.16
<見ることは創ること>
・ヒトやモノやコトを色めがね(独断や偏見)で見ていませんか。
・見ることは創ることです(いいことも悪いことも)。
・見方を味方にしよう。
1390 2025.01.15
<心による想いの実現法>
・<心>には、刻まれた想いやイメージを自動的に現実化する性質(お自動さん性)があることを知ろう(いいことも悪いことも)。
・<心>が扱える範囲は宇宙全体。大船に乗った気持ちで運ばれよう。
・<心>の能力はアタマの能力をはるかに凌駕する。<心>に信頼して任せよう(アタマが過剰に干渉すると、<心さん>はうまく働いてくれません)。
1389 2025.01.14
人生なんて/ カーンタン/アカンも/スカンも/あるもんか
スッカラカーンの/覚悟決め/アケラカーンと/進むだけ
人に頼らず/車を借らず/ヘタはヘタなり/一歩ずつ
エッチラ オッチラ/歩むだけ
人の評価は/どうであれ/自分の心に鳴り響く
キンコンカンコン/キンコンカンコン
歓喜の鐘だ/勝利の鐘だ
1388 2024.12.29
・キューブラー・ロス「私はOKじゃない、あなたもOKじゃない。でもそれでOKなの!」
・カール・ロジャーズがカウンセリングを始める前に自分に言い聞かせること→『私は完全じゃないが充分な存在なんだ(私が私であることで充分なのだ)』
・自分がありのままの自分であることを受け入れ、そこに落ち着く→そこからカール・ロジャーズさんの「癒し」の過程がスタートする→「存在の癒し」
1387 2024.12.27
どの人も/精一杯の人生を/おくっています
どの人も/その人にしか歩めぬ人生を/歩んでいます
どの人も/宇宙でたった一人の/貴重な存在なのです
どの人も/本当はひとつに/結ばれているのです
どの人も/きっと「ひとついのち」に/帰り着くのです
AさんもB君も/実は君なんだから/Aさんにできることは
Aさんに任せ/B君にできることは/B君に任せて
君は心置きなく/「君」していればいいんだよ
1386 2024.12.26
ぜひ「空」の体験をなさってください。
一番簡単な方法は、坐禅しながら聞こえてくる「音」に注目します。「これ何ぞ?、これ何ぞ?」と音を奥に奥にと探ってゆきます。そしてたどり着いたそのモノは、音ではありませんが、それナシでは、音が存在できない「白いキャンバス」のようなモノなのです。この「白いキャンバス」が「空」です。
その「白いキャンバス」があればこそ、音という色や形が存在できますし、もしあなたが、「音」とあわせて、その「音」を載せている「白いキャンバス」の「無音」も同時に聞くことができれば、これまでの平板的な音とはまったくちがった、立体的な「妙音」が聞こえてきて感動されるはずです。
それが芭蕉さんの「蛙とびこむ水の音」なのです。
また、その「空」の白いキャンバスは、すべての存在(岩も、蝉も)のベースとなっていて共通なものですから「岩にしみいる蝉の声」なのです。
1385 2024.12.25
「小乗仏教」では、この世は苦しみの世で、罪けがれた誤りの世なのだとしています。
ですから、一日でもはやく悟りを開いて、この苦悩の世界に対する執着心をなくして、この世界から脱出しなさいと教えます。
「灰身滅智(けしん めっち)」といって、この身は汚らわしい肉身なので、はやく燃やして灰にしたほうがいいんだ、この頭が生み出す考えは、すべて錯覚と妄想なので、頭なんてはやく切り捨てたほうがいいんだとします。
そして、今生が地上生活の最後で、もう二度と地上に戻ってくる必要がなくなったという「アラカンの悟り」が最高の悟りで、悟りがそこまでいたらない人は、あと何回か地上に戻ってこなければならない。その戻らねばならない回数の多少が、小乗仏教の悟りの段階となっているのです。
そして、「小乗」とは、「小さな乗物」のことです。自分だけが乗れる車です。少しでもはやく地上世界を脱出したいものですから、障害物に邪魔されてもクルクル避けて進み、すばやく脱出出来るようにと、「小さな乗物」に乗車するわけです。定員一名のミニカーですから、家族や眷属は脱出の邪魔になります。ですから、小乗仏教は出家主義なのです。
大乗仏教の悟りは、「ひとついのちの自覚」です。すべての人や動植物や山や川(「万類」と呼んでおきましょう)が、実はみんな「私」だったんだと悟るのです。
そして、大乗仏教の学び(修行)とは、その「ひとついのちの悟り」を、地上に現実化してゆく過程のことです。この世に一人でも、万類がひとつでも苦悩したり、正常でない状態になっていたら、「私」は、まだ本当の「ひとついのちの悟り」を本当に得ていないのです。
ですから、地上の万類がしあわせになるまで、私は何度でも地上世界に戻ってきて、私の車にすべての人を収容して平和と融合の世界へと運びます、という誓いを立てるのです。そんな誓いを立てた方が「大乗菩薩」です。
万類を全員収容して運ぶのですから、「大きな乗物」でなければなりませんね。だから「大乗」なのです。
以下は、宮沢賢治さんの言葉です。この文章に大乗仏教のエッセンスが詰まっています。
○ 世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。
○ 新たな時代は世界が「一の意識」になり、生物となる方向にある。 (「農民芸術概論綱要」より)