「白 露」  0515

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子供のころ商店街にあった実家を
訪れる度に付近のお店が減っていく。
はじめは一階を車庫に改造した家も
やがて家ごと消えて駐車場となる。
黄金に波うっていた田んぼも同じだ。
みるみるうちに埋め立てられて
やがてビルが建つ。
見渡すかぎり花でいっぱいの休耕田の
コスモス畑に感動はするが
微妙な心地なり。
虫の音にホッとする秋口の宵
ここからが油断大敵です。
お大切に
文字ことば 四季うつし
落合 勲