随想 伊路波村から32~すこしでも光れば

午前2時 眠っていたのに 突然
「わかった」と言って 起きてしまった。
トイレに行ったあと泣いて
また 洗面所で泣いていた。

方法や 現象の理由の解明に
あけくれていた人生だった。

地球は ふるえている ずっと。

人間以外の自然は 何も貯めず
死さえ含めて 何も不安でなく ただあったのに。

ここを 次へのために ちゃんとした場に
したいことさえ やっぱり欲望かもしれないけれど
できればと願う。

なつかしい ふるさとだから。
よくわかっているはずの言葉たちが
飛んできた 「愛」 「積極」 「感謝」・・・・・。

一人でもいいから 少しでもいいから光るんだ。
いつでも すこしでも。

なんて小さな考えだったんだろう。

悲しいくらいだ。
動くんだ・・・。

これから 小さな自分だけでも。