「すべての外的なものごとは、すでになされた決断の影
決断を変えればその影は変わらずにはいられない」
ものごとを自身が作り上げた「自己」で判断した結果が
現象という影でしょうか。
その影の中に赦せない相手が登場します。
「正気は一人では達成できない」のでお相手は
正気に戻るための大切なお方です。
なされたことは決断ですが、決断を変えるとは?
なすことはたった一つですから「赦し」です。
自分の知識や体験経験から判断するのではなく
すべてを「赦す」のです。
起こしてしまった自分の思いをまず「赦す」。
そして問題となったお相手を「赦す」のです。
自分の思いと、お相手を「赦す」ことによって
幻想はなかったことになります。
とても頭に血が上っていると「できはしない!」と
作り上げた概念である「自己」が叫びます。
まさかこの世を影だと、つゆほども認識せず、
この現実がすべてだ!と自己の認識通りひっぱろうとします。
ですがやってみればよいでしょう。
それは決断を変更するということです。
そうしますとあれ不思議なことに影である
現象が変わってきます。
「感謝」という言葉で相手を思うことも
可能ですが、頭に来ているときにとても「感謝」は
できません。
判断せず、お相手を裁かずとにかくなんでも「赦す」。
するととんでもない体験が待っています。
やってみて下さい。
人生で学ぶことは「赦す」ことのみですから。
そのことの連続から、身体の不調は消えていくことでしょう。
「助けを求める者は皆 自分自身を攻撃している」