すべての赦せないことの原因は
この肉を自分と錯覚させる自我の働きでしょうか。
自分がもし肉だとしたら、生命の無限性はないと
いうことになります。
何故なら肉は変化し、生命はたった一つで
変化しないものだからです。
変化する肉を無限だとは言えません。
自我はこの世におろされた錯覚の「自己」の
らしさともいえるのでしょう。
自我はいつも多くの感官を与えながら
「ほらやっぱりあなたは肉でしょ。?」と
誘惑します。
自我はとても実相が恐そうです。
赦せないことはらしさともいえます。
担当のミッションです。
そのらしさでもあるミッションを正気でもって
なかったことにできたときは、人類が
二元になった初発の出来事を解消し
平和と愛に満ち満ちた世界への救済を
成し遂げる一助となるのでしょうか。
他からの欲求は愛を求めています。
その求めに何もかも応じることは
大変に困難。
そうです「大変に困難」と思わせる自我です。
引き戻そうとしている。
少しでもいやだなと感じたらその求めは目の前に
起き続けるのかもしれません。
断れば消えるのでは。?と感じるのは早計。
幾度も形を変えてやってきます。
いやだなと感じなくなって応えていくときに
それらは消えていく姿となるのでしょう。
何故ならそれらは自分を選んだからです。
いやだなと思う自我の解消のために。
「煩悩即菩提」
「人の行為は二つのみ 愛を与えているか
愛を求めているか」