眠れない方へ

現代はよく眠れず熟睡がかなわない方が
多いと聞きます。

夜中に起きてしまってそのまま床の中で
眠っているのか起きているのかわからずにいて
知らず朝が来ているような体験です。

もし起きてしまったら「瞑想」をお勧めします。

「内なるハートにおける沈黙は
神霊のハートと結びつく。
血流の完全なる還流をもたらす。」

ところがこの意識を起こして意識しない
瞑想がなかなかにやっかいな時代が来ています。
スマホ、パソコン、他の携帯情報端末や
ゲーム機などを絶え間なく見た後眠りにつくと
よくは眠れません。

「アヴァンギャルドの精神世界」の中で
深い眠りのための提案があります。
正解と感じますので、瞑想できない方、
よく眠れない方にお勧めです。
瞑想は15分でも30分でもいいでしょうか。

これは実証の後の話題です。

ここからです。
参考になりましたら幸いです。

◎坐って目を閉じても冥想などできない人が多い

インドでは、人間のたどり着くべき境地が、
熟睡中の夢を見ない状態であることを古来唱える。
それを枕に、OSHOバグワンは、『自己中心人間は眠れない』とする
(死・終わりなき生/OSHO/講談社P155-162)。

彼は、西洋における無神論の根底には、
西洋人の乱れて混沌とした睡眠の状態があるとし、
ニューヨークでは、三割以上の人が精神安定剤なしで眠れないという。
つまり、世界の広汎な赤化の原因のひとつは、
その睡眠を奪われつつある生活スタイルだと断じている。
睡眠薬や精神安定剤なしで眠れるようになれば、
無神論と赤化の勢いは止まるということがあろう。
科学的論証は困難だが、そこに冥想が広まれば、
自然な睡眠を取り戻す人が増え
無神論の暴走は止まるという法則が推測される。

この伝で、2千年前は、人々は目を閉じるだけで睡眠に入れたが、
いまや西洋人は、目を閉じてもまぶたの下で思考が走るので、
目を閉じても眠れない。
同様に2千年前は、人々は目を閉じるだけで冥想に入れたのが、
いまは、目を閉じても落ち着きなく不安な心なので
、目を閉じるだけでは冥想に入れない。

睡眠できない環境では、容易にトランスが起こるので、
それを利用して共産主義洗脳が行われてきたのは知られている。
これは、睡眠を奪われた極みの状態。モバゲーやスマホで、
中断なく操作を続けさせる工夫がゲーミフィケーションなどと
言ってとても発達しているが、これも睡眠を奪うテクノロジーであって、
その結果は、メリデメで成る無神論の強化であって、
無思考な暗示・洗脳を受けやすい心理を作り出す。

かくして坐って目を閉じても冥想などできない人が多いので、
まずは柔軟体操そしてハタ・ヨーガの若干のポーズでリラックス。
特に死体のポーズは重要。
全身くまなくリラックスを行き渡らせるのだ。
そして身体を起して冥想。

よく資格取得講座などで、
金を払ったから一生懸命やる動機とするなどと
いうことと冥想は対極にあるが、
ここまで準備しないと冥想できない時代になったと覚悟して、
冥想しなければならない時代になった。

世界の無神論化は、核戦争に至るロジックを強化し、
それが発生するまで強者同士の対立が
終わらないだろうとは容易に想像できる。
自分ひとりの冥想が世界を救うロジックがここにある。