それから・・・・

15年前 「情報革命」の世が来るとのお話を
聞く前から その日をドキドキワクワク待ちわびていた
自分がいた。
そしてそのお話は ドキワクどおりのお話だった。
その後数年を経過し それなりにワクワクすることを
 また道を歩んできた。
けれども 本当のものを見つけることはなかった。
4年前 「情報革命」の延長線上にそれが目の前に現れても 半信半疑。
そのまま 空のことのようにやり過ごした一年間がある。
そして 足元をしかっりと見つめなおし 家庭に関わる3年を過ごす。
その間に たくさんのご縁は 薄れていった。
今残るご縁は この映像に必要なものばかりだ。
当たり前のことだけれど。
そして新しいお人とのご縁が広がりつつある。
閉じては またもひとつ開く人生のドアのよう。
もう本当にダメか と頭を下げ恥をかきなんとか
永らえた絆も わからない未来への希望の糸でしかない。
しかもその糸を繋ぐものは 富というものではない。
はかない糸にしがみつくのは何故と 自らに問うてみる。
それは 自分の背負った捨てきれないかすかなボタンなのだ。
そして 他の人がなんと言おうとも離さない業なのか。
あきらめかけた時に サーッと大きな布が拾い上げてくれる。
そう三年前のように。
「死ななくて良かった」ただただそう思う。
そしてまだわからないのかと 試し続けるかのような大きな
意思の存在を感じさせることが頻発している。
明けの夜 明けの世がくるのか。
私の映像は何を結ぶのだろうか。
還暦後の映画は まったくそれまでのそれと異なる展開となってきた。
ありがとうございました。