神の使者から奇跡の道へ その117~正義とはなにか

「正義とは何か」

正義と言えば、邪の連想があります。
いつまでも二元の世界観ですね。
公平と言えば、方向がないですが、
方向がないのはすでに、いつでもいつのときも
その世界が、またその世界だけが遍満しています。

正義とは、不正義に対する神による訂正ですね。

「不正義が、世界の全ての裁きの根拠」

なので、天国には、正義も不正義も存在しません。

正義も、その対極と同様に、一つの解釈でしょうか。
正義と真理の間にはなんら本質的な葛藤はなく、
一方は他方へ向かう最初の小さな一歩にすぎません。

人はどこからか出発しなければならず、正義はその始まりですが、
旅を続けるうちに、目前に現れてくる壮大さや、
雄大な景観や、広々と開けていく、眺望のすべての壮麗さは、先に
進むにつれて言葉に尽くせぬ高みにまで達するとはいえ、
そうしたものさえ、この道程が消滅して、それとともに時間が
終わるときに待っているすべてに比べれば、その足元にも及びません。

知覚は、心が見たいと望むどのような映像でも
描き出すことができます。

救済とは神の正義。そしてまったく偏りなく公平で
あるからこそ天国を指し示します。

「正義とは何か」