随想 伊路波村から5~悲しみのアンブレラ

ジンときました・・・・。
悲しみのアンブレラ 


雨が降り続いてる うだるような暑さも


あやふやのまま終わりにした 君と僕に似てるよ


生乾きで着た服は 湿っぽくて嫌だな


穏やかな顔して飲み込んだ 想いが今頃 溶け出した


雨音の中に潜んだ 君を辿る


今更 遅いけど


アジサイの花のように 雨の中にいても


綺麗な夢を咲かせられる 僕で在りたかったのになぁ


雨粒に紛れて 涙がこぼれ堕ちる


いつか君に 会えるといいな また


悲しみのアンブレラ 涙のせていくよ


この雨が止む頃に 僕の中の雨も


晴れ上がると信じて


水たまりを見つめてた 淋しさを映して


本当のことが言えたなら いつまでも君といたかった


雨雲が僕を包んで 夢を降らす


滴の中の君を求めていく


悲しみのアンブレラ 涙のせていくよ


傘の柄の君の名を 指でなぞりながら


潤む声で叫んだ


美しい空に架かる 虹が見える 幻じゃなく


でも 僕の心は 切なさで 濁ったまま


歩き出せずに 雨の中 悶えているよ


悲しみのアンブレラ 傘越しに見える空


悲しみのアンブレラ 涙のせていくよ


この雨が止む頃に 僕の中の雨も 晴れ上がって


君に また会えると 信じて

随想 伊路波村から6~ほんとうは無料

水 空気 エネルギー


生かされることに 基本的に必要なものは
みな ほんとは無料。


キレイな水 きれいな空気 を得ようとすると有料。


エネルギーたるや インフラをがっちり握った人々が
50
年を超えて 供給してきた。


そして今 情報の世界では そのインフラを握った人々の
線や無線の供給で 通信費は莫大な額となった。


しかしこの通信費なるものも テレパシー能力が
人間に開花すれば 無料となる。(笑)


そして人間の目指す方向がかわれば なおそのことは加速する。
太陽や 空気や海や 供給してくださる自然から
エネルギーをいただければ これは無料。


もともと支配が生み出した現実は
消えてゆく姿だろうか。


土地持ちの家庭に生まれた人は
生まれたてから 生きる条件が整っている。


何も持たない家に生まれた人は
土地や家をもつことだけに人生の大半をかける。


持たなくても 維持することだけにと言ってもいいかもしれない。
働き続ける宿命を背負う。


そしてなるべく他人との関わりの少ない人生を選択する。
消耗を防ぐため。?


人間は一人では生きられない。
寄り添って 群れあって生きる動物だ。
そして人との接触によって 変化を生み出し
創造と実践の喜びを知る。


変化と感動は 生きる糧。


慈悲喜捨は生きるエネルギー。


そして 感謝はすべて。

テネモスミーティング名古屋 5/23 ご報告 その2

Iさん(女性);会社に新人さん23~24歳6名が入った。
だんだん会社が元気が出てきた。
今までの常識と思っていたことを若い人たちが
変わらせてきた。
いい方向になるといい。
会社に入って長くたつと、キラキラがなくなる。
キラキラをいつまでも持っていたいもの。
子供や学生を見ていると、本当に楽しいことを
していない顔にはなっていない。
“テネモスミーティング名古屋 5/23 ご報告 その2” の続きを読む

随想 伊路波村から8~天地人一体の今

ほんのわずかな時間で
人と人はであう。

予想もしない出逢いが
その夜の楽しい時間を生むことがある。

そしてそれがもし用意されていたことだとしたら、
この世に生まれさせていただいた不思議と
ありがたさをあらためて感じさせていただく
こともあるだろう。
そんな夜がある。

この世的ではない方との出逢いは
また楽しいものだ。

何をいっても面白いのだから。
閉塞的な今の国の状況の中で
勝ち負けを競いあう集団や、
逆風を事業縮小やコストカットでしのぎ将来に
かってのような夢をもてずに、
さりとてやめる勇気ももてない経営者や、
撤退をうまくしたいと願う老いた
事業家の群れなどを目や耳にする。

続けるということの偉大さを思う。

生きている人々との縁が集団を形成し、
関わる人々の相互の幸せを願い、
日々仕事に精を出す。

だが活躍の場は少なくなり
必要のない人々は仕事を奪われ
不安定な職場を転々とする。

かってのようにただしゃにむに
生活の質の向上を目指した時代が、
幼稚ではあってもなつかしくさえ感じる。

すこしの向上で喜び、わずかな贅沢に
幸福感を覚えた日々もあった。

だが突然にそのむなしさに襲われ、
真理を求めてさすらう幾年間で
着実に大きな波は近づいてきている気が
するのだ。

クライシス。

般若心経や祈りの言葉を
口にしながら、ポロポロと涙を
こぼす娘の純真さに、何と言葉をかけたらいいのだろうか。

死をもって今を精算する人のなんと多いことか。

真理はどこにあるのだろう。

他人の役にたつことが人として
最大の喜びかも知れないが、
この世的な役の立ち方では
真の輝きは得られない。

ひとつとして「感謝」以外のものは
存在しないと教えて下さったのに。

あなた(わたし)は無限。

テネモスミーティング名古屋 5/23 ご報告 その1

Yさん(男性):情報がいっぱい。
今朝の中日新聞の「中日春秋」でビルゲイツが立派。?とか。
ペットのすべてにマイクロチップをうつとか。
ワクチン打たないと床屋も行けないペット。

ビルゲイツ、特許プラスアルファ、認証特許を取っている。
やばいという論調が多い。
商売発生、とげとげしい。
“テネモスミーティング名古屋 5/23 ご報告 その1” の続きを読む

随想 伊路波村から7~いただきます

「いただきます」
86歳になる父が 食事が終了してから
そう言った。

思わず 吹きそうになる。(笑)

毎食後に飲ませていただく
自分用のお薬を 曜日別 食事後別のケースから
取り出して 目の前に並べてから 思わず
口に出てきた言葉が「いただきます」。

老夫婦が その日に行った 税の確定申告で
あわせて申請した 一年間に要した医療費は
45万円を少し切った額。
自己負担30%として 医療費全額は150万円
になる。

一人にすると75万円。
これだけの医療費が 必要になる老人という世代。

この国の 皆さんに助けられて生かされていると
思うと 戻るはずがないと言われる 厚生年金も
ぐるりと廻っている感じで 助け合いと思わせていただく。

いい老人とは 「いつもニコニコしている老人」とか。

うちの老人は まるで 宇宙人だ。(笑)

随想 伊路波村から9~みんな自分

あなたが私だということにきづくのに
どんなに長い年月が必要とされたことでしょう。

そしてわかったと思ったはずなのに まさか
そんなはずはないと やっぱり思ってしまう自分に
幾度も会うのです。

そして今度のいのちが 役目を終えるときには
もうほんとにわかりましたと 全ての方が心底感じて
さようならをするのでしょうか。

今年のたくさんの いのちの終わりのお知らせが
届くたび 明日はわが身と思うこともあるのだけれど
まだ 終わる 終えるわけにはいかない 個性の
意地のような かわいさも感じるのです。

人の罪も もちろん我が罪も すべて私の責任のもとに
現われた現象と いのちの底から思えたとき
もうそこに 光の世界が待っているのでしょうか。

今生でお会いできた全ての人々に感謝して
勢ぞろいのときを迎えた感がします。

子の年の紀元節の日 大きな虹が
とぎれとぎれに見えて あまりの幸せに
そして感謝に 今回の意味を知りました。

今日もありがとう。

あなた様という 自分に会えました。