台湾と日本 030514

伊路波村びとであるKさんから一冊の小冊子をいただいた。
著者は許文龍さん。許さんは、台湾の奇美実業というABS樹脂で
世界一の企業の理事長である。許さんは日本の台湾における植民地
政策は、西洋のそれとはまったく異なっていたことを、体験を混え
て多くの人々に語り続けている。

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ジョージワシントンの処世訓 ~内外ニュースから~

☆ジョージ・ワシントンの言葉
1、仲間とともに行動するときは、仲間に対する思いやりがなくてはならない。
2、他の人々がいる場所で、一人でハミングしたり、指や足でリズムを取ったりしてはいけない。
3、他の人が話しているときにしゃべったり、立っているときに座ったり、止まったときに歩き続けてはいけない。
4、話すとき、相手に背を向けてはいけない。だれかが書いたり読んだりしているテーブルや机を揺すってはならない。人に寄りかかってはならない。
5、へつらう人になってはいけない。一緒に遊んで楽しくない人と遊んでもいけない。

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海外の旅 030701

ハワイ.jpg
ハワイ島への旅が近づいてから、胃が痛みだした。
6/17 4泊6日の旅に出た。
ハワイ島の精霊が拒否しているのだろうか と思った。
ハワイにはまったく関心がなかったけれど、
今も脈々とマグマが湧き立つ島ハワイ島だけには
行ってみたかった。
どんなところに泊って、どんなところに行くのか、
企画者のSさんの綿密な努力をよそに、
まったく何も計画を理解せずに、ただ仲間と
旅立てる歓びに溢れていた。
だが 胃が痛んだ。

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手放せない正義 030610

人は業想念の解消のためにこの世にきたのだろうか。
それぞれの人にはどうしても手放し難い業想念があるようだ。
許せないこと、どうしても守りたいこと。
時間を守る、約束を守る、清潔不潔、嘘をつかない、
お金にシッカリ、節約、勉強する、親孝行、教育をシッカリ、
善の実行、成長、平等不平等、そして正義。

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ITの時代とは?~中村公隆師の応え~020201

―― いまITの時代が始まろうとしていますね。
日本は大分遅れているようですが、要は時間、空間をどれだけ自分の中に
感じる生き方ができるかということでしょう。それこそ、「妄執の差別を
時と名づけ、座を立たずして一切の仏事を成ず」で、全ての人がITから
始めて、大慈悲に生きる時代が来る、そのように祈るばかりです。
人類が生き残り、繁栄をつづけるために、人間が自分たちにもらっている
能力を次々に見つめていく。気がつく分量のなかに科学も宗教もみなあっ
たわけで、これはどこまでいっても、本質的には一つでありながら二つで
すし、二つでありながら一つでいかなければならない。そんなふうに思い
ます。人間の認識の能力として、どちらか一つということはないんです。
「皆即」ということだと思います。

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感情のない感動とは ~中村和尚に聞く~ 010716

平成13年6月11日夕刻。鏑射寺のおくりの一室にいた。
インドから日本へ11年前に授かった仏舎利(お釈迦さま
の骨)で、ノド仏の4つの気泡をどこへ安置するかの相談
のためだった。
高僧は語った。
「空海(弘法大師)が唐より持ち帰った仏舎利が以前、京
都の東寺にあった。歴代の天皇は一年の吉凶を占う為、2
つの入物に分けられた粒を毎年勘定した。毎年のように数
が一定せず、多くなったり、少なくなったり、大きくなっ
たり、小さくなったりした。今もその占いの記録は残され
ている。その仏舎利80粒を鏑射寺で6年間預かってお守
りした。その6年の間、様々なできごとが起きた。手に負
えなくなり、高野山に安置していただいた。仏舎利は不思
議なもので、安易に考えてはならない。」

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