患者自身が作り上げた概念が「自己」

金沢のビジネスホテルの一室。

故七田真さんとの二次会の場で
いつもどおり酔っていたのですが、先生の近くに
にじり寄って、だれにも聞こえない小さな声で

「先生、この世には自分しかいないんですよね。」

そうすると先生も小さな声で、
「その通りです。・・・」

間髪入れずにお答えになった方は体験上では
もう御一方。それは「ありがとうおじさん」です。

やっぱり二人だけの時にそれとなく質問
「この世には自分しかいないんですよねえ。」

「そう・・・。ちょっとさびしいけれどね。(笑)」

即答なんでした。

でも普通はそんな質問するほうがあたまがおかしいはずですが、
お答えになるお人もお人です。(笑)

「患者自身が作り上げた概念が 自己」

自己と言ったとたんに「患者」ですから
患う者、正気じゃないものとなります。

何故でしょうか。

「自己」と言ったとたんに分離をするからでしょうか。
この世に誰もいなくて自分一人だとしたら、
自分という概念もありません。

自分はすべてとなります。

ですから
「他人の誤りを攻撃するなら、あなたは自分自身を
傷つけることになる。」 のかも知れません。

でも誤りだと感じる自身の心は、天からの贈り物だとも感じます。

七田 真先生も、ありがとうおじさんも分離感の薄い存在でした。

「恐れの中に生きる者は 誰も本当に生きてはいない。」

お二人を見習って、しっかり生きなければと思います。

地上にある者は少なからず幻想にとらわれる

まさか現実と呼ぶ世界が影だとしたら
私たちは何にとらわれて生かされているのでしょう。

影として起きることに心底とらわれて生きているとしたら
なんともったいない人の生でしょうか。

「人心受け難し」
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奇 跡 「神の使者」

今日、なつかしいお知り合いからお電話いただいてます。

いつもこのブログを読んでいただいて、わかるときも
わからない時もあるけど、なんだか良くて…。と。

「それで基本的な考え方がわからないと、
まったく何が書いてあるのかわからないかも。」と
お答えしながら、その基本的なことを申し上げました。
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人は変わらなくていい・・

今朝なにげなく(いつもですが)新聞を見ていて、
下の方の人の気を引く週刊誌のみだしに
ちょっと感じました。

週刊誌の糸(意図)に引っかかった蜘蛛でしょうか。

いろんなお人の言葉。
最近天に還った方たちのです。

野党の重鎮Wさん
「人は理屈では動かん」
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死とはすべての幻想を派生させる中心的な夢である

近くに毎日いた家族が亡くなり、
一人また一人と減っていく家族を送った
この7年間でした。

そして今、親しき友人や、縁ある会社のお人は
病になり、いやでも死と向き合う状態にあります。

遠くにあった肉親の兄弟をもこの7年間で
次々に見送りました。
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他を助けたいという望みは それが本当に利己的でなければ すでに成就している

なかなかに信じられないことですが。

元一つの考えが身に染みていて
他の何かの助けになりたいという望みが
あったなら、それはすでに成就していると言います。
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