こんな方が・・・

「夫子の間は善を責めず・・・」
ハガキの世界での友人のありがたい言葉。
孟子さんの、父子間の親の子への接し方だそうだ。
あんまり正しいことばかりで子を責めると、
子は離れていってしまいますよ。
というような意味らしい。
そんな風に接してきた同じ職場の
親子関係は、親子の縁のすさまじき修行を感じさせる。
人ごとではないですが。
「えーさん日記」からある聖者のことを知った。
それは辨榮(弁栄)聖者
思わず全部読ませていただいた。
目にみえる世界の不思議を明確に
説かれているようです。

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「夢」

山奥の細い道を誰かに載せていただいて、
乗用車が走る。
到着した作業現場にいる
以前からの顔見知りさんにご挨拶。
明日からここで働くんだ。
土木工事の作業現場宿舎で少ない荷を解く。
その日は眠ってしまった。
朝がきて、バイクに乗って高速道路の現場の
工事状況を視察する。
隣の工区との境も過ぎて、いつしか
道路の工事区間をも離れ、山奥の
大きな川の分岐点に座って、川の流れを眺めている。
「また働くんだ・・・ここで。」
となんだか憂鬱な気分。
帰り道、土を運ぶトラックやショベルカーと
なんども行き交う。
そしてショベルカーが土をトラックに積み込んでいる
場所で、ぼんやりとその光景を眺めている。
「みんなどうしているんだろう・・・・・・。」
と思う。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
学校から通知が来た。
もう一年大学に通わなくてはならない。
それも働きながら。
落とした単位を取得するために。
学校への長い坂道を歩く。
事務室で手続きを済ませ。
何をいつ受講すればいいのかを聞く。
初の受講日が来た。
教室を必死で捜すのだが見つからない。
空ける部屋、空ける部屋、知らない人と
先生ばかり。
なんだかイヤになって、受講をあきらめる。
そして結局、一年間一度も受講しなかった。
それでももう学校からは通知が
こなくなった。
「ああもう勉強しなくくていいんだ。」
物凄く大きな安心感が体中を包む。
幾度も見た夢のお話。(笑)

こわばりの笑顔

朝、通勤の道で、コーヒーかこさんに毎朝みえる、
犬をつれたおじさんとすれちがった。
「おはようございます」とご挨拶。
いつもは黙礼だけなので、今朝が始めての声かけ。
おそらくずいぶんと長い間笑ったことが
ないようなお顔が、こわばりながら
微笑んでいた。
同じようなことが、会社でのさまざまな人々との
出逢いでもおきる。
「こんにちわー!」とこちらから声かけ。
「こわばった笑顔」がかわいいと感じる。
その方の日常がみえる。
人生はほんとにいろいろ・・・・。

静寂はごちそう

朝霧高原のログハウスに二日間いた。
その間、雨がほとんど降っていた。
富士山からの風が雨を斜めにする。
雨の音が心地よいことがわかる。
風、雨、鳥の声しかといっていいほどの静寂。
自然じゃない音は、石油のボイラー音と
時を知らせる村の拡声器からの音楽のみ。
ささやくような声が、みんな聞こえる。
ふだんの声がどんなに大きいのかわかる。
きっと会話の声が小さいだけで、
おだやかな生活が得られるのかも知れない。
自宅はと言えば、
都市高速道の自動車の走行音が
一日中聞こえる。
夏はクーラーを入れないので、少し開けた窓からの音は物凄い。
けれど慣れってもっと凄くて、
騒音が気にならなくなってしまう。
ログハウスでの静寂はほんとに嬉しい。
普段から静かなところで暮らす方にとっては、
信じられないだろうけれど。
静寂はご馳走だとしみじみ思う。
音にもエネルギーがあるのだろうから、
ずっと無意識に聞いている音から
どんな影響を受けているのだろう。
そして無音からは何を受けるのだろう。

たまに・・・

おととい、ひさしぶりに飲み会に参加。
経営者のみなさんのお話を聴いて、
たまには現実もいいなあと思う。(笑)
こちらから出る言葉も確認できた。
ちょっと気になる男性がいて、
だいたい一月に一度お話を聴きに出かける。
この前は3人で聞くところが、
一人が急にこられなくなって、
二人で聞いた。
あとで大須へ行って、お食事した。
お目当ての「健福」さんが、27日まで
お休みで、万松寺通りを西へ抜けた。
何年ぶりかのこと。
若者と外国の人たちが目に付いた。
また次のお目当てのところ「御幸亭」さんが
まだ開店前。
それで「キッチン ニュートーキョー」へ。
お食事をご一緒していただいた方は
もう9年ほど前にあって以来の知人だけれど、
二人だけでのお食事は始めて。
子どもさんは、おなかの中にみえるころから
知っている。(笑)
やっぱり二人だけでの話しや時間は
貴重だと気づかせていただく。
不思議な方と思っていたけれど、
やっぱり見ている・・・人だった。
ケイタイが鳴って、兄が名古屋駅に到着するので、
大須でお別れした。
これから以後、ともに学べることは幸いと感じた。
名古屋駅で兄と会った。
「楽天」さんで二度目の夕食。(笑)
二年ぶりだろうか。
今年で66歳。
「あいさつ回りだけで半年かかるわ。」と笑う。
それから自分の働いている今度の職場の
優秀性を難しい言葉で続ける。
久々に兄貴らしさに触れる。
幼いとき、ともに言い知れぬ苦労をした二人だ。
父親代わりの兄貴の背中は丸く、
大変な思いをたくさんしょって・・・と、
後姿を見送る。
ありがとうお兄ちゃん。
たまに・・・の多かった一日。
たまにが、いいようです。

戦いが始まっている・・・

あの激しいと・・感じた8月が過ぎて、
早くも9月も20日過ぎとなった。
9月9日重陽の節句は16菊花紋の
皇室のイメージがある。
皇室さえもが週刊誌沙汰になるような
たくさんの問題を抱えているように思える。
この9月になってもなんだか激流はやみそうもない。
政治、経済、国民や世界の人々の
生活もまったく同じ激流の中。
需給のバランス、エネルギーの確保、金融問題、
世界均衡、テロ、宗教戦争各分野での最終かにも
思われる戦いは始まってしまっている感がつよい。
多くの家庭の中も、会社の中も同じなのだろうか。
何が残り、どんな方向に向かうのだろう。
若者たちを導く指針も少なく、生きる活力さえ
失いつつある若者を多く見かける。
人間が動物以下のような行動をとる事件の数々。
新聞は読まず、テレビは見ず、静かに座る時なのだろうか。
恐ろしいような電話が会社にあったり、
強い静寂の日々もある。
今こそ光の軍団が行動する時なのかも知れない。