「竹のものがたり」 その5~竹を担いで持ってきた女性

なかなか「竹のものがたり」にたどり着けませんね。(笑)

ただ2月の中旬に、なんだか少し興奮しながら、
娘の真由美が家でしゃべっています。

「この竹の炭すごいんだわ。
炭塩とか、笹の炭とか、竹酢とか
試してみようと思って取り寄せたの。
あと洗濯とか竹酢でやってみたりしてみる。
この炭の塩おいしいんだわ~。」

だいぶ興奮しています。
“「竹のものがたり」 その5~竹を担いで持ってきた女性” の続きを読む

友の喜びが共鳴して

ゴールデンウイークの5月1日2日は
愛媛の大洲市肱川町の奥地、大谷の
岩熊裕明さんを訪問の旅でした。

クマちゃんの著書は、予想では7万部が
世に出るだろうとのことで、6月15日に
出版記念の集いが東京で開催されるようです。

3日は一日休養に当て、4日5日と仙台に
向かいました。
“友の喜びが共鳴して” の続きを読む

「竹のものがたり」 その6~藤樹書院を訪ねて

自分が生まれ出たときに、与えられた名前は

森本 正孝 です。

名は役割かどうかはわかりませんが、
兄の正は確かに「正義の人」でした。

自分はと言えば、正しく「孝」を行う人。?
ただ正しいとは何かはわかりません。
正しいといえば、邪がすぐ浮かびます。
人生上ではかなり邪も多かったので、正しくは
しっくりきません。

むしろ「公平」がしっくりきます。
この「竹のものがたり」の後半にご縁をいただく、
熊ちゃんこと「岩熊裕明」さんも実は「公平」を
旨とされていました。

父はいず、母は忙しく、親から何かを強制されたり
教えられたりは皆無です。
ですからすべてのことを自分で考えて行ったり、決断するしかない。
“「竹のものがたり」 その6~藤樹書院を訪ねて” の続きを読む

「竹のものがたり」 その7~熊沢蕃山の誓い

感慨に浸りながら。藤樹書院を辞去したあと、教えていただいた
近くの中江家の墓を詣でました。

儒教式の墓には元来はっきりとした銘はなく、
ただお骨のある場所に、小山のように土を盛るのみ。
そして小さな墓標があるのみだったようです。
ですから最初はどれが誰のお墓かわからなかった。

現在は立派な銘が建っています。

60歳になった熊沢蕃山が藤樹のお墓に詣でます。


“「竹のものがたり」 その7~熊沢蕃山の誓い” の続きを読む

致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その2~種田山頭火という・・

「種田山頭火という生き方」

大山 澄太 俳人

 山頭火という人は幾度か私の家に
泊まりましたが、帰る時、いつも
後ろを振り向きもせず、一目散に
駆けていくのです。

見送るほうとしては物足りんのですね。
だからある雪の降る夜、山頭火が私の家に
泊まった時、いつものように酒を飲みながら
「あんたが帰る時、僕らが名残惜しんで見送るのに、
いつも後ろを見ないで、すーっと逃げるように
して行く。
あれはどうしたんか」と私が尋ねると、
山頭火は酒を飲むのをやめましてね。
“致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その2~種田山頭火という・・” の続きを読む

「竹のものがたり」 その8~竹へのいざない

藤樹書院を出た後、夕暮れ迫る同じ高島市に
「白髭神社」があるため、当初の思い通りに
参拝させていただきました。
猿田彦さんの神社です。
水先案内人ですね。

琵琶湖に鳥居が建つ、デートスポットみたいで
多くの恋人たちが、水辺で鳥居を眺めていました。

神社正面からなぜかその琵琶湖の鳥居を見てみようと思い、
少し高台にある神社正面の鳥居の真中に立ちました。
そして湖の鳥居の中心に、はるかに望めた場所は
なんと「竹生島」でした。
日本のへそとも言われる場所。

またしても「竹」です。
ゾクゾクですね。(笑)

しかも「水先案内人」の猿田彦さんの神社。

“「竹のものがたり」 その8~竹へのいざない” の続きを読む

致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その3~どこまで人を許せるか

「どこまで人を許せるか」

塩見 志満子 のらねこ学かん代表

 長男が白血病のために小学二年生で
亡くなりましたので、四人兄弟姉妹の末っ子の
二男が三年生になった時、私たちは
ああこの子は大丈夫じゃ。お兄ちゃんのように
死んだりはしない」と喜んでいたんです。
ところが、その二男もその年の夏のプールの時間に
沈んで亡くなってしまった。長男が亡くなって
八年後の同じ七月でした。
“致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その3~どこまで人を許せるか” の続きを読む

致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その4~自分の仕事に命を懸けなさい 森信三の教え

「自分の仕事に命を懸けなさい 森信三の教え」

加藤 彰彦 沖縄大学人文学部 福祉文化学科教授

私は取るものも取りあえず、森信三先生の
ご自宅に駆けつけました。当時私は二十九歳、
先生は七十歳に近かったと思います。
先生は私を部屋へ招き入れると、
「さあ、こちらへ!!」と言って、私を
上座へ座らせました。その一連の動作から、
先生の「出会い」に対する気迫を感じ、
ただただ圧倒されるばかりでした。
“致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その4~自分の仕事に命を懸けなさい 森信三の教え” の続きを読む