「世界遺産カッパドキア」 奥の院通信 R3 7/1

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上空からの写真が載せられないのが残念であるが、ネット検索すれば簡単に沢山出てくるので御覧頂きたい。大小さまざまな形をしたとんがり帽子のような奇岩が無数に立っている。トルコ共和国の首都アンカラの南東に位置し、世界遺産に登録されている。奇岩として紹介しているが、これは明らかに人工的に造られた建造物であり、中は人が充分住めるようになっており、巨大な地下室に繋がっている。奇岩というが、とんでもない、人工的に構造物であり、建造物である。

 古代ローマ時代の歴史学者、地理学者、哲学者であるストラボン(前63年ー24年)が、このカッパドキアについて詳細な記録を残している。しかし、今ではその地域を「非常に誇張して」書いているという。それでも長さ150キロ、幅100キロとある。カッパドキア王国は紀元前350年から、紀元17年にローマの属州になるまで存在した。

 この巨岩と紹介されるものは巨大な地下室に繋がり、その地下室も実質は地下都市である。そこにはキリスト教会もあれがイスラム寺院もある。しかし、この地下都市についてはほとんど語られない。これがかつての核戦争時代の核シェルター都市だったからである。その目でこの世界遺産を見ると、明らかに核シェルター都師であったことが認識できるはずである。この地域を支配していたのはヒッタイト帝国であり、このヒッタイト帝国はある時期突然消えてなくなった。

 ヒッタイト帝国は、紀元前1680年から紀元前1200年頃まで存在し、480年もの長きに亘ってこの地域を支配した強国だった。このヒッタイト人のある人物から、死んだ妻の埋葬地にするための畑を譲り受け、その時その地続きの洞穴も一緒にわけて貰ったアブラハムのことは既に書いた。   アブラハムはユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒の祖である。従って、人類はこのアブラハムを偉大な人物をして歴史に残した。彼が、死んだ妻の埋葬地とするべく、三拝九拝して畑と一緒に譲り受けた洞穴が、実は核シェルターで、イスラエルの民を核戦争から守ったという。だから歴史に残すべき、神とも言うべき偉人として語り継がれたとしたら納得できる。

 ところが、このアブラハムは、なぜ核シェルターにするべく、こんな巨大な洞穴をヒッタイト人に拝み倒して譲り受けたのかと言うことを考えると、彼は核戦争のことを認識していた思われる。既に核戦争が始まっていたのか、これから始まることを知っていたのか、いずれかである。その後、間もなくヒッタイト帝国は消滅している。480年もの長きに亘って栄えた強国ヒッタイト帝国が、この時期滅んでいる。そして、このヒッタイト帝国のこと、滅んだ経緯、その勢力下にあったカッパドキア王国などについては、歴史は語っていない。この巨大な核シェルターを奇岩群として紹介し、世界遺産に登録している。しかし、その説明書の中には核戦争のことなど全く出てこない。

 その後の歴史は、進化論を提供し、人類は猿から進化し、次第に賢くなったという歴史で人類を洗脳した。遠い過去には、今のような文明はまだ存在しなかったと言いたいのである。ヒッタイト帝国は存在したが、そんな昔には、核戦争などおよそ考えられないと人類を納得させている。
 しかし、残された遺跡を素直に研究すると、核攻撃を受けたと思われる場所が世界中に存在することが疑われる。ある考古学者が、先に書いたモヘンジョ・ダロの遺跡を研究し、その爆心地も探し当て、緑の硝子の絨毯を発見している。その緑の硝子の絨毯は世界各地で発見されているにも拘わらず、核戦争のことは一言も語られない。進化論を信じている人類は、それで納得しているのである。世界を支配し、歴史を書いている奥の院は、都合が悪いと思ったのか、このカッパドキアも、そこを支配していたヒッタイト帝国のことも、極力歴史に書かないようにしているようだ。

 モヘンジョ・ダロで起きた核攻撃によって町は一瞬にして消滅しているが、この事実について研究していた考古学者は今では行方不明となっている。日本のある学者は、行方不明になった研究者などの書いたものなど信用できないと言い、それを日本のNHKが放映する。変な学者はいくらでもいるが、それをわざわざ取り上げ、モヘンジョ・ダロの真実については語らせないという姿勢は情けない。彼らの書き残したものはそのうち焚書されるのであろ。

 モヘンジョ・ダロについては、たまたまインドの三大叙事詩が書いているので辛うじてその時の様子が分かる。カッパドキアについて書いたものは、今から二千年前のストラボンだけだという。しかも、彼の書いたものは誇張されているとの評価を下し、あまり注目されないようにしている。書いたものが少なければ、なおさらその内容は真摯に研究する必要がある。
 しかし、このカッパドキアについては、そこに遺跡が存在するので、これらを破壊しない限り、その研究に取り組む研究者・学者も現れるであろうから、期待は出来るものと思いたい。重要なことは、昭和天皇も危惧された奥の院による核戦争を起こさせないことである。起こせば間違いなく人類の文明は再び滅びる。