「あっという間に20年」奥の院通信から R3 9/11

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20年前の今日夕方(日本時間)、9・11テロが起きた。アルカイダのテロだと言ったが、これは明らかに奥の院のテロであった。旅客機2機が2つのビルに突っ込んで3つのビルが崩れ落ちた。つまり、1つは何もしないのに同時に崩れ落ちた。このテロでおよそ3000人ほどの人が犠牲になった。その中には日本人もいた。その前日には、ある企業(奥の院企業)には「明日朝は出勤するな」とのメールが回った。したがってその企業の社員に犠牲者は出なかった。

 直ちにこの周辺は立ち入り禁止となり、その間に現場はきれいに整地され、最後は池になった。通常であれば、犯罪の現場は調べが済むまでは触ってはいけない、触ると証拠隠滅の嫌疑が掛かる。しかし、このときは直ちに整備され、その後すぐに堀繰り替えされ池になった。

 数日後、犯人とされた人のパスポートが現場近くに落ちていた。都合よく発見されるものである。ビルの崩れ方は、まさにビル解体業者が建物解体する時と全く同じであった。きちんと然るべき箇所に爆薬を仕掛けて解体する。ビルの崩壊は旅客機が突っ込んだからではなく、予め解体のための爆薬が仕掛けてあったのである。いわゆるやらせ事件であった。

 この時のアメリカ大統領はジョージ・ブッシュであった。事件後数日して「これはテロとの戦争である」と宣言した。通常、戦争をするには今では国連安保理の決議が必要であるが、テロとの戦争であればそれは必要ないというわけである。

 その後、アフガニスタンのタリバンが犯人の首謀者ウサーマ・ビン・ラーディンを匿っているとして、タリバン攻撃を始めた。アフガニスタンを空爆し、兵を入れ、タリバンを壊滅させた。それから20年の長きに亘って、アメリカとアフガニスタンとは戦争状態であった。

 その後メディアは、犯人の首謀者がウサーマ・ビン・ラーディン(サウジアラビア人)が犯人だとして追い回し、10年後の5月ようやくパキスタンで彼を殺害した。その10年間、毎日しつこく彼のことを報道し、何故彼が犯人かという説明は遂になかった。最後は特殊部隊が始末した。もし彼が犯人であるなら捕獲して、裁判にかけるべきだった。しかし、それは敢えてしなかった。都合が悪いからである。因みに、ウサーマ・ビン・ラーディンは、以前はブッシュ大統領のビジネスパートナーであった。

 事件直後、これはアルカイダの犯罪であるとし、フセイン大統領が指揮を執っているイラク人たちの犯罪だと決めつけた。しかし、実は彼らが発表した犯人たちにイラク人はいなかった。ほとんどがサウジアラビア人であった。毎日テレビで報道するので、その報道に疑問を抱く人もいなかった。

 また、事件から2年たった2003年には、イラクが大量破壊兵器を隠し持っているとして、イラク戦争を始めた。それから3年後にイラクのフセイン大統領は処刑された。イラクが大量破壊兵器を持っていて、これは国連決議に反するとして攻撃を始めたが、その後そんなものは持っていなかったことが証明された。フセイン大統領を始末してから後のことである。

 アメリカは9・11テロから20年間、アフガニスタンと戦争をしていた。ところが、事件から20年後の今、始末したはずのタリバンが蘇った。そして、今回バイデン米大統領がアフガニスタンから完全撤退したが、たちまちアメリカ人兵士13人が殺害された。棺が先日星条旗に包まれ戻ってきた。そして、全てはトランプ前大統領の責任であるとした。

 アメリカは9・11テロの後、これを口実にして20年間、世界中で戦争をしてきたが、そろそろ、戦争の種も尽きてきたのか、ここに来て生物兵器を使っての戦争を開始した。これが今起きている第三次世界大戦である。全ては奥の院がアメリカを使ってしている犯罪である。これに気付いたトランプ前大統領は、都合が悪いので潰された。

 今回始めた奥の院の戦争は、極めて厄介である。戦争当事国が明確でなく、全人類と奥の院との戦争である。ところが、今回もまた奥の院のメディアが大活躍し、今のところ全人類が奥の院の味方をしている。彼らの敵はごく僅かな人たちで、これはまたメディアを使って狂人扱いして済ます。刃向かう敵などいない戦争である。

 旅行も出来ない、会合も出来ない、会食も出来ない、外では酒も飲めない、職も失うと生きていく環境を厳しくして、やおら、このアメをなめたら全て解決だよと奥の院は誘う。そうだそうだと、列をなしてかれらの指さす方向へと走る。これで動物農場への道をまっしぐらとなる。人類は農場の外では生きられない。奥の院の目指す目標は達成間際まで来た。人類は核戦争で1度滅んだと言われるが、今回は生物兵器で滅ぶことになった。