2457「ありがとう、ありがとう」2021.9.16 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年09月11日の記事を紹介します。

「ありがとう、ありがとう」

地球の周波数が変わったことで、

・思ったことがすぐに現実化しやすいということと、

・類は友を呼ぶの法則がより鮮明に機能しているようです。

より一層、私たちの心の状態が問われています。

・美しい心

・思いやりのある心

・我欲(自分だけがの欲望)が少ない心

が問われています。

自分の心の状態が真っすぐに

・同じ現実を引き寄せ

・同じ意識(心)を持った人を引き寄せ

より一層、その心の状態がデフォルメされて

私たちの周りに展開されていくからです。

さて今日は、ご縁のある方に、

私たちの未来と、そして死後の行先を決める美しい心についてのお話です。

知的障害の兄を持つ小さな弟君と、そのお母様のお話です。実話です。

<引用開始> 引用元

一人のお母さんから、とても大切なことを教えられた経験があります。  

そのお宅の最初に生まれた男の子は、高熱を出し、知的障害を起こしてしまいました。

次に生まれた弟が二歳のときです。  

ようやく口がきけるようになったその弟がお兄ちゃんに向かって、こう言いました。

「お兄ちゃんなんて バカじゃないか」

お母さんは、はっとしました。

それだけは、言ってほしくなかった言葉だったからです。

そのとき、お母さんは、いったんは弟を叱ろうと考えましたが、思いなおしました。  

弟にお兄ちゃんを、いたわる気持ちが芽生え、育ってくるまで、

長い時間がかかるだろうけど、それまで待ってみよう。

その日から、お母さんは、弟が兄に向かって言った言葉を、

自分が耳にした限り、毎日克明にノートにつけていきました。  

そして一年たち、二年たち・・・

しかし、相変わらず弟は、「お兄ちゃんのバカ」としか言いません。  

お母さんはなんべんも諦めかけ、叱って、無理やり弟の態度を改めさせようとしました。

しかし、もう少し、もう少し・・・と、根気よくノートをつけ続けました。

弟が幼稚園に入った年の七夕の日、

偶然、近所の子どもや親戚の人たちが家に集まりました。

人があまりたくさん来たために興奮したのか、

お兄ちゃんがみんなの頭をボカボカとぶちはじめました。

みんなは 「やめなさい」 と言いたかったのですが、

そういう子であることを知っていましたから、言い出しかねていました。  

そのとき、弟が飛び出してきて、お兄ちゃんに向かって言いました。  

「お兄ちゃん、ぶつならぼくだけぶってちょうだい。ぼく、痛いって言わないよ」  

お母さんは長いこと、その言葉を待っていました。

その晩、お母さんはノートに書きました。

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」  

ほとんど無意識のうちに、ノートの終わりのページまで

鉛筆でぎっしり、「ありがとう」を書き連ねました。

人間が本当に感動したときの言葉は、こういうものです。

<引用終了>

弟君に、優しい気持ちが芽生えたのも、嬉しいことですが、

このお母さんも、 一時の感情に任せ、叱って、態度を改めようとはせず、

優しい心が自発的に芽生えるのを待ったということも凄いことですね。

目に見えない時代も変わりました。

優しさを無理強いされても、一時はしぶしぶ従っても、

そうしてしまっては、かえって、

一生、本当の心からの優しさや、愛は育たなかったかもしれません。

・最初に生まれた男の子が高熱を出し、知的障害を起こしたこと。

・このお母さんのもとに生まれたこと

・縁がつながり、この弟君が生まれたこと

・幼いながら、数々の葛藤のなか、優しさと愛をはぐくんだこと

全部繋がっています。

私たちは、この地球に生まれ、あらかじめ設定してきた環境を準備し、

そこに飛び込んで数々のドラマを演じています。

周りの役者の方もお願いしてきました。

それは全て、身近な周りの人々とともに、

この美しい地球で愛のハーモニーを奏でるためです。