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アメリカ合衆国最高裁判所の陪席判事の一人、ソニア・マイヨール(67歳・女性)はワクチン接種していない。アメリカ最高裁判所判事は8人であるが、長官をのぞく7人を陪席判事という。
現在、アメリカ最高裁はコロナワクチン接種命令が、合法・合憲かどうか議論している。コロナは恐ろしいとメディアに宣伝させ、接種命令が合法・合憲との判断をしても、非難を浴びることがないかどうか、様子見をしているのかも知れない。
保守系の判事は食品・薬品・化粧品法の564章並びに憲法では、行政機関が国民に治療行為を強制することを禁じているとの認識を持っている。コロナワクチン接種は治療行為に当たるとブレット・カバノー判事(トランプ前大統領が指名)は明言している。
他方、リベラル系の判事はその反対の姿勢であり、バイデン政権には厳格な命令実施を通じて国民の命を守る任務と責任がある、としている(推進派)。
推進派で最も声の大きいのが、オバマ大統領の指名したソトマイヤーである。彼女は先週、コロナによって10万人の児童が入院加療中であると間違った主張をした。酷い間違いだから、主要メディアやCDC(疾病管理予防センター)でさえ即座に否定した。最高裁判所判事の役目は法律をバイアスなしに解釈することであるが、ソトマイヤーは度々その規範を無視した言動を繰り返している。
彼女は自分の有害な意見を混入させてきた。それに対する道徳的な見地からの批判が出る前に、自分のツイッター・アカウントで社会改革や治療命令を後押ししている。若手最高裁判事として嘱望されているのに、これでは先が思いやられる。
更に悪いことに、彼女は偽善者でもある。彼女は過去ワクチンを2回接種したと語っているが、同僚と違って、法廷内の議論を聞いていない。自分のオフィスに閉じこもって、二重マスクをして、法廷にはZOOM画面で現れる。コロナが怖いという。しかし、彼女のオフィスの事務員や無給のインターンによると、ソトマイヤーはワクチンを接種しておらず、アンチ・ワクチン派なのである。
ペニー・サンプソン女史は法学部学生で、昨年春に最高裁のインターンシップ・プログラムで採用された。パンデミックによるモラトリアムが始まる直前のことだ。事務局にいて、弁護人や訴訟当事者からの調査依頼に対応することが仕事である。対面のことも、電話でのこともあり、常勤職員のさまざまな作業を支援する。作業には法廷のファイルの整理保存と記録がある。ある時、インターンシップとしてソトマイヤーと接触する機会があった。
2021年春、ワクチン接種現場に数百万人が駆け込んだ。その時、サンプソンは奇妙な情景を目にした。「私はワクチン接種するために休暇を取りました。健康に問題があったので、第一次配布を受けうる資格があったのです。その帰りにソトマイヤーとぶつかってしまいました。私たちは個人的な会話を交わしたことがあったので、ワクチンをして帰る途中ですと言いました。すると彼女は、顔色を変えて思いがけないことを言ったのです」とサンプソン女史は語った。ソトマイヤーは「ワクチンを接種しては駄目よ」と警告したのであるという。
「もう18ヶ月前のことなので、一言一句そのままには言えませんが、要は、私も若くて痩せているので、コロナには掛からず、ワクチンの必要はないと言いたいのかなと考えました。私は丁寧に彼女がワクチン接種をしたのか尋ねました。私は判事さん達は全員ワクチン接種をしているものと理解していたのです。ところが彼女は、貴方のような人は健康に関しては他人のやることを倣っては駄目よ。私は自分には糖尿病があるのですが、糖尿病は太った人が掛かるものと言われるのは本当ではないですねと言いました。すると彼女は、痩せていてもワクチンをしては駄目なのよと言いました。彼女は私を捜していたと言い残して、そこで分かれました。私は直感で、彼女はワクチン接種をしてないなと思いました。理由は何であれ、とにかく私にワクチンをさせたくなかったのだと。それでも私はワクチン接種しましたけど」と語る。
直感でも推測でもそれは証拠にならない。しかしサンプソン嬢の話は、ソトマイヤーがワクチンに関してどういうスタンスでいるかの議論において、法律関係者が提供した具体的な事例にはなる。
2020年から2021年の間、マーク・カル(仮名)はソトマイヤーの下で働いた8人の事務員の一人だった。名前が表に出ると就職に差し支える恐れがあるので匿名を希望している。2021年2月、ソトマイヤー、バラク・フセイン・オバマ(悪党)が電話で話しているのを耳にしたことがある。彼の声は聞こえなかったが、ソトマイヤーが相手を「ミスター・プレジデント」と言い続け、最後に、「ミシェルに宜しく」と言ったので、オバマに間違いないと思っている。
「通話は20分くらいでした。その途中で一瞬沈黙があり、それから『イエス、私は警告されていましたよ、私だけでなく家族もワクチンしません、私がアドバイスする相手も誰にするかに、とても慎重です』、私は席に付いていましたが、そこは彼女の部屋の前でした。私は耳に音楽を切ったイヤホンを付けていましたから、彼女は気にしなかったのでしょう、私はワクチンには何かとても悪いことがあるとはっきり理解しました、私はその理由で、今もワクチンをしていない」とカルは言う。
ここで最後に言えることは、悲しいことだが、ソトマイヤーにはひねくれ者揃いの民主党員同様、表の顔と裏の顔がある。表の顔では、アメリカ国民は全員ワクチン接種すべきだと語り、裏の顔では自分自身ワクチンするのを避け、仲間には家族も含めそれに倣うように忠告しているのである。