龍村仁監督により後にシリーズ化される「地球交響曲 第1番」を
始めて見たのは、自己啓発セミナールームでのことでした。
もう28年が経ちました。
その時とても心が動きました。
それから第1番から第4番までは自主上映会なども開催しました。
第5番は飛んで見ず、ご縁ある方の出演があった第6番を見ました。
最初の感動はなんでもそうであるように薄れていきました。
第7番8番はパス。
この27日、友人から最後の「地球交響曲 第9番」がベートーヴェンの
「運命 第9」ですから行きませんか?とお誘いを
受けましたので、上映地豊川へ出向きました。
映画は主には炎の指揮者小林研一郎さんを中心に、第9を合唱と
交響曲で奏でるまさに最後のシンフォニーです。
しろうともプロも健常者も障がいのある方も交えての
交響曲。その練習の情景、コトバ、こころが
宇宙からの振動にずっと共鳴しっぱなしです。
コバケンさんにとって500回目となる第9でした。
ヴェートヴェンはシラーの詩と交響曲を組み合わせた
壮大な音の集まりを完成させたかった。
彼を誘ったシラーの詩の訳です。
一般的な訳とは少し異なるかも知れませんが
「空」を連想させます。
わたしたちは 「ひとつ」。
是非にと最後の「地球交響曲 第9番」をおすすめさせてください。