奥の院通信から R4 4/13 「ウクライナの情報戦」

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 ウクライナ紛争(戦争)も情報戦が盛んに行われているのであることは良く分かる。ディープステートはロシアのプーチン大統領がウクライナを侵略したと言うし、ロシアはウクライナがウクライナ在住のロシア系住民を虐殺しているので、これを止めさせるため軍事侵攻したという。ウクライナがミンスク合意に違反し、ロシア系住民を虐殺し、そこにはジェノサイドが起きているという。

 言い分は正反対で、どちらかが嘘をついているのである。ウクライナ側の言い分はディープステートの言い分であるから、声は大きいし、全世界の隅々まで行きわたっている。国連などの国際機関を始め、メディアは挙げてウクライナの言い分を宣伝している。そして、あたかもそれが真実であるかのように思われている。そこで最近現れたマリウポリから脱出できた人の証言を聞いてみた。

 【証言A】
 サイレンも鳴らさなかったマリウポリ市長、8年間(2014年以来)防空壕一つ用意しなかった市長、私たちの避難所は塵のように破壊していた。市長は何をしていた?彼は街を運命に任せ、私たちを見捨てたのです。1ヶ月間、食糧も水も電気もガスもない。1月間パンもガスもないのよ。国中にこれを知らせて下さい。市長は民を見捨てた。
 避難の様子を理解して貰いたい。ここには、1週間以上前から人が集まっている。ロシア軍は、私たちを地下から引っ張り出し、助けてくれた。食事も与えてくれた、飢えている子供たちに毎日配給をしてくれた。ウクライナ人とは違う。彼らはこれをゲームだと思い若者を虐殺した。私たちはこの目で見たことを世界に伝えなければならない。「私たちを避難させているのは、ロシア軍だ」「ウクライナ兵は、一人も私たちを地下から連れ出すことはしなかった。一人も。彼らは私たちを人間の盾として利用するために、解放しなかったのです」

 そしてもう一つ、私は政治のことは分かりません。軍人でもありませんが、ただ一つだけ思うのは、都市を防禦する場合、その周囲に防壁、基地、兵站を造るべきだと言うことです。維持出来なければ、武器を放棄し、諦めて退去すれば良い。しかし、彼らはそうしなかった。ウクライナ軍は住宅地、学校、病院・・・一般市民の住んでいるところに隠れていたのです。民間人しかいないところ、誰もいないところに配備された。そして、ロシア軍からこそこそ隠れて「生きて連れて行くことは出来ない、肉盾にしよう」としていたのですよ。しかし、何人かの肉盾は生き残りましたが。
 ここで起きていることを世界中が知るべきです。ウクライナが何をしているかを。

 【証言B】
 君たちに伝えたいことがある。
 マリウポリでの破壊の100%が、マリウポリでの破壊の全てが、私たちのウクライナ軍でした。私たちは、迫撃砲を持って車に乗り込む彼らの姿を直接見てきました。100メートルや50メートルの地点から砲撃して、彼らは去り、砲弾は私たちの頭上に落ちてくる。毎日10発づつ、少なくとも2セットはやったと聞いています。
 街のインフラを破壊していたのは、100%彼らです。誰が命令しているのかは分かりません。ロシア人?ロシア人に対しては、私はお辞儀をしますよ。

 【証言C】
 地獄でした。奴(ウクライナ兵)らは私たちを撃ってきました。アゾフが撃ってきたんだ!アゾフが!私はこの二つの目で見たんだ。全世界に知らせて下さい。私たちを殺そうとしたのは、”アゾフ大隊”と“右派”セクター”でした。わかりますか?
 あそこの丘の上に、彼らの基地があって、そこから撃ってきました。住宅地を銃撃し、西部地区全体を破壊したんだ。復興は不可能です。奴らはファシストです!ファシストのクズだ!ドイツのファシストでさえ、このクズどものようなことはしなかった。奴らはただの山賊だ。

 このマリウポリはウクライナ東部アゾフ海に面した港町であるが、ここを破壊したのはウクライナ軍であって、ロシア軍ではないと証言している。これは極めて重要な情報であるが、メディアは一切伝えない。メディアが伝えないと言うことは真実であると考えて良さそうである。メディアはこの街が破壊されたことだけを伝え、さもロシア軍が破壊したように思わせる報道をしている。

 これがメディアの偏向報道であるが、この姿勢が紛争なり戦争へと導くのである。紛争を起こし、あわよくばそれを戦争に発展させようという目的がありありと見えている。ディープステートの支配するメディアと国際機関が大活躍することになる。日本政府も国民もこれに乗せられ、ロシアバッシング、プーチンバッシングに奔走しているのが悲しい現実である。