2721「恵を頂く方法」2022.6.7 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年06月01日の記事を紹介します。

「恵を頂く方法」

不幸の後には、必ず幸運が訪れる・・これは、宇宙がバランスを取ろうとするからです。

また美輪 明宏(みわ あきひろ)さんなどは、このことを「正負の法則」などと呼んだりしていられます。

ですが、このことをなかなか実感できない方も大勢居られるようです。

今日は、神々の仕組みの面から日本の形成外科医の草分け的なお医者様であり、

また有名な春日大社の元宮司、葉室頼昭さんの

「神道のこころ」という本から、それがどうしてか、ご紹介します。

この内容以前も書きましたので既にお読みになった方は、スルーされてください。

神さまから恵みを頂くための、神道的なアプローチです。

<引用開始> 引用元

神のお恵みはみんな平等にいただいている。

でも、ある人は不幸になり、ある人は幸せになる。

なぜか、感謝ですよ。

神の波動は感謝しなければ、お恵みとなって出てこないんです。

だから宇宙の仕組みが科学でわかったら、宗教がわかると説明している。

お陽さまは明るくて暖かいとみんな思っているでしょ、これが間違いです。 

太陽の光は暖かくもなければ、明るくもない。

それが証拠に太陽がここにあって、地球があって、太陽の光が地球まできているわけでしょう。太陽の光が明るくて暖かいんだったら、太陽と地球の間の宇宙空間は明るくて暖かいはずです。

ところが、ここは真っ暗で、冷たい。

なぜかということです。地球の周りに空気があるからです。

空気で反射すると光と熱が出てくる。反射しなければ光も熱も出てこない。

空気がなかったら明るくも何ともない、

これと感謝は同じことですよと言っているんです。

反射したら光と熱が出るということがわかったら、感謝したら神のお恵みが出てくる、

ということがわかるわけでしょう。

これは本当のことだから、だから人間も感謝しなさいと言うことです。

そうしたら神からいただいているエネルギーが出てきますよ。

<引用終了>

神さまの光は、みんなに平等に降り注いでいるけれど、幸、不幸の違いが出てくるのは、

「感謝の心」を持っているか、どうかの違いなのだそうです。

そして感謝に関しては、こうも仰っています。

<引用開始> 引用元

感謝もいまは間違っています。神さまにお願いして、お恵みがいただけたら感謝する。

これは感謝とは違う。

これは取引です。

これだけお賽銭をあげるから、その代わり神さま、

子どもを入学させてくださいという取引ですね。

入学したらありがとうございますという。これは感謝でもなんでもないんですね。

感謝には理屈はいらない。

神さまありがとうございますといって、神さまと波長を合わせたら、

子どもが入学するということなんです。入学したから感謝するのではないんです。

感謝したら入学するということなんです。

世の中は逆さをやっているんですね。

太陽の光は空気によって反射して、初めて光と熱が出るわけでしょう。

反射しなかったら光も熱も出ない。

感謝しなかったら全然神さまは出てこられないんです。

だから反射と感謝とは同じだと言っているんです。

入学させてもらったら感謝しようかと。そんなふうに宇宙の仕組みはなっていない。

反射しなければ出ないんですよ。感謝しなければ出ない。

だから感謝しなさいと。そうすると何に感謝するんですかと言う人がいるんですね。

何にと言うときにはもう感謝ではない。それは取引です。

理屈なしにありがとうございますと、言えたときが本当の感謝です。

そうすると神のお恵みが現れてくる。 これが本当のことです。

だからよく健康に感謝する。健康でありがとうございました。

それは結構なんですよ。でも、そういう人に限って病気になったら感謝しない。

たとえばお祈りで、自分の病気を神さま、治してくださいと。

ところがお祈りしても、さっぱりよくなりませんという人がいます。

それは治らないですよ。

私を健康にしてくださいということは、私は病気ですと言っているようなものです。

自分は病気だから、健康にしてくださいと言うわけでしょう。

神さまに私は病気ですと言っているんだから、、

そうかと、そのとおりに病気になってしまう。

だからどんなに病気でも、健康でありがとうございますと言いなさいというんです。

そうしたら健康が来る。

病気を治してくださいということは、私は病気ですと神さまに訴えていることですからね。

<引用終了>

葉室頼昭さんは、死の淵に会った時に、生き方を変えるような、神さまによる、不思議な経験がありました。

それは、浪人時代の過酷な受験勉強がたたり肺結核になった時のことです。

ある日、大量の喀血をし担当の医師から死の宣告を受け、両親の待つ東京に帰ることになりました。

まだ寝台車というものがなく、席を四つとってそこに戸板を敷き、寝かされて東京まで帰りました。

「僕はそのとき、すべての我欲というものが消えていたんです。

医者になりたいだとか、生きたいという思いもまったくありませんでした」

そのとき、ある人が退屈しのぎにと一冊の本を葉室さんに手渡しました。

この本が葉室さんに神秘体験をもたらすキッカケとなりました。

「そこには『人は生かされて生きている』ということがえんえんと書いてあったんです」

死を目の前にして無我になっていた葉室さんは、その本を読んで

感激のあまり泣いて泣いて涙が止まらなかったそうです。

そうして汽車の中でずっと泣き続け、東京駅に着いたときには

立ち上がる体力もまったくないはずなのにホームに一人で立ち上がっていました。

その後十日間ほど、その本の中に紹介してあった本を全部購入し、無我夢中で読んみました。すると不思議なことに葉室さんの体力がみるみる回復し、奇跡のように重度の結核が全て消えうせてしまったのだそうです。

「そのとき僕は神を見たというか、神の存在を身をもって感じたんです」

死ぬとばかり思っていたところを神さまに救われた葉室さんは医学部にもどり、

何か人様のお役に立ちたいと思ったのだそうです。

当時は結核で亡くなる方が沢山いました。

結核にかかると隔離されたりサナトリウムと言うところに入れられました。

美智子皇后さまの親友だったハンセン病医師の神谷美恵子さんも、結核で隔離されている時に、神さまの光体験を授かっています。

神さまに対する真摯な心、そして感謝の真心

葉室さんは、死の淵でそれに気付き、泣いて泣いて涙が止まらなかったそうです。

本当に心の底から生かされている命に、「感謝の心」が芽生えたのですね。

これができた時、私たちは神さまの恵みをふんだんに受けて幸せになれるのですね。

そして健康で幸せな時だけでなく、病気であったり、不幸に見える環境の中でさえも

「感謝」の心を忘れないようにしたいものです。

私たちは一人で生きているのではなく、様々な人や物、神々の「お陰」で生かされていると気付き、感謝できた時、その時こそ、神さまの奇跡が訪れるのかもしれません。

いつも、どんな時も嬉しい時も、悲しい時も、辛い時も、ありがとうの気持ちを忘れないようにしたいものですね。

自分の置かれた環境に対して、不平・不満・愚痴・悪口ばかりを言い、、心がひねくれ、

ささくれだっていては、せっかく、これから良きことが宇宙の法則の通り、起ころうとしても、それは、決して起こらないでしょう。

自分自身の心が無意識のうちに拒絶しているからです。