沖縄の玉城ファームにある水光べジファーム Tさんレポート

11月12日に沖縄の読谷村にある玉城ファームを訪れる機会が
ありましたので、さっそくレポートします。
玉城ファームと一般財団法人テネモス国際環境研究会のオフィスは
いっしょの事務所にあります。
オフィスにはいって、まず室内の空気がとても澄んでいることに驚きます。
なかにおおきな水光べジファームがありますので、そのまま空気清浄機です。
グリーンウェーブやロメインレタスなどの葉野菜が青々と育っていました。

2017-11-11 12.50.10.jpg
2017-11-11 12.45.47.jpg

入口脇においてあるアクアポニクス(魚の水槽を活かした水耕栽培)です。
金魚と鯉の水槽にえさをあげて養液にします。その水が循環します。
水槽にはバンブーシステム変形版が設置されていて、吸引サイクルにしています。
魚のえさ以外になにも入れてないですが、ごらんのように元気に育っています。
写真のグリーンウェーブ食べてみました。
もちろん、うちのよりも、シャキシャキでおいしかったです。

2017-11-11 12.43.33.jpg

伊路波いちばのオフィスにも、お手製のちいさな水耕実験ラックがありますが、
一般的に手にはいるものを組み合わせてつくっていますので
最適化はできていないです。
水光べジファームのは、苗を生けるちいさなポットにしても、
ポットを植えこむ発泡スチロールの板にしても、LEDライトにしても、
実際の栽培に最適になるように設計されています。
次にでっかいべジファーム。

2017-11-11 12.45.14.jpg
2017-11-11 12.39.04.jpg
2017-11-11 12.38.16.jpg

でっかすぎて、部分的に撮るしかなかったのですが、
定期的に水位が満ちたり干上がったりするしくみで、
よく水が動いています。波が押してきたり還ってきたりして、
養液のなかの根がうねるとよく育つということです。
この水位があがったりさがったりするしくみが
水光べジファームの必殺技だということです。
もちろん、タンクの養液にはバンブーシステムです。
気温差をつけたり、送風したり、さまざな独自の工夫を
玉城ファームの真悟くんがしているのが伝わってきました。
そして、べジファームのしくみがなるべくシンプルになるように
メンテナンス面でも費用面でもいい製品になるようにと、
供給元のオルカビジョンさんが努力してみえるそうです。
沖縄にいかれたときには、訪問されると新しい発見があるかもしれません。
また、テネモス商品もおなじオフィスで販売しています。

玉城ファーム(フェイスブックもあります。)
沖縄県読谷村字長浜1819-3  ※那覇から車で1時間
TEL.090-5730-9586