新しい月の始まり

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今日は3月1日。
早朝といっても明け方。
家がさわがしい。
午前4時、長女はもう起きたようだ。
まみ姫はサンコムから戻ったのか、
騒がしい。
夢の中で貴央が叫んでいる声がする。
誰かに興奮して電話をしているようだ。


会社に出社、いつものように各村や
ブログの散歩、情報整理。
プライナスのホームを見て納得した、
早朝の騒ぎの理由。
プライナスがホームの音源をすべて公開していた。
しかもダウンロードもできる。
貴央は尊敬するピアソラのホームのように
プライナスも曲を全曲公開するといいって、
ずっと言ってきたのだから。
何が彼らを決意させたのだろう。
2月の26-27日は富山で「信念会」。
永森さんの主催だった。
もともと富山で鮟鱇鍋を!、だったのが
いつのまにか駅前のホテルでふしぎの小島さんと
プライナスに替わっていた。
仙台の大久保さんも参加。
山岸さん、名古屋の勝山さんと、全国の
「天命塾」トリオが期せずして集った。
東京からの谷畑さん、地元のなつかしき村田さん、
田中さん、そして初顔合わせの人たちが広間にそろった。
名古屋からは11名とプライナスが参加だった。
小島さんのふしぎマジックは最初からフル回転。
一般のマジックショーの部分をほとんど
飛ばしてすぐ核心に飛んでいた。
永森さんが呼びかけた、富山の企業リーダーさんたちは
大喜びだった。
その後プライナス。
2ギターとボーカルの3人プライナス。
とても心に響くし、いのちをゆさぶるかのよう。
富山空港への着陸が遅れた大久保さんも
「こころのうた」で
どうも泣いたのかな。(やさしいからねえ)
12階へ移動し2次会。
そこではこんどは小島さんのテーブルマジック。
また富山の人たちが大喜び。
こちらもうれしくなってしまう。
おわりがけに永森さんがプライナスのPR。
どっとみんながCDに群がった。
遠くでは「CD100枚買った!」
って例のやさしいキミの声が。
それから名物すし屋さんとラーメン屋さんへ行って、
よく入るよね。(笑)
翌日は酒蔵「満寿泉」の社長さんと
若社長さんに迎えられて、酒蔵と
古い町並み復興の現場を回った。
まったくかっこいい若社長。
子供みたいな方。
それからこの日のハイライトのイタメシやさんへ。
「Villa Curata」 呉羽山の丘陵地帯の
梨畑の真ん中にあるポツンとした店。
なんせ何年も前からグルメの永森さんの口から
なんども出た店の名だ。
ほとんど貸切状態の店内から見渡す雪景色は、
もうそれだけでご馳走。料理は出なくても
わかってしまう感じがした。
予感どうりだった。
いくら食べてもおなかが膨らまない感じ。
油っぽくない。
おそらく富山だけでなく全国でもトップクラスの
お店だろう。
今度は絶対ワインを飲むぞ。(今日は運転ーー)
デザートも済んでプライナスがまた生で演奏、3曲。
最後はアンコールにこたえて「こころのうた」。
終了後、厨房からマスターが現れる。
野武士。
そしてその奥様とのコンビは絶妙。
おまけに素敵な娘さんも今日はお手伝い。
きれいすぎます。
お別れがなかなかできなくて、
駐車場でグズグズ。
これはいつものことだけど。
ふしぎの小島さんがめずらしく
声をかけてきた。
「わかりましたよ。昨日唄の前に話してみえたこと。
ほんとに 今涙でてきちゃった。」
宇宙人さえ、行ってしまった。(笑)
実は昨夜プライナスの紹介を
酔っ払いながらしたのです。
おそらく紹介になってなくて、プライナスが
あのバラさんの前でしたホスピスのライブの時
体験したことをお話したのです。
みんなで呉羽山の展望台へ行くと、そこは感動と歓声。
一年に何度もないという、白山、立山連峰の山々が
写真のようにクッキリと浮かんでいた。
山を降りて最後のかに屋さんへ。
「今日はカニ あがらんかったわ、
だで 冷凍のーー」
ぞくぞく5-6パイ1000円のカニが売れていく。
おもしろい名物おじさんにも逢えた。
駐車場でお別れ。
永森さん。
「よかったねえ」を連発。
すこし美しくなった山岸さん。
ヒロと話して泣いていた原さん。
うなずきっぱなしの田中さん。
陰で支えた村田さん。
遠くから参加されたドン大久保さん。
そして永森さん、よくやった。
みんなとの別れは長い。
「ありがとうございます」がこだまする。
9月18日、仙台元気アップ天命塾の100回記念は
いったいどうなるんだろう。小島さん、プライナスも
名古屋の人も参加になったようだ。
なんだかほんとにいっぱいの100回記念になりそう。
プライナスは3人になったけど、なんだか異なる
波で人々の心やいのちを共振させたのだろうか。
これまでふたつのプロダクションとさまざまな人々に
あって、多くの経験をした。
しかしなんにも言わずプライナスの曲や唄づくりを
応援するやさしき人々から、何百万というお金が
集まった。けっして成功返しなんてこともなく、
ただ与える喜びの人々がいる。
もちろんその中にはバラさんもいるんだ。
そしていつも陰で支えてくださる、ファンの若い人たち。
みんな素敵に輝いています。
プライナス ゴー。