奥の院通信から R4 10/25 「アメリカ合衆国政府の正統性」

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昨日の通信で、アメリカ合衆国政府の正統性についての問題を記した。現在のバイデン政権には統治の正統性がない、従ってこの政権は「偽政権」と言われ続けている。そこで、この政権誕生の時を少し振り返ってみる。

 2020年11月4日、トランプは統合参謀本部のディヴィッド・バーガー大将から電話連絡を受け、中共共産党(CCP)の工作が、少なくとも6州のドミニオン機(票の集計機)に侵入したとの報告を受けた。何者かの妨害で、ソフト工作を阻止できなかったとバーガー大将は言った。トランプはすぐにマーク・ミリー将軍(統合参謀本部議長)に相談してくれといった。しかし、バーガー大将は、「彼は信用できない、今すぐに反乱法(1807年の反乱法)に署名して下さい」と迫った。

 今から200年以上も前の法律である反乱法は、発令されると警察権は州兵に移行し、国内治安においては連邦軍の権限を制限するのである。州兵の権限が優先する。だから、2021年1月、2万人の州兵が各州からワシントンDCに集められた。何故ここで州兵なのだろうかと不思議に思ったものである。ようやくその意味を了解した。

 選挙の3日後、開票作業途中で票の集計中であったが、バーガー大将はバイデン候補が選挙を盗むために、最大権限を行使するに違いないと述べた。この予想通り、4日目にはあらゆるメディア、議会はバイデン候補の勝利を宣言し、承認した。もちろん、これから各州の選挙人による選挙が行われるのであるが、その前に早々とバイデン候補の勝利宣言をしたのであった。

 年が明けた2021年の1月20日、各州の選挙人による選挙結果が確定し、次期大統領が決まった日、バイデンはホワイトハウスに乗り込んだが、歓迎されない雰囲気に遭遇して驚いた。儀仗兵の礼を受けるものと思ったのに、彼とカマラ・ハリスは有刺鉄線の柵と警備隊・海兵隊に止められた。

 海兵隊はバイデン候補に、ミリタリーが行政府の支配権を握ったことを伝え、DC(コロンビア特別区)を空ける(立ち入らない)ように伝えた。ハリス(副大統領)は「どいて、私たちが大統領なのよ」といったが、海兵隊はホワイトハウスの門を閉じた。ミリタリーの大半はトランプを支持したが、バイデンに同盟する一派もあった。CIAやFBIなどの高位の将軍や、軍内部の反体制派の連中である。

 しかしバイデンらは、この時のホワイトハウス内での経緯を隠して、権力は委譲されたという幻想を作り、これを維持するためにホワイトハウスからジョージア州の某所に移った。そこは映画俳優兼監督兼プロデューサーのタイラー・ペリー(アフリカ系アメリカ人,52歳)の屋敷であった。

 彼が所有するその屋敷は、州都のアトランタにあり、300エーカーの敷地内には、もともとテレビ用のレプリカセットがあった。その中にはホワイトハウスそっくりのものが建っており,バイデンとハリスは、それ以来、そこから専制支配を行っている。

 ここで記者会見を行い、ここで外国の要人を迎え、Foxを含むあらゆるメディアは、このフィクションを国民に見せている。従って、当初から本当のホワイトハウスではないと盛んに言われていたが、現在では誰もこれを言わなくなっている。メディアはディープステートが完全に支配しているから、当然のことである。

 この間、本物のホワイトハウスは、ミリタリーによって管理されている。2021年5月には、リン・ウッド弁護士がその中に忍び込んで、バイデン政権職員は誰もいないことを確認している。ウェストウイング(ホワイトハウス内の西棟)には、トランプの写真がそのままあり、署名済みの文書が机上に残ったままであることを確認していると言う。ホワイトハウスは、その正当な居住者トランプの帰還の日まで、保全されているという。(以上昨年8月3日の通信参照)

 こうした経緯があって、現在では、合衆国政府は、このバイデンを正統な大統領とみなしてその正統性を承認している人たちと、この政権には正統性がない、盗まれたものと思っている人たちとの両派が対立したままである。

 間もなく中間選挙が行われるが、その結果がどうなろうと、議会が大統領を決めるのではなく、あくまでも大統領選挙で決まるのであるから、中間選挙の結果とは無関係である。ただ、その後の政権運営に影響が出るだけのことである。