再録 随想 伊路波村から28~病むということ

人間が病むということは
何かが欠けているということと聞いた。

身体の場合には 口にする食べ物とか
食べ方とか 量とかが関係するのだろうか。

そして 気というものもある。
感情を荒立てると それだけで細胞が死ぬというし
病む細胞も 生まれるのだろう。

ガン細胞は 新しい細胞を生み出す力がなくなってしまった人の
細胞と細胞の間の空間を埋めるために 発生してくれるもの。

だからがん細胞を消そうとすると それは空間を作ろうと
いうことなので 死への早道になるよう。

精神はどうなのだろう。
いくら考えても わけがわからない精神の病。

足らないもの? 霊障? エネルギー不足?
自分が病気になる場合 そして目の前の人が病気になる場合
どちらも それを知り それを見る。

そのどちらも自分の世界。
もっと 進むと自分の作った世界。
他人の病気さえ・・・。
心底 そう思えたときに 思いもよらぬ考えが浮かんだ。

それが解決へと導いてくれるとは。
みんな自分のことだったんだ。

ほんとうにそうだったんだ。
抵抗していた 心そのものに気づけばよかっただけ。

現象のわけが 解けてきた。

さあ 再出発だ。

みんなに 感謝しています。