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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2022年11月09日の記事を紹介します。
「神様からのメッセージ」
先週は3泊4日で、信州(神州)長野の神社を回ってきました。
諏訪大神(タケミナカタ)、皆神山、飯綱山、戸隠等、ほぼ国津神関係の場所です。
時期がきたら、その時のお話も書きたいと思います。
国津神と言えば、出雲大国主命、スサノオノミコト・・
出雲で撮った鳳凰?
以前ご紹介した 2,160年ごとの周期で時代が変わるお話。
2,160年前に丑寅の方角にお隠れになった、この地球をお創りになった
国常立尊(クニトコタチノミコト)が復権されるのではないか?
そのために様々な動きが天界と、この地上に急激な速度で起きているのではないか?
悪魔的な動きも加速するとともに、沢山の神々も活動を活発化されている。
天と地の役割が入れ替わろうとしており、ますます、国津神系の力が目立ってきている。
そんな時代に大切なことは
・私たちの魂は肉体が滅びようと死なないこと
・神さまが確かに存在していることを信じること
ではないかと確信しています。
さて今日は、どんな方にも神様はちゃんとメッセージを下さっているんだよと言うことで、
ひとつの例をご紹介します。
どんな方にも、心の内に神様がいらっしゃいます。
そして常に神様は、私たちとともに歩み、喜び悲しみを、共に分かち合ってくださっています。
<転載開始> 転載元
作家の佳川奈未さんは作家デビューする前、離婚して3人の子供を育てていくために
雑誌ライターのほか、3つの仕事を掛け持ちしながら朝から晩まで働いていた。
そんなハードな生活が数ヶ月過ぎたある日、身体と心のバランスを保っていたネジが
ポンと音を立ててはじけ飛び、生きることをどうしても続けられなくなってしまい、
死を選ぶことを決心する。
ひとり死ぬためにまだ日の昇る前の早朝の海へと向かう。
ところが死ぬことができない。
怖いわけではなく、誰よりも早くいったつもりが自分よりも早く来ている人が
その日に限っていて邪魔をするからだ。
「神様はこんなに生きづらくしておきながら、成功するチャンスどころか、死ぬチャンスも与えてくれないのか」と佳川さんは悲観にくれる。
海では死ねないので、佳川さんは電車に飛び込んで死ぬことにして、海辺から駅へと歩いて向かう。
駅にたどり着くと、駅前には大きな本屋があった。
「自分はとうとう作家になる夢も叶わないまま死んでいくんだなぁ」と,心でつぶやきながら、なぜか、死ぬ前にもう一度、自分の一番好きな場所だった本屋に立ち寄りたいと思い、中に入っていく。
ぼーっとしながら、一番近くの棚のそばに立ち、そこに並ぶ本になにげなく目を向けると、一冊の本から『ぜったい守ってあげるから!』というタイトルの文字が、バーンと佳川さんの目に飛び込んできた。
その文字を見て、佳川さんは呆然とする。
なぜなら、自分が守ってあげたいと思うものを守れず、そして自分自身も誰にも、守ってもらえずひとりもがき苦しんでいた。
そして死を覚悟した。
『ぜったい守ってあげるから!』なんて優しく温かなこんな言葉を誰からも言われたことなどなかったからだ。
なのに、その本がそうやって訴えかけている。
そのことが衝撃だった。
佳川さんは、すぐにその本を手に取り、開き、読んで、その中にあるメッセージに涙がボロボロ流れてきて、止まらなかったそうだ。
そして、“私もこんなふうに誰かを救えるものを書きたい!やっぱり書きたい!”と
死のうとして冷え切った佳川さんの心に熱い思いが込み上げてきた。
結局、それがきっかけとなり、死ぬことを踏みとどまった佳川さんは出版社に書いたものを持ち込み、デビュー作が生まれる。
佳川さん自身、もう一度生まれ変わったのである。
死を覚悟してなにげなく書店に立ち寄った時、目の前にあった本のタイトルという形に姿を変えた「天からのメッセージ」を佳川さんは受け取ることができた。
メッセージはそれ以前にもたえず投げかけられていたのだと思う。
でも、佳川さんにとってはその日、その時が受け取る“時”だったのかもしれない。
佳川さんは「いま思えば、その言葉は、その本からのメッセージでもあるのですが、まぎれもなく、天が私を守ってくれているという尊いメッセージでもあったのです」と述べている。
<転載終了>
神様からのメッセージは、実はいたるところにあります。
それに気付くかどうか。
偶然として片づけてしまうかどうか。
特に今回ご紹介した佳川さんのように生死にかかわる時には、強いメッセージがもたらされます。
神様からのメッセージというと、とかく頭の中に厳粛な声で響いてくるもの。。
と思っている人が多いかもしれませんが、神様はあまり、あからさまな方法を取らないことが多いようです。
人を通して語られる言葉とか、偶然目にした本のページとか。。
心の内なる神様を信じ、心を研ぎ澄ませていれば、必ず気付くと思います。
佳川奈未さんは「感性」とは、ある印象を受け入れる力だといいます。
感じたものを育む能力が、実は良いものを引き寄せるためには必要なのです。
感性が鈍いと、今自分に必要なものを見つけられないのです。
と仰っています。
皆さんにも、同じように神様は、何時もメッセージを下さっています。
例外はありません。
ですが、普段から不平、不満、愚痴が多く、人や、世の中に文句ばかり言っている方は、
受け取りにくいかもしれません。
ご自分の心が、そのような黒いもので一杯で神様の恩寵が入ってくる隙間がないからです。
素直に吸収する余地がないからです。
私たちは、亡くなるときの心の状態が、死後の行先を決めてしまいます。
厳然とした波長の法則、つまり、類は友を呼ぶ の法則が働くからです。
不平不満、悪口で人生を閉じる人は、眉間にしわを寄せ、鬼のような顔をしているかもしれません。
死後は、同じような人が、待ち受けるところに行くことでしょう。
人々に感謝し、笑顔でありがとうと言っていた人のお顔は、きっと仏様のようなお顔で、行くことになるでしょう。
その先には、同じような、優しく、心暖かな人が待っていてくださることでしょう。
奈良で生まれ、比叡山で修行した源信が「往生要集」で、その様子を描いています。
神様の声、恩寵は、差別なく、万人に届いています。
皆さんもぜひ、内なる神様の声に耳を澄まして聴いてみてくださいね。