2922「艱難・苦難の意味」2022.12.26 自分で自分を自分するから

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 今回は「いっぷくからありがとう」さんの2022年12月18日の記事を紹介します。

「艱難・苦難の意味」

今日は、お子様の病気、事故などと、親との関わりについて書きたいと思います。

生まれながらに病気を持って来る子もいれば、ある時期に病気になる子もいます。

早くに亡くなる子もいます。

それらは全て生まれる前に計画し、そして神様の承諾を得て生まれてきました。

この宇宙の出来事で、神さまの承諾無しに起きることなどないからです。

生まれる前の記憶を持つ子供達、彼らが語ったことは、人生で起こる全ての出来事は、

生まれる前に全部決めてから、生まれる、と言うことです。

となれば、

・友人間のいざこざ、憎しみ

・会社の中のいざこざ、憎しみ

・家庭の中のいざこざ、憎しみ

・人との出会い、分かれ

・病気になる時期

・事故に遭う時期

・貧困に陥る時

・光り輝き皆から注目を集める時期

・死ぬ時期

全ての全てが、生まれる前に決められた事項であると言うことです。

生まれる前から人生のトピック(病気、事故を含め)と、それに遭遇する時期を決めて、

そして家族や友人、良き人、逆に行く手を塞ぐ人、意地悪する人、助けてくれる人など、

登場人物に、予め(お願いして)生まれてきました。

家族を含め、いろんな人々の中で 私たちは、

・悩み苦しみ、

・そして喜び、

・愛を育みます。

いろんな感情を味わいます。

泣いたり、笑ったり・・

子供が病気になったりすれば、親はどれほど心配し、嘆き悲しむことでしょう。

強い感情を味わいます。

時には自分の命と引き換えに、、そう思うかもしれません。

また自分の悪いところがデフォルメ(強調)されて、周りの誰かが表現してくださるでしょう。(特にお子さんが、)

自分の良いところを通じ美しい友情や、愛を育むことでしょう。

人々が喜ぶでしょう。

そして、私たちが、その経験から学び、生まれる前に計画してきた学びが終われば、

その関係性も終わりになります。

なぜなら、生まれる前の約束を果たしたからです。

その後は、自然と離れることもあれば、生まれる前に居たところ(天国)と同じ関係性のように、美しい友情と愛と思いやりで、後の人生を過ごすことになるでしょう。

家族の場合なら、関係性が変わらずとも、問題だと思っていた事項が、全く気にならなくなることでしょう。

それは、ブッダが般若心経で教えてくださった、どんな状況であろうと、全てを受け入れることができたからです。

私たちが苦しむのは、起きてきた出来事(本当は自分で計画したこと)に対し、

・気に入らない

・受け入れられないからと、

抵抗し、何とか、自分の思うようにしたい、そうもがくために起こります。

本来、その出来事は、自分の魂の成長のために、自分で設定してきたものなのに、善か悪かと、ジャッジして、受け入れようとしないからです。

自分で自分の人生に埋め込んだ出来事は、自分を破滅させるものではなく、一時は苦しいかもしれませんが、その現実を素直に受け入れ、感謝できた時に、美しい喜びに変わります。

それは、ご自分自身が、受け入れ、変わることができた時です。

神様は、それを一番望んでいらっしゃいます。

問題だったことが問題ではなく、魂を輝かせるための研ぎ石だったと気づきます。

もう気にもならなくなり、感謝の気持ちが芽生えてくることでしょう。

目の前の出来事は、家族の誰かのせいではありません。

真っすぐに自分に向かって起きています。

生きているうちは、簡単には、その理由などわかりません。

ですが、その出来事を通じ苦しみ、悲しみ、悔しさを味わい、経験することができます。

その経験を、不平不満、愚痴、悪口で反応する人もいることでしょう。

ですが、その出来事は神様が起こしてくださった出来事、そう認めることができたなら、

感謝で受け入れることもできるかもしれません。

特に、家族間の場合、他人には出せない甘えや、性格の中に潜む幼児性が出やすいものです。

その結果、世の中には、家族間の憎しみのゆえに起こる事件が多いのです。

ですが、それも、当事者であった家族の誰かの学びが終われば、段々と解決、つまり温かな、愛の関係に戻って行きます。

もしくは、問題ではなくなっていきます。

マザーテレサや小林正観さんが言うように、全ては自分がどう生きるか、だけにかかってきます。

家族を含め、他人は変えることはできません。

私たちが、そこから気付きを得て、生まれる前に予定していた 学び・課題が終われば、

つまり、自分の意識さえ変われば・・

心の持ち方が変われば・・・

全ての状況は解決に向かうのです。

問題ではなくなってきます。

お子様の病気やケガは、親にとって本当につらいものです。

ですが、その辛い状況を、あえて子供たちは引き受けて、生まれる前の約束を果たそうとしてくれています。

その状況を、私たち親が経験することで、もしかしたらブッダの般若心経の神髄を心から知ることができるかもしれません。

全ての、モノ、出来事に感謝の心を向けることができるかもしれません。

感謝の心を手に入れることは、容易なことではありません。

何百回、何千回もの生まれ変わりが必要かもしれません。

ですが、病気やケガを、自分の人生に計画してきた子供たちは、親の私たちに、辛く悲しい経験と引き換えに、その尊い「感謝の心」に気づかせてくれるために、それを計画してきたのでしょう。

そのような高貴な目的をもって生まれてくれた子供たちの魂に対し、私たちは、何時までも嘆き悲しみ、不平不満、愚痴、世の中を呪う言葉、自己憐憫(自分を憐れむ気持ち)の地獄に居ては申し訳が立ちません。

心が変われば、見える世界、見えない世界ともに変わります。

どうぞ、勇気を出してください。

全ては、自分自身の心が変わることで、変わっていきます。

いろんな環境の中での学びとは、、沢山あるでしょうが、エッセンスは全て同じことです。

お互いさま、お陰さまの気持ちで、相手を尊重し、相手のやり方、個性を受入れ、認め、

批判しない、周りの状況に不平不満、愚痴を言わない、全ての物、こと、人に感謝する。

私たちは、全体で、この宇宙を構成し一人として無駄な者はいない。

全ては繋がり、あの人も、この人も、この犬も、猫も、花も木も、お日様も雲も、風も雨も・・

全ては、私たちと同じ意識を共有している。

私たちは切り離せない、一つのもの。

私たちが生まれて来た目的は、そう気付くことだったかもしれませんね。

お父様、お母様が、それに気づき、笑顔で、感謝の気持ちで生活していらっしゃれば、

きっと最速で、その出来事の隠された目的は達成されて、問題だと思っていた出来事も、

本当は感謝だったと気づくことでしょう。