感 動は

「感動は動いた距離に比例する」
いつもいつも二十四節気を編集して
送っていただくYさんのおたよりにこの言葉があった。

そうですね確かにそうです。
動かないと感動は発生しにくい。
日常にあると、動かない分、人はテレビとか
ビデオとかに感動を求めているかのよう。
感動は魂の栄養なのだろうか。


「もうオールインも終わっちゃったし、
ドキドキがなくなっちゃったなあ。」
と奥様。
「今週から初恋がはじまるらしいよ。」
って言うと、うれしそうなにじみ出る笑顔が。
単純なことだけど、感動ってこんなに人を
いきいきさせるものかと思ってしまう。
動いて新しい体験をする。
一年に一度は海外へ行くといい。
誰かがそんなこと言ってた。
日常を見直すためにも、遠くへ行くことって
価値がありそうです。
と思えば、
「私たちはどこへ行く必要もないのです。
静かに座し、内面の旅をすることこそ、
祈ることこそ大切です。」
とおっしゃる方もいて、
体の旅も、心の旅も両方あるもんだなって
感じます。
もしかすると祈りの旅は、いのちの旅。
人間的な感動をはるかにぬき超えた、打ち震える
ような響きがあるのかもしれません。
ジャーニー。!!
*映画「石井十次の生涯」「中江藤樹」どちらも魂の感動です。
「あわれなり
夜半に捨て子の
泣き止むは
ははに添い寝の
ゆめや見るらむ」
A育児院