3228「『点滅』を重ねる『鏡』の秘密1」 2023.10.28 自分で自分を自分するから

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今回は「宇宙の中で愛を叫ぶ」さんの最新2023年10月15日の記事を紹介します。

宇宙の中心で愛を叫ぶ (ameblo.jp)

「点滅」を重ねる「鏡」の秘密

こんにちは。

澤野大樹氏青森講演会主催小野裕美子です。

前回ブログ記事『「救世主プログラム」発動の条件とは?』からの続編インタビューです。

――澤野さん、

人々が量子意識を訓練して会得できたとしたならば

それは単なるものの解釈、捉え方どころではなくなってきませんか?

人にとってもっとも大事なこととは、じつは想像力なのです。

これをしたらどうなるか?これを言ったらどうなってしまうか?

今この瞬間の言動がその先にどう展開されるだろうかを、想像でシミュレーションできるこということはものすごく大事なことです。

今小野さんがおっしゃったように、人々が量子意識を会得できたとして、

じゃあその暁に展開される「世界」ってどんな風景になるのか?

これはおそらく人類がまだ見たことのない世界になると私は思います。

――目の前の個人的なことだけでなく、社会全体が大きく変わってしまいますよね。

司法、立法、行政からして根底から変わってしまいます。

――やはりそのレベルで来ますよね。

そうです。

でもこれは「悪い者たち」をやっつけて追い出したからそうなるのではなくて、「悪い者たち」という存在が、完全なる現実でありながらも完全なるホログラムであったと気づいて、

それまでの二元論をベースとした己の環境への解釈を自ら超越することができて初めて、

ずっと己の中に存在して燻ぶり続けていた、喜怒哀楽をはじめとした感情による支配から

抜け出すことができたからそうなるのです。

これまで私たちがずっと無意識に考えて来た「悪い者たち」というのはじつは前置きがあって、「私にとって悪い者たち」という意味だった。

これを己の意思によって観測するということね。

――戦争などによる物理的な破壊といった目に映る情景はわかりやすいですから、つい感情移入してしまいますが、今起こっている変化というのはじつはそこにはないということですよね。

私たちの己の中の巨大な変化というものが、三次元現実世界、つまりQCによるホログラム世界に反映されて映写されているということでしょうね。

――あ、そうですよね!多次元世界と三次元世界は同時に呼応し「鏡」によって量子もつれを起こしているって澤野さんはずっと言って来られています。

これまでその「鏡」の本質というものが漠然としていてもどかしかったわけですが、ここへ来て急速に理解が深まったような気がいたします。

――多次元世界と三次元世界が、量子もつれを起こすということもじっくり考えていくとちょっと尋常ではない、末恐ろしさ?のようなものすら感じます。

それは適切な反応だと思いますよ。

その量子もつれは「善悪」ももつれさせるわけですから。

すべては同時に起きるからです。

その理解がさらに深く進んで行きますと、たとえば今世界規模で起きていることのひとつについて、私はこれまで「カバールDS掃討作戦」とずっと表現してきましたけれどもこの表現が、的確な表現ではなかったということが判明してきます。

もっとより精密な表現があるだろうということが自動的に前景化されて来るわけです。

――意識の位置によって物事を表現するための呼称も変化するということですよね。

二元論意識の状態で物事を見た時に思い浮かぶ呼称と、それを乗り越えて量子意識を経た上で思い浮かぶ呼称はまったく違うものとなります。

無論、この意見だってつい最近やっとのことで、知覚できるようになったばかりですからね。

そしてこれとて早晩また更新されていくのでしょう。

――ソクラテスの「無知の知」ですね。

そうそう。

ソクラテスは当時、無辜なる民衆の罪を背負って、死刑判決を受け、自ら毒杯を仰いだわけですよね。

このモデルケースは後年になって、とある勢力によって盗まれ模倣されたわけです。

あ、これってブログに上げたらヤヴァいヤツですよね!

――BANどころじゃないかもしれませんね。

もう検証と文章は出来上がっていますが、じゃあこれはしばらく塩漬けにしておくことにしよう。

セーフセーフ。

――「無知の知」は「最大の無知」と「最大の知」が、量子もつれを起こした状態だと澤野さんは言っています。

最近ようやくそこまで理解が進んだのです。

つい最近の話しです。

プラトンが記した『ソクラテスの弁明』にはこう書かれています。

「誰もが死や死後の世界のことを知らないのに、死を悪の最大のものだと恐れるのは賢人を気取ることだ」

これこそ「無知の知」そのものだし量子意識そのものだと言えませんか?

――今から2400年以上昔でこのレベルですから、私たちの想像を遥かに超えた賢者だったのでしょうね。

今と昔というのは現在と過去という関係じゃないからね。

完成したパラパラ漫画のどのページから、人生を始めるかってだけの話しですからね。

――キーワードは「点滅」ですよね?

そうそう「点滅」。

今いるページと次のページは全く別のものであって、繋がっていないのです。

ページをパラパラめくるということはそれは「点滅」ということ。

なのに私たちは自身の人生が動画で認識されていますよね。

じゃあ前のページと今のページを「繋げている」ものとは一体何よ?って話しですよね。

――ノーベル物理学賞で話題になった「アト秒レーザー」に関係してくる内容ですね。

通常の人の意識ではその点滅を知覚することは、できないように最初から設定がなされているということね。

「アト秒」、つまり100京分の1秒を観測するということが何を解明するのか?

最先端物理科学は最先端の精神世界も解明するでしょう。

するとその「最先端」という表現もあくまで便宜上そう言っていたに過ぎないとわかる。

――前回の青森講演会では「0」と「1」の点滅のお話しをされていましたよね。

「0」と「1」がそれぞれ独立して存在したとして、それだけじゃ量子もつれを起こすことはできないということをお話ししました。

――それは「善」と「悪」にもそのまま適用されますよね。

まったくそっくりそのまま当てはまります。

――ソクラテスからどんどん意識が発展していきますね。

最先端を知りたければ古典を紐解くことも大事。

だから今、改めてソクラテスを勉強するのです。

「汝自身」の「汝」とは「己」であり「QC」のことですからね。

――だんだんとこの世の本質がアラハバかれていくのですね。

「アラハバキ」の本質というのは、突出したバグを修正し元の位置に戻し、封印され隠されたものも同時に元の位置に戻す働きです。

ですので、この世の本質的な姿というものは、じつは表に出たがっているわけです。

なぜならばそれらはこれまでわけがあって、ずっと封印され隠されてきたからです。

そういった意味においては、この世の本質がだんだんとアラハバかれていくということは

きわめて合っていると言っていい。

――よくアラハバキは「浄化」だと言われるケースがありますが。

ある事象が私たちの肉の目にもし「浄化」と映った場合、それが穢れたものであるというアタマで作り上げた幻影が前提になってしまっていますよね。

となりますとその「浄化」という表現自体が誤っているとなるし、そもそも幼稚な表現でしかないのだと自覚できなきゃいけない。

ものごとを見てそれを「浄化」と解釈する癖がついてしまっていると、いずれそれは自分自身は清く光り輝く「善」であるとか過信するようになり、増長した他罰的な自己が肥大化する結果を招くでしょう。

これは本当に注意しなきゃいけないこと。

精神の成長というのは己の外部の他者のことだけではなく、自身を見つめることも同等に重ねた先にもたらされます。

――現在の己の状況を他人や環境のせいにしてはいけないということでもありますね。

前回のインタビューでもお話しいたしましたが、「喜怒哀楽」といった感情に支配されたまま物事を判断すると、ほとんどのケースで間違えると言いましたよね。

その喜怒哀楽の多くは「好き嫌い」といった二元論意識から生じているのだということね。

――はい、そう話されていました。

自分が「光の勢力」であり「善」であり、「覚醒した存在」であると誤解してしまいますと、

もう取り返しのつかないことになってしまいます。

自分自身が「善」であると規定してしまって、そのような二元論に立脚したメンタリティで

相手を「敵」と想定した状態で対峙したならば、その瞬間に自分自身も相手にとっての「敵」となります。

意識の用い方によって突然「敵」が現れるのですよ。

――「敵」の存在は完全なる現実でありながらも

自らが生み出したホログラムであり幻でもあるということですね。

まさにそのとおりです。

えーっと、かつて、たしかニーチェでしたっけ?

「壺と戦う者は誰でも、その途上で自分も壺にならぬように用心せよ。

そして長く壺を覗き込めば、壺もまた君を覗き込むのだ」

って言葉がありましたよね?あれ?なんか違うかな?壺じゃなかったでしたっけ?

――澤野さん、わざと間違えてますよね?

でも今なら壺の方がタイムリーでぴったりだからヨシ!

壺を「カバールDS」に置き換えてもヨシ!