霊性の旅 淡路から神戸へ ~空海のレイラインの終点を訪ねて 4 淡路最北端の石上神社を訪ねる

さて空海の剣山ですが、剣山に今も秘宝があるか
どうかはわかりません。
ただこの国が神武天皇によって建国された
前2660年はイザヤ一行が淡路に着いた年と
離れてはいません。

実はその以前にもこのシオンの国を古代イスラエル人は
幾万人も四国の南から上陸し剣山に住まいしたことが
分かっています。
古代イスラエルの人々は南と北の民族に明らかなように
一緒になっては離れ違う方向を目指すという習わしのような
ことがあったようです。
剣山山頂に国を構えましたが離れる民族は下の祖谷へと
移住しその人たちは深い谷を挟んでイスラエルの地と同様に
山の切り立った山の中腹に住まいしています。

このような唄があります。

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まるで秘宝を運んだようすを歌ったかのよう。
伊勢は天皇家の象徴です。

そしてその伊勢神宮の内宮の中心には「天御柱」が
地中に埋められており、「八咫鏡」が安置されています。
アタとは手を一杯に広げた長さ。
それがヤタで8ですから八角形ですね。
ヘブライ語で「神よ永久に・・・」

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お話は前後しますが、イザヤたちが葦舟の作り方を
教えられたのがボリビアの人たち。
現在もボリビアの首都ラパスの奥地にチチカカ湖が
ありその湖の中に島があって、そこで葦船を作り続ける
民族が存在しています。

飯島さんのご尽力でそのチチカカ湖のそばにある
ティヤワナコ遺跡を訪ねたのが28年前の1995年。
ティヤワナコ遺跡の入り口はなく、盗掘を防ぐためか鉄条網が
張り巡らされています。
入場料を支払った後で、係の方がその鉄条網を上へ広げた後、
くぐって遺跡に入ります。

ゆるやかな丘陵地に有名な太陽の門や、世界中の人々の
顔が長い塀のようなところに彫ってある広場があります。

その地に立って歩き始めてしばらくすると、足が勝手に
早足になり走り始めました。
ボロボロ泣きながら。
そして高台のある場所に着きましたら、涙も足も
止まりしばらく放心状態でした。

ボリビアとの深いご縁を感じさせました。

そしてまた血で語ればインドのお釈迦様もダビデ王の血を
ひく古代イスラエルの人と聞いています。
そのことはインドの「霊鷲山」という山、即ち釈迦が
弟子の木蓮とともにしばらくの間こもった山。

そこで旅の同伴者であった僧侶で友人のBさんの簡単な
経文を聞きながら抑えることの出来ない涙がほほを
伝いました。

やはりそれが釈迦と古代イスラエルの関係を告げる
感慨そのものであったとの現在の理解です。

この国には40%の古代イスラエルの精神を注ぐ人々が
存在しています。
イスラエルの尊い精神を継ぐ方たちです。

旅に戻ります。

洲本インターの近くの市営駐車場に神戸のKさんと
金沢のTさんは駐車し、一台の車でゆずるは神社と
「夢泉景」を参拝し再び市営駐車場に戻り各自の車三台で
石上神社を目指します。

同じ場所石上神社のナビをいれて向かいますが、
5名は無事到着します。
ですが幾度も分からないとHさんからメール。
しばらく待ちますが見つからないとあきらめの連絡。

それで先に神戸の再度山大龍寺に先に向かうとの
報告があったので、残った皆さんで参詣することに。

ところが・・・

この国には珍しく未だに女人禁制を村の方たちで
固く守っている神社でした。
女性の方たちは鳥居をくぐって参拝することが叶わず、
正面右側の脇道から神社へと向かわれます。

小雨ですが 雨が。

ここはいけません。
鳥居の両方の根元に持参のお酒を・・
その最中にすでに霊的感応が始まりました。
そして大きな岩の前に小さな祠。
泣きながら来られたことに深い感謝を捧げました。

すごい響きでした。

すこし降った雨もやみ、神戸大橋を渡り再度さんへと
向かいます。

      つづく・・