霊性の旅 淡路から神戸へ ~空海のレイラインの終点を訪ねて 5 神戸再度山 大龍寺

いよいよ今回の空海のレイラインの最終点である
神戸再度山の大龍寺です。

これでこのラインは閉じます。
なんてことはなくてただ人が意識を持って
参詣するだけなのですが、達成感が満ち溢れます。

神戸の街を抜けてすぐに迫る山を登っていきます。
もう夕暮れが迫っていました。
急がないと参詣は無理。
到着時には山のことなのでもう薄暗い感じです。

先に到着した金沢のTさんが石上神社に来ることが
できなかった意味がここにきてわかりました。

先に到着してお寺のお坊さんに、もうすぐ仲間が5人
到着するのでと話し、寺の階段や境内を照明を付けてくださいと
お願いしていただいていました。
機転が利き、またとてもやさしいことに感謝です。

おかげで山への急な長い階段を上ることができました。


ほんとうに暗くなった奥宮への道をひたすら
登ります。到着。
だと思いきやそれまでののぼりの距離と同じ距離を
さらに登ったところに空海直筆の石刻碑があるとの
表示。 もうこれ以上は危険と判断し諦めました。

さすがに空海も二度参詣したとのことで再度山という
名をいただいただけのことはあります。

再度の参詣を心に感じました。

本堂前にて「般若心経」読経。

一応の達成をみました。

神戸、金沢組とはここでお別れです。

「すごい旅だった」とみなさんで感じ入りお別れしました。

名古屋組はまだ京都の空海の阿刀家の「阿刀神社」が残っています。
決めたことは遅くなっても達成したい。
皆さんの心は決まっていました。

のろのろと進まぬ神戸、大阪の道を一路京都へと向かっていました。

        つづく・・・