「幻の講話」 森 信三

S先生からのお勧めがありました、森信三先生の講話録の戦後版です。五巻組み、致知出版社発行です。

その一部のご紹介です。・・・すなわち、ガンジーの多年の宿題だった祖国インドの独立は、1946年8月1日、彼の77歳の年に、ついに達成せられましたが、その翌々年の1月31日に、かれはデリーにおいて、一人の狂信的な青年の凶弾によって、その苦悩多かりし79年の地上の生に、終わりを告げたのであります。しかも彼の最後のコトバは、「その青年を許せ」と言ったと伝えられているのであります。・・・・・

上記は第五巻の 国家「我」の超克 殉教を欲しはしないが義務の遂行であれば栄誉として受ける。  ガンジーからの抜粋です。
今のユビキタス時代には、とても古臭く思われるかもしれない人生についての講話です。
3歳から老年に至るまでの人生の送り方の提案がされています。
説教くさいお話が苦手な現代の方たちにも、きっと生涯の光となる書物と感じます。