まさか現実と呼ぶ世界が影だとしたら
私たちは何にとらわれて生かされているのでしょう。
影として起きることに心底とらわれて生きているとしたら
なんともったいない人の生でしょうか。
「人心受け難し」
せっかく人として生まれながら
疑うことも知らず、幻想に埋没する人々の
多さはあまりにも大です。
「心が持つ本当の真価を味わい知る者はわずかしかおらず
それを完全に自覚し続ける者は一人もいない」
とても強力な自我は「分離」を気づかせず
常に感官から誘惑が続きます。
すぐ負けます。(笑)
ですが「分離」の少ない心が実践する赦しの連続で
人は奇跡を感じます。それは引き換えではない実践からです。
そしてやはり「分離」をしていないことは
真理なんだと次第に悟ってきます。
「赦し」の実践がそのことを導きます。
ただやるしかない世界観です。
「恐れとは常にあなたが望むことと
行うことが 葛藤する時に生じる緊張のしるし」