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トランプ前大統領の弾劾裁判が無罪となった。当然のことで、そもそもトランプ前大統領の弾劾裁判そのものがおかしいのである。民主党の首脳陣が、自分たちの国家反逆行為を隠すために、攻撃は最大の防禦とばかりに、トランプ前大統領の弾劾裁判を申し立てたのであった。
ここで改めてこの弾劾裁判なるものの内容を振り返ってみる。
報じられた内容はこうである。
「『米連邦議会議事堂の襲撃事件』をめぐるトランプ前大統領の弾劾裁判で、陪審員を務める上院議員による評決が13日に行われ、トランプ前大統領は無罪となった。有罪となるためには、定数100の上院で出席議員の3分の2以上の賛同が必要であったが、50人いる共和党議員の多くは「無罪」と判断した。評決の結果、有罪は57人、無罪は43人だった。共和党も7人が有罪と判断した。しかし、有罪に必要な67人以上には達しなかった。
連邦議会襲撃事件は、大統領選の結果を確定させる上下両院の合同会議が開かれていた1月6日に起きた。選挙で敗北を認めていなかったトランプ氏は、ツイッターなどを使って支持者にワシントンへ集まるよう求め、当日は集会で「死にものぐるいで戦え」と訴え、議事堂に向けて行進するように呼びかけた。その後、多数の支持者が議事堂に侵入し、警察官1人を含む5人が亡くなった。民主党が過半数を占める下院は1月13日、『反乱の扇動』でトランプ氏を弾劾訴追し、共和党からも10人の議員が賛同した。
2月9日に始まった弾劾裁判の審理でも、弾劾管理人(検察役)の民主党下院議員らは、議事堂内の監視カメラの映像や、連邦捜査局(FBI)の宣誓供述書などをもとに、暴徒たちがトランプ前大統領の言葉を受けて議事堂内に侵入した、などと主張した。トランプ前大統領を有罪とし、将来にわたってアメリカ合衆国で公職に就けないようにすべきだと求めた。
一方、トランプ前大統領の弁護人は、『弾劾裁判なるものの目的は現職大統領らの罷免』であり、すでに退任して一般私人となっているトランプ氏を裁くのは「違憲」などと主張した。さらに、トランプ前大統領の演説での言葉も政治的発言に過ぎず、「襲撃事件を扇動する意思はなかった」として、無罪を求めた。
事件後にはトランプ前大統領の責任を問う声が共和党内からも出た。しかし、トランプ前大統領が共和党支持者の間で強い人気を保っていることもあり、多くの共和党議員はトランプ前大統領との対立を避けたい状況にある。弾劾裁判の初日には、共和党議員の44人が、『弾劾裁判は違憲』という弁護側の主張に賛同した。
トランプ前大統領は2019年、政治ライバルのバイデン前米副大統領(当時)の「スキャンダル」を調べるよう、ウクライナ大統領に圧力をかけたという疑惑をめぐっても弾劾訴追されたが、この時も無罪となった。過去に弾劾訴追された米大統領は第17代のジョンソン氏、第41代のクリントン氏で、いずれも弾劾裁判は無罪となった。」
この報道には嘘が多い。まず「連邦議会議事堂襲撃事件」は民主党がアンティファなどを引き入れて起こした計画的テロであった。それをトランプ前大統領の所為にした。それに、事件の起きた時間、トランプは現場から2キロ以上離れた場所で演説していた。そして、最後に「もうみんな家に帰ろう」と呼びかけたのであって、「議事堂に行こう」などとは一言もいっていない。「死にものぐるいで戦え」と訴え、議事堂に向けて行進するように呼びかけたなどというのは、真っ赤な大嘘である。
また「暴徒たちがトランプ氏の言葉を受けて議事堂内に侵入した」と言うのも嘘である。トランプ前大統領の支持者は議事堂には行っていない。襲撃事件現場には誰も入れないのであるから、誰かがアンティファなどの暴徒を招き入れたのである。だからこそ、その報酬が貰えなかったのか、貰ったのが少なかったのかで、その後にもめて、民主党の要人が襲撃を受けている。議事堂内で暴れた者たちの素性も、今では明らかになっている。
今回は、ディープステート(奥の院)が「連邦議会議事堂襲撃事件」なるものをでっち上げ、トランプ前大統領がこれを引き起こしたのであると言う嘘事実を拵えて、これを世界中に流布し、歴史に残すことを狙ったのである。
トランプ前大統領は、二度も弾劾裁判を引き起こした宜しくない大統領だったと歴史に書き残し、それを後の人は学校で学ぶことになる。これまでの世界の歴史はこのようにして奥の院が自分たちの都合の良いように書いてきている。「フランス革命」や「ロシア革命」などの事件も同じで、その実体は全て奥の院による、フランス人やロシア人の「大虐殺」だったのである。奥の院のやり口は何時の時代も同じだと言うことが分かる。