「世界を共産化」 奥の院通信 2/16

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 共産主義というものを拵えたのは奥の院である。これはユダヤの集散主義を書き直したものである。先ず、1848年にマルクスに共産党宣言を書かせた。これが差別をなくし、人類を救う唯一最高の思想であり、この思想に基づいて社会を変えていかなければならないとした。そこで先ず、学者世界から共産化を始めた。世界中の大学で共産主義礼賛教育がなされている。日本も例外ではない。

 共産主義者が一つの思想に基づいて行動するのは自由であるとしても、問題は彼らが、目的達成のためには平気で人殺しをすると言うことである。近現代における大量殺戮は、戦争も含め、全て共産主義者やその団体が絡んでいる。共産主義思想は唯物(物だけ・心はなし)であるから、人間も物としか見ない。革命のためなら人殺しも善であるとはっきり公言している。

 近年での世界的な大量虐殺は、ロシア革命と称して奥の院が行ったロシア人大虐殺に始まる。この虐殺でレーニンとスターリンは、わずか20年足らずの間に、2千万とも3千万ともいうロシア人の身体検査をして、ただ労働者ではなさそうだというだけで殺害した。

  

 そしてその次に行ったのが、毛沢東による支那大陸の共産化であった。彼は支那事変から、先の大東亜戦争の間に、自分の権力掌握のために反対者を殺害し、大戦終了後は蒋介石との国共内戦で同胞を殺害し、中華人民共和国建国後も、「大躍進」、「文化大革命」と称して自国民の大量虐殺を実施した。この間に彼の殺害した人民の数は、おそらく5千万を超える。

 この中華人民共和国(中共)の指導者である中共共産党は、毛沢東の路線を引き継ぎ、現在も大量虐殺を続けている。彼らは結党以来一貫して、自国民や周辺民族の大虐殺を続けている。

 そして遂に、彼らは今回アメリカ合衆国にその手を伸ばしていった。学界(大学)、政界、財界とあらゆるアメリカ社会に工作員を浸透させ、その間に知的財産を全て盗んだ。アメリカ乗っ取りのための工作活動を着々と進め、遂に今回のアメリカ大統領選挙の盗みを行った。

 さすがに、先のトランプ前大統領は、これは問題だと気付き、任期始めから対策を講じ始めた。それが米中貿易戦争の始まりで、実際にファーウェイの孟晩秋をいきなり逮捕し、実際に中共の侵略を阻止する行動に出た。昨年からは、実際に工作員の排除を始めている。入国ビザを始め、滞在資格の厳格化も始めている。その途中で今回の大統領選挙となったのである。

 しかし、中共のこうした動きは、あまり認識されていないが、実際は奥の院がディープステートを使ってさせているのである。もちろん、トランプ前大統領は分かっている。奥の院は世界支配実現のために、これまではアメリカ合衆国を使ってきたが、最近はその役割を中共にもさせるということにした。そのためにアメリカ合衆国がどうなろうと彼らは気にしない。もちろん、彼らは双方を使う。

 奥の院は、アメリカ合衆国を中共に支配させ、この2国を使って世界支配に乗り出しているのである。だからこそ、奥の院はそのために邪魔になるトランプ前大統領を排除する行動に出ている。そして、その策は半ば成功しつつあるのかも知れない。

 しかし、今回の大統領選挙を切っ掛けに、アメリカ国民が多少目覚めたらしく、今回の大統領選挙後に誕生したジョー・バイデン新大統領政権が何となく落ち着かない。選挙不正があまりにも大きく、かつ露骨だったので、バイデン新大統領の大統領としての正当性を問われているようである。

 バイデン新大統領は息子のハンター・バイデン共々、中共の工作に完全に嵌まっており、実際にトランプ前大統領が打ち出した政策を徐々に変更しつつある。彼の政権がこのまま続けば、アメリカ合衆国は国ごと中共に絡め取られ、現在の中共と同じ国家体制となることは間違いない。アメリカは現在の中共と同じように、言論の自由はなくなり、国民一人一人が厳しく管理される監視社会となる。

 今回のアメリカ大統領選挙で、彼らは選挙を盗むことに成功したので、これからは世界中の民主主義国家も、これで簡単に一党独裁国家に変えることが出来る。そうなれば、今回の選挙を機に、アメリカ合衆国だけでなく、世界中が中共と同じ体質の国家体制になり、一気に世界は共産党一党独裁の監視社会となる。  

 これこそが、奥の院の目指す社会である。1952年にハンガリーのブダペストで、ラビのエマニュエル・ラビノビッチが演説した通り、全てのユダヤ人が王となり、人類を奴隷化できるのである(1昨日の奥の院通信参照)。これはディープステートの目標の、更に上の奥の院の目標である。ここはアメリカ国民の目覚めに期待したい。