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ベンガジ事件では、クリス・スティーブンス大使、ジョージ・スミス情報管理官、CIA協力者で元アメリカ兵のタイロン・ウッズ氏とグレン・ドハーティ氏の4人が犠牲になったが、法廷で彼ら4人の写真がホワイトボードに映し出された。ヒラリー被告は目をそらせていたという。
(ベンガジ事件とは、2012年9月にリビアで起きたアメリカ在外公館襲撃事件で、クリス・スティーブンス大使以下4人が犠牲になった事件である。)
検事役の中将は、「7年前に起きたベンガジ事件で、この4人の犠牲者がアメリカ国旗に包まれた棺に入れられて、家族の元に帰ってきたことを忘れることは出来ない」と法廷で述べている。
更に彼は「当時のヒラリー国務長官が、カダフィー大佐殺害後は反米イスラム過激派グループとの関係を持っていたのである」とも言った。
ヒラリーは、襲撃事件が終わるまで何も知らなかったと言い張っていたが、CIA別館にいた職員は1マイルも離れていない領事官が燃えているのを見た時、すぐにウィリアム・バーンズ国務副長官にこれを知らせ、副長官はすぐにヒラリー長官に電話を掛けている。
CIA職員たちは次に襲撃されるのは別館だと分かっていたので、防禦・反撃したいと連絡してきたが、ヒラリーはこれを拒否している。検事役の中将は、この時の電話の録音を再生した。
ヒラリーの笑い声が聞こえる。
ここで、「国家が大規模な攻撃を受けています。アロー(国務省におけるCIA別館のコードネーム)は防禦・反撃したいと言ってます。彼らは次に攻撃されるのは自分たちだと思っています。」とバーンズ国務副長官は訴えている。
ヒラリーは「午前3時よ、私にどうして欲しいの?」と言う。
バーンズ副長官は、「アローにゴーサインを出していいでしょうか?」と尋ねた。
長い沈黙の後、ヒラリーは突然「絶対に駄目よ。私たちはアル・シャリーアを敵に回すことは避けなければならない。もしこれが爆発したら、全て(シリアへの武器輸送)は台無しになるかも知れないのよ」と言っている(アルシャリーアはイスラム武装集団が名乗っている名称)。
ヒラリーらのディープステートは、シリアで暴動を起こさせようとしており、そのための武器をリビアからシリアへ送らせようとしていたのである。リビアは彼らの思惑通りにカダフィーを殺害し、彼らの予定していた計画が終わっていたからである。
検事役の中将はテープを止めて、「ヒラリーの最優先しているのは、政府(米国のディープステート)の秘密作戦を守ることだった。ベンガジの在外公館は、シリアで反アサド勢力に武器を密輸するための隠れ蓑として、CIAに利用されていた」と暴露した。
もし、ベンガジにCIAがいたことが公になれば、武器輸出作戦が崩れ、リビア暫定政府は、「アメリカ人はリビアの地に足を踏み入れることは好ましくない」と見るでしょう。
録音再生が始まる。
「アロー(CIAの隠れ施設)は撤退よ、分かった?次に何が起きようと、どうでもいいわ、彼らは一切動いては駄目よ」と、ヒラリーが叫んでいるのが聞こえた。
「アメリカ人が死んだらどうするのですか?」とウッズ(元米軍人)は聞いている。
これに対してヒラリーは「起こることは起こるわ、明日の朝私に報告して頂戴、私はベッドにも戻るわ」と言っている。
検事役の中将は、ベンガジにおける4人のアメリカ人男性の死は、ヒラリーにその原因があり、彼女はその責任を負わなければならない、彼女は明らかに彼らの死に加担しており、国家反逆罪で有罪であると主張した。そして、中将は今日聞いたことをよく理解するよう法廷に求めた。
ハイチでは大地震が起きた機会に、被災地で孤児となった子供たちを誘拐し殺害したが、このベンガジ事件でも、ディープステートは予定通りに紛争を起こし、そのためにアメリカ人が犠牲になることを何とも思ってなかったことが良く分かる。ヒラリーはアメリカ国家に忠誠を尽くしているのではなく、アメリカ国家に巣くっているディープステートのために行動している。彼女は奥の院のために働いているのである。