なんだか気になる人とか、
なんだか仲いい人とか、
なんだか感じいい人とか、
きっと先世でかなり深かったんだと思う。
そうでなくてもすこしだけあった人とか、
路できづかず行きかう人とかも、
やっぱりそんなことかも知れない。
半年以上お世話になっている娘のリハビリの先生に
「松山に行ってきたんですよ。」って言うと、
「私松山の隣町の出身ですよ。」ってかえってくる。
きのうもよく会社に訪ねてくださる友人が、
「あのありがとう看板の会社の人ね、
うちの娘の会社にコンサルの依頼にみえたみたいだよ。」だって。
どこかであとで繋がってくる。
ご町内の人たち、会社で一緒に働く同志の人たち、
もちろん家族、そして親戚、友人、どんなに深い縁なんだろうか。
みんなこのややこしそうな時代をともに
支えあって生きていく時代の連れ添い人なんだ。
できるだけ大切にしたいと、そう思う。
フランチェスカの祈り
「人は死して 永遠の生命を知る」 フランチェスカ
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生きていては知れないのだろうか・・・・
日本ダービー
「一着2枠3番ウオッカ 四位騎手」
なんというゴロのよさ。
日本ダービーで64年ぶりに牝馬優勝。
生まれる前だ。
浩宮様初の競馬観戦でのシーン。
何か意味ありげ。
牝馬が他の17頭の牡馬を蹴散らした。
長く陰を支えた女性が表舞台に。?
桜花賞の雪辱。?
正義は報われる。?
「人生は競馬のようなもの」・・・ウーーン
もうひとつ、
48年ぶりの日本代表,ミスユニバースで優勝。
日本女性がここでも躍り出た。
そしてカンヌでも・・・。
社員さん旅立つ
連休明けの7日、社員さんのお父さんから
電話があった。
「あの・・・Tが4日の朝急に亡くなりまして、
6日に密葬を済ませました。」
あまりのことに絶句。
「もうお医者さんもびっくりするくらいだったんです。」
80歳を超えてみえるだろうお父さんが、
気丈に話す。
「何にもできなくて、ほんとにすみません・・・。
お父さんお母さんもだいじになすってください・・・。」
電話口のむこうで嗚咽が漏れた。
1ヶ月を過ぎる入院。
だけれどまさかこんなにはかなく逝ってしまわれるなんて。
ほんとに一体どうなっているんだろう。
彼は独身、56歳に今年の11月になるところだった。
楽しいことも少なかっただろうに。
15年間病弱で定期的に幾度か入退院を
繰り返していたけれど、とてもまじめで、
毎月のお給料日の日報には必ず、
「厳しい時代ですが、今月もお給料をいただけました。
ありがとうございます。」と必ず書いてみえた。
特殊な性格の故か、社員さんにあんまり好かれて
いたわけではないけれど、黙々と偽りなく、効率的に
働く人でした。
あなた様によって多くの人が学びをいただきました。
私は社員さんが現役で亡くなるという経験を持ちました。
大きな体験です。
どうぞもうしっかりしなくていいですよ。
ゆっくりお休みください。
そんな風にお伝えします。
なくなる少し前に撮らせていただいた
ケイタイの写真。
すこしでも、よくなりますように、元気にまた
仕事に出てこられますように、
お祈りに持って行こうと思った写真が、
胸のポケットにまだあったのです。
「マザーテレサの真実」 五十嵐 薫 著
私がこの本を読みながら、むせび泣いているのを
見てか、「その本私にも見せてください。」と娘。
そして本を開いて、ほんのしばらくの後、
彼女は嗚咽した。
お会いしたかったマザーテレサがすでに
亡きあとの「インド心の旅」にお連れいただいた
五十嵐さんが、おそらく全編を通じて、
涙ながらに書き下ろされただろうことだけは
強く心に訴えかけるちからから推察された。
以下は本文の「はじめに」からの抜粋で、
マザーテレサの後継者シスター・ニルマラに
この本を世の中に出してよいかの確認をとる
ために出した手紙のやりとりである。
この本は決してマザーの伝記的な本ではない。
マザーの大きな意識が読むものすべての「いのち」に
語りかけてくるような本だと、ご紹介させていただきます。
山田
天音天画 0705
気づき
「若くして千日回峰行をした方が
仙台にみえて、その方と一時間半ほど
お話できました。」と、なんだか感激した友人からの電話。
なにか参考の本があるとおっしゃるので、
送ってくださいと頼んだら、すぐに届いた。
塩沼さんというその方と板橋禅師さんとの対話本。
自分としてはめずらしくすぐに本を開く。
そして一気に7割ほどを読み終えて、翌日
すべてを読ませていただいた。
19歳の若さで、すべての方がそうであるように
導かれる人生へと船出していった若者の
目指す先は修験道の極致である千日回峰行と
四無行(寝ない、食べない、伏せない、飲まない)。
高野山、金峯寺での行生活が待っていた。