そのことがあった日より以前にも、時々はそれまでの生き方を
振り返るようにはなっていた。
その日は44歳のある日だったが、年齢から来る人生への
感慨もあったのかもしれない。
39歳となったその5年前には、自宅を壊し8階だてのテナントビルも
建築した後だった。
その頃突然に町の高架高速道路が廃墟にみえたりした。
未来の子供がお母さんに訊いている。
高速道路を指差しながら、
「お母さん、あれなあに。?」
そんなイメージさえ浮かんだ。
この道へ その3 「自己啓発セミナー」
衝撃の一言を聞いてから何をしたくなったのかというと、
それは人間ってなんだ、自分ってなんだの問いの
答えを得ること。
それには自己啓発セミナーが一番だと、
いろんなセミナーを聞いたり調べたりした。
そして二つに絞った。
それはN創造○○○○とライフ○○。
ところがその二つはいずれも体験済みの紹介者が必要とか。
それで会う人会う人に聞きまくる。
川原さんの「吉和だより」 Uさんから
天音天画 0610
コミック「夕凪の街 桜の国」 こうの史代
息子から借りたんですが・・・。
届いたはがきから
天風語録 11/7
理屈べらべら言うやつが、
案外人生をのたうち回って生きている場合が多い
全体の責任は我にあり
もし何もかも捨てることができて、
それを欲するなら、山へ行けばいい。
人がいないところ、人と接しないところ。
でもすこし人間に未練があるなら、
良寛和尚のように、人の声がすこし聞こえる
山中がいい。(笑)
どこかの国が戦争をしかけてきても、
どんなに世の中で自殺者がでても、
あらゆる界で不正が行われようとも、
驚くような事件が起ころうとも知ることもなく、
そしてむろん人の世で感じる感動や、
肉体的な喜びや、悲しみさえも覚えることもなく、
世の中のあらゆることから遠く離れたらどうだろう。
少しいつもより暑いとか、寒いとか、
爆弾が落ちたら、誰かが落としたとか、
まず目の前のことをあれこれ思うのだろうか。
何もなく寿命を終えることができたのなら、
世の中の全部の責任を覚えることもなく、
すべてがなくなっていくのだろうか。
自分さえも・・・。
個という存在が体験し、あれこれ思い迷い、
喜び、悲しみ、嘆き、味わい、打ち震える人生。
人間とは何か、現象とは何かの問いに
答えるものはすくない。
まして実証となるとさらに。
どんなことが起きても忘れないでと叫ぶような、
数々の記憶がある。
それでもそんな記憶でさえ劇的な事象が
かき消そうとする。
人が死のうとするかもしれないのに、
心の揺れていない存在をながめる。
ただぼんやりとシーンを見つめる。
人生をとぼとぼと歩いている人間という動物。
本質を知る時が死の時なのだろうか。
他の方からのあたたかいメールに
感謝でいっぱいになった。
ありがとうございます
【世界一風変わりなセラピスト】
by Dr. Joe Vitale(ジョー・ヴィターレ)
www.mrfire.com
二年前に、ハワイに住む一人のセラピストの話を聞いた。
その人は触法精神障害者(訳注:刑法罰に問われたものの、精神障害を
理由に不起訴、減刑、あるいは無罪となった人のこと)の病棟に収容され
ていた人たち全員を、誰一人診察することなく癒したそうだ。
その心理学者は患者のカルテを読み、自分がどのようにしてその人の
病気を創りだしたのかを理解するために、自分の内側を見たのだそうだ。
彼が自分自身を改善するにつれて、患者も改善したという。
最初にこの話を聞いたとき、都市伝説だと思った。自分自身を癒すことに
よって他の誰かを癒すなんてことがどうやってできるだろう?
最高の自己改善の達人であったとしても、どうやって触法精神障害者を
癒すことができるだろう?
私には理解できなかった。論理的な話ではなかったので私は受け入れなかった。