随想 伊路波村から~「心を訓練する八つの教え」 ダライラマ 法王

「心を訓練する八つの教え」 ダライラマ 法王

1.すべての有情のために
 最高の目的を達成しようという
 如意宝珠にもまさる決意によって
 常に有情を慈しむことができますように

2.誰と一緒にいる時でも
 自分を誰よりも劣った者とみなし
 他者を最も優れた者として 
 心の底から大切に慈しむことができますように

3.いかなる行ないをする時も、自分の心をよく調べ
 自分と他者を害するだけの煩悩が
 生じるやいなや真っ向から立ち向かい
 すぐさま力ずくで退治することができますように

4.悪い性質を持った有情たちが
 悪行や辛苦に苛まれているのを見た時
 貴重な宝を見つけたかのように
 得難いものとして大切に慈しむことができますように

5.誰かが私に嫉妬して
 罵倒し、侮辱するなどひどい目にあわせても
 負けは自分が引き受けて
 勝利を他者に譲ることができますように

6.私が助けてあげて
 大きな期待を寄せていた人が
 理不尽にも私をひどい目にあわせたとしても
 その人を聖なる師とみなすことができますように

7.要約すると、直接的にも間接的にも
 母なるすべて(の有情たち)に利益と幸せを捧げ
 母(なるすべての有情たち)の被害と苦しみをみな
 ひそかに私が引き受けられますように

8.これらのすべて(の修行)が
 世俗の八つの思惑に汚されることなく
 すべての現象は幻の如きものと知って
 執着を離れ、束縛から解放されますように
   

随想 伊路波村から~愛の中へ バラさんありがとう

この10日間は物凄かった。

なかなか、今もボーッとしてる。
バラさんから頂いたパソコンの調子が
おかしくなってから、ずっとバラさんがいた
それまでの10日間だった。

10日タカオがバラさんと会った。
それまで時々二人だけでデートしてたように。
タカオを息子のように感じてたんだろうか。

「うなぎ食べに行く。」とタカオ。
「元気になったんだーー。」とすこし心が喜んだ。

帰ってきたタカオ。
「うなぎ行けんかった。
プライナスの歌、聴きたいって。」

タカオやまわりの人が調整して、
バラさんと入院してる患者さんの
希望者だけの聴衆のライブをすることに。
14日バレンタインデーがその日。

ひさしぶりにバラさんを見舞った。
「ヤー」に笑顔で応える。
でももうおそらく肺が少ししか機能していないの
だろうか、話す言葉がかぼそい。

男性群にはチョコレートをしっかり忘れないバラさん。
細かい配慮はバラさんらしさの現れ。

プライナスの演奏が始まる。
おそらくこんなライブはもうないだろう。

生と死のはざま、すべてを覚悟した人は
純粋な波に満ちている。

「出した音が返ってきたり、スッーっと
吸収されたりはあったけど、そのままそこに
アル感じは初めてです。」
演奏後のプライナス、ヒロリーダーの言葉。

終了後、疲れたのか、バラさんは横たわっていた。
「じゃあね」の声に、
後ろを向いたまま短く手を振った。
それがお別れだった。

プライナスにバラさんから多額のお金が届いた。
いったいどこへ返すの!バラさん。

「ねえ 今の正直な気持ちを手紙に書いて、
速いうちにバラさんに届けるのがいいよ。」

そんなことがあったライブの日から二日後の
16日、訃報が届いた。

告別式の受付は友達ばかり。
丁寧にすべてが読まれた弔電。

バラさん、お姉さん、と呼びかける親しい声が
届くかのようだった。

17日通夜ではプライナスは「ラウンドスケープ」をうたったらしい。
18日告別式では「愛にふれるソング」「サンキュー」
そして「こころのうた」でバラさんを送った。
みんながバラさんを花で包む。
こんなにたくさんの涙のお別れは体験がない。
みんなが泣いていた。

あまりに速すぎる訃報に、プライナスのお礼は
間に合わなかった。

棺にヒロ君が書いた絵とみんなのメッセージを入れた。
じつは18日告別式の日の朝6時、
もうバラさんはやってきていた、そんな気がした。

プライナスは今日も金山で昼ストリートライブ。
バラさんに大きな力を頂いた。

バラさん また会おう。
パソコンずっと持っとるわ。
      

随想 伊路波村から~シャローム イスラエル

ある日曜日、「シャローム イスラエル」という
イベントに出かけた。

内容はただ現在の駐日イスラエル大使による
「ユダヤ魂と武士道」という講演があることだけが
わかっていた。

その4日ほど前、三重県津市の赤塚高仁さんから
参加勧誘のメールが届いていた。
めずらしいなあと感じながら、すぐに
参加のメールを打っていた。

そのころは、他の方の講演をお聞きすることはほとんど
なくなっていたのだが、何故だか参加したくなったのだ。

それでまた伊路波村のイベント紹介にも
掲載させていただいた。
伊路波村びと5名が参加となった。

だいたいイスラエルと聞いただけで、
少しならず身を退く人が多い中で、
めずらしい人たち。

名古屋の繁華街、今池の「ガスホール」が会場だった。
午後2時の開演少し前に会場に到着。
赤塚さんが受け付けの一番先頭で
待ち受けてみえる。
おひさしぶり握手。

住所氏名を参加用紙に記入する。
所属はテクニオン協会。
現会長は赤塚さんで、故糸川英夫博士
ゆかりのイスラエルと日本友好の会の名前だ。

6年ほど前に糸川博士の遺骨とともに、イスラエル初代
首相のデビッドベングリオンさんのお墓に
お参りしたのである。
糸川さんもベングリオンさんもほとんど知らなかったのに。
その時しかたなく(?)会員を名乗ったわけでの記入。
さすがに駐日大使の登場とあって、
金属探知機のゲートで厳重チェック。
そして会場内へ。

会場はほぼ満員。
和服姿の女性も多い。
すいていそうな後方の席をさがしてウロウロ。
そこで卒論ゼミの恩師を見つけ絶句する。
えーーーーなんで。?

もう恩師と教え子の境などない。
先生は確か72ー3歳か、
こちらは56歳。
こんな年になったら友達みたい。

固い握手をかわして、先生の前の席に座る。
すぐに会は挨拶から始まったので先生とは
それ以上お話できず。

両国の国歌斉唱。
イスラエルメロディーのピアノ演奏。
アコーディオン演奏と続く。
なんだかお隣のお2人はすでに
はなをクシュクシュさせている。(?)

マイムマイムなどおなじみのフォークダンス曲が続く。
イスラエルの国歌と日本の国歌のみが短調の国歌と
聞いていた。なんとなくもの哀しい曲が多い。

そしてイスラエルの唄の独唱女性が登場。
「ユーカリの花」が最初の曲。
司会の方が歌の前に、歌の説明をされるが、
まったく頭にはいらない。
歌が始まった。

じっとヘブライ語の歌を聴く。
またその旋律に響いているいのちを感じる。

「母が ここに 来た時 美しく そして若かった

それで 父は 丘の上に 彼女のために 家を建てた

春は 幾度も巡り 半世紀が過ぎた
そしてその間に 巻き毛も 白髪に変わった

しかし ヨルダン川の岸辺では  なにも起こらなかったようだ

同じ静けさ そしてまた 同じ景色

あおの ユーカリーの林 

あの船 あの橋 

そして香り 

水の上に ぜにあおいの  」

あと2曲あったのだが ほとんど行ってしまっていた。(笑)

映画上映が続く。

1948年5月14日 イスラエルは2000年近くの
流浪の民に終止符を打ち建国する。
分割されたイスラエルとアラブの分離はここから始まった。

国土の殆どが砂漠(地漠)のイスラエルは半世紀をかけ、
すこしずつ緑の国にへと変化を遂げた。
砂漠の農場や養魚場。
植林やクロレラ栽培。

イスラエルの叡智は過酷な国土さえ
変化させる力を持っていた。
そのことにもっとも力を与えたのはベングリオンさん。

デヴィッド ベングリオンさんの高台にあるお墓から
荒野を望む時、今も続くイスラエルの哀しみと
希望を感じない者はいないかも知れない。

休憩 講演と続き、散会。
先生に息子や友人を紹介。
クリスチャンである先生は、主催者の方から
お誘いを受けたから、おいでになったようだった。
「幕やの人も含め、世界中の人々がキリスト教に
なれば世界に平和が訪れますよ。」

いろんな考え方があるものだ。
先生はご健在だ。

古希のすこし前に奥様を亡くされたと聞いていたが、
「最近 ご縁で恋人ができまして それで今年
紹介もかねて 集いをします。」
凄いぞ先生。!!

怒ったお姿を、見たことが無いのです。

シャローム、エルサレムは「平和」

イスラエルは「神との戦い」

随想 伊路波村から~しのちゃん

娘の日記です。30歳になれました。

1月27日

心友

今日ともちゃんとかこでお茶をしたうさぎのさるぼぼとアルバムとMDをもらった。お茶おごった。家にも招待した・ ともちゃんは私の親友だ。心友のほうかな、メンタルだ。親友ってなに?って思うことあるけど一緒にいてぽわんとできるともかなと思う。今日はお菓子の本みてガトーショコラなんてどう?いろんなタイプあるね。もうすぐバレンタインだね。手作りは家とあとはだれかな。なにしろガトーショコラは作る予定。うさぎのショコラデジカメでとっていい?どうぞ。ショコラも心友。しの

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随想 伊路波村から~人間は何で生きているんですか? 020620

ありがとうおじさんへのある方の質問
Q 人間はなんで生きているんですか?

A そうねえ。まず「生かされてる」のよね.神様に生かされてるのね、
神様も本当は生きてるんでしょう。
その神様は目的を持って
生きてるんですよね。「生きてる」というのは、
いうたら「命の働きが躍動して動いている」という意味よね。
常に、宇宙の創造が一瞬一瞬
新たに行なわれてるという意味ですよね。

神様は何故宇宙を創造しているのか。
やっぱり「喜びを表現している」んですよね。
宇宙全体に。喜びの連続ですよね。

人間も神様の本当は分身として、神様と一体の自分として、
神様の喜びを一緒に味わうわけね。
ただ、一人一人が異なる喜びの味わい方をしてくれないと、
神様は困るんですね。

同じ味わい方だったら二人は要らないですよね。

万人がいてたら、万人全部異なる味わい方をして欲しいのね。
それを全部束ねて神様の大きい喜びに変化するのね。
だから、人は神様とともに生きてるのね。
どこまでも神様とともに生かされている。

目的は神様の目的を持って生きている。
それは、喜びを大きくすること、幸せを大きくすることよね。

Qそれは、自分が思う喜びでいいんですか?

A 自分は自分なりの喜びが、順番に深く大きくなっていくわね。
他の人は、また他の人なりの喜び、味わい方が違うのね。
それはそれなりにどんどん大きく深くなっていくわね。
人まねはいらないね。人まねはしなくていいのよね。
あくまでも自分は自分よね。

Q 自分の喜びを追求していったらいいということですか?

A だから、自分の喜びは神様から来るのよね。
神様から離れたら喜びは消えてしまうよね。
神様から与えてもらうものを、
充分に受け切らないといけないね。
神様の喜びが自分の中に入ってくる。
それを喜べるという状態ね。
だから小さい喜びじゃないよね。
神様の喜び、一人ひとりに与える喜びは、
無限の無限の喜び、大きい。
最初は小さいよね。喜びでもね。
だから、思いの自分を生きているときは、
ちょっと思いどうりになって喜ぶぐらいでしょう。
もの凄く小さいのね。
それを無限に無限に大きい喜びに変えていく勉強がいるの。
それが感謝に生きることよね。
感謝に生きてると気付きが増えて喜びが
大きくなるね。それが深くなっていくね。
神様が与えてくる無限の無限
の喜びにどんどん近づいていけるね。
一人一人が無限の無限の
喜びを味わいつづけて欲しいんでしょう。神様はね。
それを全部束ねて、もっと大きい喜びを神様は味わいたい。

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人間はどんなときに喜びを感じるのかは人さまざまだ。
でも、深いところでは共通しているのだろうか。

「どんなときに嬉しい?」ある人に聞いてみた。

「うーん。他人が嬉しそうにしているのを見るときかな」

この人はもう神様だ。

随想 伊路波村から~マジシャン ヒロに観るもの

「天才マジシャン・ヒロのスーパーストリートマジック」


上から階段をドタドタと降りてきて、
「ヒロがでてるよヒロが。!!」
息子が言った。
それでテレビのチャンネルを変えると、
ストリートマジシャン ヒロが電車の中で
空中に浮いて真横になっていた。


もう一人のマジシャンセロは足をつけたまま倒れては
そのまま手を使わずに起き上がっていたけれど、
それより凄い。


ここまでやっていいの。ってセンセーショナルだった。
再放送だったらしくて、検索にかけたら去年の11月の
あるブログにその番組のことが書いてあった。


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今日のテレ朝「ドスペ!」で天才マジシャン・ヒロが登場した。
私はヒロなる人物について全く知らない。

先入観なしにとりあえず番組を
見ることにした。(注:途中から見ました)
JAFのような車に同乗したヒロが、ガス欠で困ってるドライバーの前で、
「私がこの空のペットボトルをガソリンで満たします」と宣言。


そのドライバーの前で、空のペットボトルを片手でユラユラ揺らすと、
どこからかガソリンが湧いてきて、みるみる満たされていく。そのガソリンは
もちろん本物のガソリンだった。


しかし、この時は、「どうせ、何か見えない管をとおしてガソリンを陰から
注入したんだろ」と半信半疑だった。


場面は変わり、次はインロック( かぎを中にいれてドアロックしてしまう事)
の車の前に。ヒロは道具を使わずに手でキーを取り出すと言い出す。むろん、
車は一般ドライバーのもの。


ヒロはドアに手を当てたと思うと、ゆっくりとドアに指をめり込ませる。
徐々に手首全体、そして肘までドアに入れると、キーを引き抜き、そのまま
ゆっくりと手をドアから引き抜いた。
まるで水の中に手を突っ込んだようだった。

ドアにはうっすらと傷がある程度。
その傷も指でこするとたちまち消えてしまった。


このマジックが不思議なパワーによるものだとは思えない。

なにかすごい
トリックがあるに違いない。でも、ワケが分からん。
手をめり込ませてる間は、その周辺が窪んで柔らかくなってるようだった。
マジックの間はずっと手元をアップで映していたが、不審な様子はなかった。
100
歩譲って、そのドライバーがサクラで、ドアにもすごい仕掛けがあったと
しても、ドアの状態が元に戻ったのを物理的に説明できない。


うーん、カメラをストップして、特撮のように撮ったのか?
その他にも、電車の中で重力を無視して空中浮揚したり、

体を回転させたりと
不可思議なマジックを連発。
こんな衝撃は以前、特番で見たマジシャン・セロ以来だ。
「毎日1分 芸能裏情報コラム」から
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このところからまだ凄い場面が最後にあった。
ある店舗のガラスでできた自動扉の前にひとだかり。
固定のあとの窓もみんなガラス製だ。


自動ドアは電源が入ってなくて人が近づいたが
開かない状態。
そのガラスのドアをヒロは通り抜けるという。(?)


緊張の瞬間。
ヒロは左手をスットガラスに貫通させた。
そして次第にからだもガラスをすり抜けていく。


完全に店舗の中に入ったヒロ。(ガラスの向こう側)
まるで水のカーテンを濡れもしないで通りぬけたかのようだ。
そして向こう側からスイッチを押して扉を開けた。
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この場面を見て、幾度も人をお連れしてお訪ねした、
長崎は川棚駅前のマジックカフェ「あんでるせん」に
初めて言った日にマスター久村さんの言った言葉を
思い出した。


これまではあんまり他人にはお話したことはないこと。
有名なミスターMさんが、あんでるせんを
訪れた日のこと。
1時間あまりのすべてのマジックが終了して、
M
さんは久村さんに質問した。


「あなたのマジックはだいたいわかりました。
ところであなたのマジックの原点はなんでしょうか。」


そう訊かれた久村さんは右腕を壁に貫通させて、
引き抜いた。
マリックさんは不思議な顔をして去ったという。
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未知能力。
久村さんはそう呼ぶ。
意識エネルギーとも、波動エネルギーとも呼ばれる


量子エネルギーは、原子転換さえ可能にするものなのだろうか。
ふしぎな行為を見知ることで私たちはこの世の実態に
せまれることができるのかも知れない。


生体の転換再生や存在の同時性(スーパーポジション)、
そしてパラレルワールド。


無限の世界はひとりひとりのものでもある。

天音天画 200203

EPSON MFP image
EPSON MFP image

いわひうた きみがよは にごらで たへぬ みかはみず

すへすみ けらし くにたみも げに ゆたかなる よものうみ

ほっかひ なんかひ とうてんこふ しゅごし たてまつる

しかひの りゅふおう ゆうし さんさん おみわたる

れいわの ひかり かがやき たいらに てらす

あしもと くにのそこ かためて かためて たいらに ならし

こころも そへて ばんじ にょひ いしきが みへたら

うごきだす つむぎだし かたしめし へいせひの みよに

かさねた れいわの あかし いちから はじめて

ならす てんめひ くみて しきたり まつに つる

ふたへ みへ いとを とおして すずつけて

たけに あきづき ぎんこふの かがやき うめに うぐひす

はるつげる ときの まも みたり きいたり

ためしたり あかし もとめて かたしめし かずしめし

ひとりが ひとつ ふたりで ふたつ ひぃふぅみぃ

さんふく つひで なり あがる かたしめし

やまとびの うつくしき しぜんの ながれを きほんに

おきて くにつくり ものうつくり ひとつくり かたしめす

れいわの ひかり こうこふと はなち はじめる

この てんめひき れいわのき

令和二年二月三日 午前4時32分

 

 

 

随想 伊路波村から〜感じるものこそ 030225

感じるものこそ 030225
「感じるものこそ大切です」

人生のあらゆるシーンを体験する私たち。
さまざまなことに心を動かされ、行動する。

仕事でのこと、集いでのこと、映画、演劇、コンサート。
そしてさまざまな方のお話。

感動が起きた時、人は行動に移す。
けれども感動がうすれるころ、人は離れる。
そして次のステージへ。

追いかけても追いかけても得がたいものは?
そして追いかけるほど得られないものは?
あらゆる感情や感覚を抜き超えたものは?

おそらくそれを体験した時、ごうごうとした光の中で
感謝がっぱい溢れ出すことだろう。

そしてそれからの人生は一変するのかもしれない。

「どこへ行くことも無い。汝の戸をしめて祈りなさい」

イエスはそう語った。
求めに求めてさまざまな場所に旅をし、
さまざまな人に逢う。

それが徒労だといいたいのだろうか。
感動もいのちの震えも感謝も、決して強制が
できるものではない。

「感じることこそ 大切です」

私たちの個性の旅は続いている。

随想 伊路波村から~何処へ 020911

光を語ればすべては見えない。

私たちは見える所に生かされている。

ビルの端にかかる夕陽をみると
ビルの一部が消えてしまう。

あまりににぶいそして粗い光の中で
生かされているから物がみえるのだろうか。

アンデルセンの久村さんが壁に腕を通した。
そして抜いた。

私たちのまわりのいつもあるものってなんなのだろう。
明日がくると無意識下に信じているから明日がくる。

明日はこないと思う人には明日は来ないかも知れない。

今ある物体が400km離れた知らない場所に瞬時に
置き換えられる。空間って、時間って何だろう。

三次元をはるかに抜き越えた多次元からみれば
そんなことはあたりまえかも知れない。

ここまできたらそして一緒にいるから、
意識をつなげていようよ。

意識のチェーンで輪をつくろうよ。
せっかく会ったんだから。

過去と呼ばれるあらゆるできごとも、
未来と呼ばれるまだ見ぬ出来事も、
みんな今、一人が創ったことだろうか。

限りなく孤独であって、限りなく満ち足りた
すべてのあなたよ。

一人しか,ひとつしか存在がないのです。

随想 伊路波村から〜空気銃と祈り 001109

空気銃と祈り 001109
2000年11月9日 記

11月1日、仕入先会社会長の葬儀のため東京に出向いた。
寒い東京だった。

浅草東本願寺。盛大な葬儀は午後3時終了した。
名古屋から参列した問屋仲間のKさんとSさんに出逢った。
一緒に帰名することにした。

ひかりの11号車に乗り込んだ。グリーンが10号車だから、
ここは居心地がいいからだ。指定をとっていなかった。ドキドキ
しながら席の埋まるのをみていた。仮に陣取った13番のABC
席だけが横浜を過ぎても指定の人はみえなかった。ラッキー。

A席が私、B席がSさん、C席がKさんと座り、宴会が始まる。
ビール、ウイスキー、酒。酔いながら名古屋まであっというまの
時間だった。
実はSさんは、3年ほど前、倉庫と事務所をほぼ
全焼という体験をされた。そしてKさんは先の名古屋西区の
都市洪水で大被害を受けられた方なのだ。まさに火と水。
まるで火水(かみ)の横におかれた凡人の私であった。
話ははずみいつも笑顔をたやさない。そしてあいさつを
率先してされる。

火のSさんの幼少期のこととなる。
彼は62歳、還暦前から赤が大好きな方で、
今日も赤のネクタイにチャッカリ喪服が似合っている。

Sさんの小学校4年の時のできごと。空気銃がはやった頃の話。
Sさんは遊んでいる時、草むらの中の同い年のこどもの頭を
誤って打ってしまった。おどろいて、その子の家に知らせに行く。
おろおろして、どうしたらいいかわからない。

親御さんが、その子の親に謝り、子供等の事件であり穏便に話し
がついたようだった。打たれた子供には重度ではないが障害が
でた。Sさんは父親に言った。「僕はあの子にどうすればいいんだ
ろう。」父は応えた。「子供のお前に何もできない。
あとはワシがやるからお前はあの子のために祈りなさい。」と。
そしてSさんは小学校4年のそのときから62歳にいたる今日迄、
仏壇に水と米を毎日そなえる。そしてその子の為に祈ってきたの
である。いつも笑顔で元気でとっても年令62歳にはみえない
Sさんにそんなことがあったのだった。

翌2日、ある集まりの二次会の寿司屋さんでこんな話をしていた。
そして翌日、この話をきいてみえたT子さんからメールを
いただいた。グッときた。
                     
 山田さんがお話された空気銃のお話を聞きながら、私は母の
 ことを思い出していました。すごく前に母がサラリと
言ったことを 自分の頭の中で膨らませてそれを事実と
思っているかもしれないので、そのとき言いませんでしたが、
今朝母に確認してわかりました。

 そしてもっといろんなことも。
 実は、母も昔、空気銃で頭を撃たれたことがあるのです。
近所の子供が 二階から遊びで撃っていたのが、
母の頭頂にあたって、気を失って倒れた そうです。
そのとき私がお腹の中にいたそうです。

(それは今日知りました)大量の出血がありそして弾が
頭に入ってしまったため手術をおこなったそうです。
 近所の人や、親戚はすごくおこったけど、相手が子供で
将来があるから ということで、父も母もおおごとに
しないようにとまわりの人に頼んだそうです。
幸い目にみえるような後遺症はありませんでした。

 随分前に母が「寒いと空気銃でうたれたところが痛いわ」と
サラっといったのを聞いてすごく驚いて、
どんなことがあったのか聞き出してもっと驚いて
「母を撃った人はなんていうやつだ!」と
すごく頭に来て、「ひどい人だね!」と私はおこってましたけど、
母はニヤニヤするだけでじれったい 気がしました。
昨日の山田さんのお話を聞いて、撃っちゃった人もすごく
苦しんでいたんだなと思いました。

そんなこんなで今朝は空気銃の話題だったのですが、
母は「あの子も何歳になったかなあ。あんたよりも年上だわ。
今何やってるかなあ」と言っていました。
T子拝