俳優のオーソンウエルズが映画関係者が集まるパーティーでこんな場面を目撃した。マリリン・モンローーのまわりに大勢の男が集まっている。一人の男がモンローの服を突然破ったという。ひどい話だがビックリするのはモンローの反応か。その屈辱にもモンロー笑ったというのである。許したわけではない。笑うことで怒りを封じ込めたように見えたという。笑うしかなかったのだろう。ライバル俳優のひしめくハリウッド。その中にあって役を勝ち取らねばならない。悪質な行為とはいえ、騒ぎ立ててお偉いさんの興をそこねたくない。モンローの怒りに震えた笑顔を想像する。その顔はハリウッドのおぞましい歴史のシンボルだ。・・・・
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「初心にかえって」 矢頭美世子のひとりごと
通販のやずやさんから通信が参りました。
同じようにやずやさんの商品を取り寄せてみえる方は
ご存知かもしれませんがご主人を亡くされてから
跡を引き継いで立派な経営を実践されてみえる
美世子さまの文章がすばらしく、一部掲載させていただきます。
人生にとって「感動」は糧です。
特に文中の亡くなった先代様の言葉がとても胸に響きました。
「財を残すは下」
「事業を残すは中」
「人を残すは上」
「感動を残すは最上」
ここからです。
矢頭美世子(やずみよこ)のひとりごと
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「復讐するは我にあり」
人生では自分ではどうにもならないことがあります。
自分が何もしていないのに、意地悪ばっかりする人に
毎日会わなければならない。
どんなに理由を考えてみても、自分にはみあたらない。
まったくそりが合わない人と、一緒に毎日仕事を
しなくてはならない。
悪事を働いていることが分かっていても
その人はやめようとはしない。
その人に言う事も出来ない。
心がしおれてしまう。
そのようなご縁でも結局は何時の時か
自分が出した意識が返ってきたと考えると、
確かにすべてを受容しなくてはならないことも
明らかです。
イエスは姦淫した女を前に言いました。
「家に帰りなさい」
「今後はもうしないように」
「人間の運命」芹沢光治良 著 R5 10/9
20歳のころやっと本を買えるようになった。
アルバイトで余裕ができたからだったのか。
その頃わが生涯で最も生き方に影響を
与えたのがこの本「人間の運命」。
長編だ。
主人公森次郎の明治大正昭和に渡る物語である。
これは芹沢光治良さんの自伝的な小説である。
森次郎は幼い頃父母兄が天理教に入信し
その伝道師となる。
だから捨てられた次郎は祖父母に育てられ、食べるものも
満足に食べられず、着るものも粗末。
そして幼い子供たちの面倒を物心共に面倒を
みるお役をいただく。
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雑感 残る業の体感、そして情報削減の始まり R5 10/8
9月が終わる本当の日、今日10月8日に
特別な感慨を持って書こうと思っています。
本日は息子Tの誕生日、御町内の創作バルの
のぶしょうさんでお祝い会です。
といっても家族三人でですが。
本日新聞の一面はパレスチナのハマスが
イスラエルに向けて爆弾を放ったとありました。
実はこの二か月間は自分の中に眠る最後の業(ごう)とも
いうべきドロドロの心に正面から向き合う日々となりました。
実家の森本家の両親兄弟はすべて他界し、一番長く生きた
兄でさえ77歳で他界となりましたので、自分に
残された今生での肉体の時間はあまりに短いことを
実感させられています。
その時期に最後のお試しかのような事柄に
会います。このことを体験し、また体感しなければ
今生は終えることが出来ないと、天からまた
自らの内からの霊性の響きを受けています。
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吉田松陰 「覚悟の磨き方」 池田 貴将 著 44 終節
ご両親への手紙
平生故郷のご両親に手紙を書くことも
少なかった松陰ですが、死の日が決まり
お別れの手紙を送ります。
松陰がご両親に送ったうたです。
「親思う心にまさる 親ごころ
きょうの音づれ なんと聞くらん」
子が親を思う心に はるかにまさる
親が子を思う気持ち
今日の私の死のしらせを
お父上様お母上様はどのような気持ちで
聞かれるのであろうか。
辞世の句です。
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」
私の身がここで滅んだとしても、
私の日本人としての魂は、ここに置いていくことにします。
了
「覚悟の磨き方」
超訳 吉田松陰
編訳 池田 貴将 から
吉田松陰 「覚悟の磨き方」 池田 貴将 著 43
人生は四季を巡る
もうすぐこの世を去るというのに、
こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、
春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです、
春に種をまいて、夏に苗を植え、
秋に刈り取り、冬がくれば貯蔵する。
春と夏にがんばったった分、
秋がくると農民は酒をつくって、
なんなら甘酒なんかもつくって、
収穫を祝い、どの村でも歓喜の声があふれます。
収穫期がやってきて、きつい仕事がようやく終わった。
そんなときに、悲しむ人なんていないでしょう。
私は30歳で人生を終えようとしています。
いまだ、何一つできたことはありません。
このまま死ぬのは惜しいです。
がんばって働いたけれど、
何も花を咲かせず、実をつけなかった。
ですが、
私自身のことを考えれば、
やっぱり実りを迎える時期がきたんだと思うんです。
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