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昨日の通信で書いたラシニエ(1906-1967)は死去するまで、絶滅文献の全ての物語を調査した。『他の王国』を書いたデヴィッド・ルーセットやジャン・ポール・ルナール神父を追い、彼は『鎖と光』の中で、「ガス室がブッヘンワルドで作動していた事実を如何にして確認できたのか」と質問している。神父は「他の人々がガス室の存在を教えてくれた。私は自分が見たこともないが、ガス室のことについては、好んで証人のような姿勢を取ってきた。」と答えた。実に正直である。